宮城の春夏秋冬

日々の事や私の趣味の事などを綴ります。
独り言なので異論もあるかとは存じますが宥恕賜りたく存じます。m(__)m

春蘭展示会

2017年04月07日 | 古典園芸



写真:春蘭の展示会

先週の金曜日、TVで土曜・日曜と村田の道の駅で春蘭の展示会を行うとの事を知ったのでした。
と言う事で翌土曜日の昼食後に村田に向けて出発したのでした。

道の駅村田に到着後カミさんは1Fの農産品を見、私は2Fの会場に向かったのでした。
おぉ~!
なかなかの盛況ですね。

全体に銘品と呼ばれる登録品種は少なく、登録しないまま無銘品として流通している品種や最近の山採り種を主にした展示会でした。
とは言っても、なかなかの力作ぞろい。
中には私も興味を惹かれた株が数株ありました。

やはり自分以外の方々が一生懸命育てて花を咲かせているのを見ると、自身のやる気がまた湧いてくると言うものですね。
(^^)v






写真:錦蘭

これはミヤマウズラと言う野生蘭の斑入りの物を錦蘭と呼んで楽しむのです。

基本的に我が国の東洋蘭の楽しみ方は、極東産の春蘭属(シンビジューム)の斑入り(葉に柄が入っている)を観葉植物として楽しんだのが始まりなのです。
しかし、蘭の花にはそれぞれの魅力が有るので花物を鑑賞すると言う事も始まったのでした。
ところが所謂東洋蘭(シンビジュームの仲間)だけではなく、観葉植物と言う事で常緑性の蘭の中から斑入りの物を発見してはそれを楽しむことが始まったのでした。

代表的なものに、古くから存在して有名な長生蘭(セッコク)や富貴蘭(フウラン)が有ります。
これらは春蘭属ではありませんが広義の意味での東洋蘭の仲間ともなります。

最近(とは言っても昭和後期)では、この錦蘭(ミヤマウズラ)或いは小町蘭(ネジバナ)、大黒蘭(ユウコクラン)などを楽しむようになったのでした。

実は私も山の中で春蘭の変わり者を探している時にミヤマウズラの斑入り株を幾つか見つけた事が有りました。
中でもそのうちの1株は見事な中透けの柄できれいなものでしたが、私はミヤマウズラを育てる趣味が有りませんでしたので錦蘭栽培も趣味にしている仲間に贈呈したのでした。
その後に春蘭を頂いちゃったのですが、彼はウィンウィンだと言っていました。(*^^)v

さて、この春蘭展示会の一角に錦蘭も展示してあったのです。
久しぶりにこれだけの錦蘭を見させてもらいましたが、なかなか可愛いものですね。
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