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新島旧邸とゴッホ展(京都市美術館)に行ってきました~新島旧邸

2013-04-13 15:14:21 | 建築。レトロ・旧家・古民家
新島旧邸はずっと以前にドラマが始まると混雑するので早く見に行こうと
問い合わせをし、予約をしていたが行けなくなった。

それが今回やっと実現した。
ちょうどゴッホ展もあり、おこずかい不足の私には助かる。

友人と待ち合わせをして、丸太町の駅を降りた。

この烏丸丸太町と言う地は京都で僕が一番思い出深い地だ。
30歳前に、そこそこデザイナーとして頑張っていたが、
京都出身のデザイナーの独特な感性に興味をもって、
今までの経験を全部捨てて、全く知らない京都のデザイン会社に飛び込んだ。
当時、京都で一番有名なデザイン会社だった。
それがこの交差点の奥にあった。今はそのビルもない。

そんな感傷にふけながら、御所の南側を東に歩いた。

新島旧邸
同志社英学校を開校した地、同志社発祥の地だ。
その後新島が自宅を建てたのがこの新島旧邸。

建物外観は引きが悪く、また大きな木が邪魔をして写真に収めづらい。
コロニアル様式風と言う、和洋折衷の建物だ。

私は和洋折衷様式の多い大正建築(専門的な言葉か知らない)が一番好きなのだが、
この館は和風の家に様式の便利さを取り入れている感が強い。

今まで見たこの類の建物から見ると、
井戸が板の間に有ったり、厨房が土間ではないこと、
トイレの男性用トイレが陶器でできていたり、
女性用トイレは江戸時代からある穴空き式のまたぐトイレを
そのまま、座位でできるように高くしてある形で面白い。

台所にしろ、男性トイレが陶器と言うのは
使い勝手や掃除のしやすさを感じて、
なんだか女性目線の作りだと感じたのは僕だけだろうか。

和風の家に西洋の便利さを取り入れた、
当時ではから李変わったものではなかったろうか。

ドラマのきれいな女優さんのイメージでモダンガールの意識があるが、
田舎のおばさんと言った八重さんの風貌を見ると、
見た目の中に、古い会津女の育ちを感じつつ、
考え方は現代女性の高率さを持った、モダンな女性を感じる。

新島襄の西洋かぶれの雰囲気と対照的に
活動的な八重さんの着物の着こなしの雑さと
西洋風帽子、帯にネックレス風のものをぶら下げた
こだわらない西洋感覚の取入れの様な感覚に
とても面白さを感じる。

建物の中にもそういう八重さんのこだわらない
西洋の便利さ良さをいろいろ取り入れている設計がみられる。

やはり、あの時代に女性で銃を構えただけの性格がある。


新島旧邸を出て東に歩いたところで
お好み焼き屋さんに入った。

雰囲気で飛び込んだ店だが
オムライスはちょっと変わっていておいしかった。

京都らしい、小鉢が3つもついていてこれが美味しい。
さらにオムライスはふわふわたまごで真ん丸に作られていて
真ん中に小さなまるで半熟状態の卵が。

画像を取り忘れて残念だ。

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