農園の愉しみ, 感動の種を蒔きたい。

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玉ねぎや 収穫重き 栗花落(つゆり)かな

2018-06-11 11:53:28 | 日記
上野原の農園で玉ねぎを作り始めて、ちょうど5年になります。毎年、ほぼ満足のいく出来栄えのように思うのですが、理想的には、玉ねぎの収穫には、いくつかのコツが大事と言われ、出来栄えは、農園周辺の方々の知恵とノウハウによる、アドバイスのお陰であります。2~3具体例をあげますと、まずひとつは、天気のいい日に収穫すること。その理由は、畑が湿っている時に収穫作業をすると、玉ねぎの表面を土が傷つける可能性があり、傷みやすくなる心配があるようです。それと、畑から引き抜いたあとは、風通しのいい場所で、何日か横にして干してやるのがコツです。そうすると、茎に残されていた栄養分が、玉ねぎに凝縮され、美味しさが増すからです。このあたりも、いつもお世話になっている西隣りの畑の御主人のアドバイス。ところで今回、耳慣れない言葉とも思うのですが、玉ねぎの収穫には要注意の、「栗花落(つゆり)」という3文字の出現です。読んで字の如く、「栗の花落ちる」、梅雨入りを表す言葉、つまり栗の花が散って落ちる時期と同じ頃に梅雨入りするというのが由来というわけです。今年は特に顕著でしたが、すぐ南隣のお宅の庭の栗の木が花をつけ、萌黄に色づき、花を散らし始めましたが、湿気と雨が大敵の玉ねぎの収穫にとって、梅雨の入りが気になりますね。もう、関東圏も梅雨入り宣言が発令されました。収穫のスペシャリスト、「レッドブーツ女史」と、「レデイバード」さん中心に「栗花落」前に、収穫終了。それにしても、3畝分の玉ねぎの重いこと。重いこと。(ストロー・ハット)。







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