池袋犬儒派

自称「賢者の樽」から池袋・目白・練馬界隈をうろつくフーテン上がり昭和男の記録

春は出発の時

2022-04-08 09:24:30 | 日記
日に日に緑が濃くなり、やや冷たい風が吹き、あちらこちらで小鳥が鳴く。
春である。
春は、出発の時。入学式や入社式。新調の背広やスーツ、制服の若者が目につく。
これが桜の季節と重なっているから意味があるのだ。
四月入学は、日本人の人生観・美学と深く関係している。
外国の真似をして九月入学なんてナンセンスだと思う。もちろん、留学生のためにその便宜を払うこと異論をはさむつもりはないが。

こんな季節には、童話の雰囲気がよく似合う。

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手前取り

2022-04-06 09:20:28 | 日記
今朝コンビニに入ったら、おにぎりの棚に「手前取りにご協力ください」の札があった。
何のことかと思ったら、すぐに食べるなら手前の商品から順に取ってくれという意味。
あれをやるのは大方女性だと思う。
私の妻も、スーパーで野菜を買う時には、必ず奥をほじくっている。

これも女性の習性か?

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ジョージ・オーウェルの貧乏生活

2022-04-05 07:53:17 | 日記
4月1日に3回目接種を受け、ちょっとした関節痛や寒気があったが、それも1日で終わり。
全部ファイザーだったせいか、何も生活に影響はない。なぜワクチン反対派が騒いでいるのか、いまだにわからない。
疑問を持つことは大切だが、猜疑心とは違う。ましてや陰謀にまで妄想を膨らませるのは、一種の精神的退化に思える。
昨日はずっと冷たい雨だったので、仕事場にこもりっきりで、そのまま泊まる。

この本、むかし晶文社から出ていたものを買って読んだ。面白くて、笑い転げながらあっという間に読了した。
彼の「1984」は猜疑心や妄想ではない。一流の教育を受けた人間がこういう最低生活を通して得た人間洞察の結果であろう。


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いまや「実在」の意味が問われている

2022-04-04 09:46:36 | 日記
実証主義者だった著者が「死後生命」というテーマに斬り込んでいく。
宗教家やペテン師でないだけに説得力がある。
1つだけ確かなのは、多くの嘘がまじりこんでいるにせよ、このような現象が実際にあり、否定しえないことだ。
このことは、我々の「存在」がいったい何なのか、という疑問を突きつける。


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真に考え抜いた人が勝利する

2022-04-03 08:56:28 | 日記
やはり、ダールケも考え抜いた末にブッダの教説にしか真実はないと確信したのだろう。
思考も実践の一つである。
ドイツには詳しくないが、十九世紀終わりから仏教が広く知られるようになり、スリランカなどで修行する若者が増えたらしい。
戦前の日本の資料でも、スリランカで修行中のドイツ人坊さんが数人日本を訪れ、「修行しない仏教などありえない。日本で認めうるのは禅宗だけだ」と看破し、日本人と大喧嘩になったということが記録されている。





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