残暑厳しく蒸し暑い日々が続いています。
心なしか怪しい雲が先ほどまでありましたが、今はとりあえず晴れ。
きれいな仲秋の名月がときおり顔をみせています。
義姉がススキと萩をとってきてくれたので、さっそくお月見団子とともにお供えして飾りました。
この日は地方によっては“お月見どろぼう”があるようですが、我が家の町内もやっぱり同じようにあります。
お供えしたお団子やお菓子(家によってさまざま)を子どもたちがもらいに回るわけですが、昔は静かに黙ってもらいにいき、お供えした団子がすべてなくなった家は幸せになる(災難から守られる?)…というような話があった気がします。
でも、いまは月が出る前から子どもたちが家々を回り、こんにちは!と声をかけていく場合があります。
いまの世の中物騒だからでしょうね。裏を返せばお月見どろぼうが今も続き、子どもたちが夜歩き回っても心配のない地域は治安がいいということなのでしょうけど。
我が家は町中から離れているので、回ってくる子どもたちは基本的にいませんが、それでも今年もささやかながら月をみながら日本酒で一献といきます。
昼間
ちょっと雲にかかっているのもまたよかったりして
月を愛でながら
月見泥棒の慣習はこちらでは有りませんが、長閑な田舎の風景と風情を感じます。
昔はどの家にも縁側が有り窓も戸も開けっ放し、子供達も自由にお供え物を持って行けたでしょう。
今は縁側も無いし戸も閉まってるので声を掛けないとお供え物が頂けないでしょうね。
物騒な世の中になった事がこんな事からも解ります。
縁側があって鍵もかけない、隣のひとも気軽に家の中にあがっておしゃべりをしていく…
もう、そんな時代は戻ってこないのでしょうね。
冷(冷酒?)のお酒ですから団子ではありませんね・・・お酒はたしなまれるようですね。
それから冷酒は基本的に好きです。
もちろん画像には写っていませんでしたが、お団子におはぎも。ちょっと欲張り過ぎかもしれません。