ぱんぱかぱ~ん♪

二分脊椎の娘と一緒に生きる家族の日々を綴っています。

障害児・あそび・からだ・訓練・・・

2006-11-11 20:58:05 | 二分脊椎
愚痴です。
手こぎで足も連動する三輪車。なかなかたどり着けず、イライラも絶頂ですの。

アンパンマンの三輪車に明日香を乗せるようになってから、考えるようになったことなのですが・・・。
子育てをしたことのある人ならわかると思うのですが、赤ちゃんがハイハイをはじめ、つかまり立ちをし、一歩を目指す頃になると、カタカタを押し、そして乗用玩具に乗り、次は三輪車、そして自転車。一輪車とかスクーターなんかもありますよね。こどもは、そういういろんな乗り物おもちゃに乗って遊びます。どれも経験したことない子なんていないですよね。誰もが通る道なんです。
そして、そういう乗り物遊びを毎日繰り返す中で、バランス感覚とか、協調動作とかを自然に身につけ、運動神経をUPさせていくんですよね。そう。訓練じゃなく、毎日の遊びの中で。
障害を持って生まれて来た子はどうですか?
障害のある子は、いらないんでしょうか?そういう遊び。障害があるからこそ、その子の体にあった乗り物おもちゃで遊ぶことで、体の機能をUPさせたり、使える機能をフル回転させることを覚えていったりできるんじゃないかしら?障害のある子だからこそ、そんなおもちゃが必要なんじゃないかしら?
乗り物に乗れないと思いますか?NOでしょう。乗れる乗り物が、普通に売ってないんですよ。あれば、手に入れば乗っていっぱい遊べるのに。。。

どうも、障害児の運動機能っていうと、そりゃ即訓練ってことになり、運動するって言えば訓練。体を動かすって言えば訓練。とにかくイコール訓練になってる気がします。そうじゃなく、こどもだもん。遊びの中で自然に体を動かせたら、もっともっといい方に転んでいくと思うのにな。。。

例えば、障害を持った子の遊びのプログラムなんかがあればいいのにね。そして、そのプログラムに必要なおもちゃが、普通におもちゃ屋さんで・・・とまではいかなくても、通販とかで、多少は割高になっても高級おもちゃ程度の値段で誰でも買うことができればいいのに。
そして、遊びのプログラムを実践する場が、どこの地方にもあって、整った環境でこども達が自由に体を動かして遊ぶ会なんかが、月1回でもあればいいのに。
そういう環境の中で、自然に体を使って遊ぶことを繰り返せば、運動機能をUPさせられると思うし、心がのびやかになって自信が持てるようになると思うし、もっともっと自分の体に向き合えるようになると思うし・・・将来的にずっと楽しめるスポーツへと自然につながっていくんじゃないかな?
こどもが当たり前にはね回って、走り回って遊ぶように、障害のある子も、体を使って遊ぶ機会を赤ちゃん時代から与えられるようにならないものかしら。。。

遊び。遊びが必要なんですよ。