沈黙の春

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線量限度の被ばくで発がん 国際調査で結論

2012-06-03 21:57:18 | 原発関連

 【ワシントン30日共同】放射線被ばくは低線量でも発がんリスクがあり、職業上の被ばく線量限度である5年間で100ミリシーベルトの被ばくでも約1%の人が放射線に起因するがんになるとの報告書を、米科学アカデミーが世界の最新データを基に30日までにまとめた。

報告書は「被ばくには、これ以下なら安全」と言える量はないと指摘。

国際がん研究機関などが日本を含む15カ国の原発作業員を対象にした調査でも、線量限度以内の低線量被ばくで、がん死の危険が高まることが判明した。  

低線量被ばくの人体への影響をめぐっては「一定量までなら害はない」との主張や「ごく低線量の被ばくは免疫を強め、健康のためになる」との説もあった。報告書はこれらの説を否定、低線量でも発がんリスクはあると結論づけた。

http://www.47news.jp/CN/200506/CN2005063001003768.html

もっと知りたい ニュースの「言葉」
被ばく線量限度(2011年6月3日)一般人の年間被ばく線量限度は1ミリシーベルト。原発などで働く放射線業務従事者は、通常は「5年間で100ミリシーベルト、かつ年50ミリシーベルトまで」で、緊急時は年100ミリシーベルトとされているが、福島第1原発事故の対応に限って年250ミリシーベルトに引き上げられた。文部科学省は、福島県の小中学校などで年間の積算被ばく線量が20ミリシーベルトとなる放射線量を屋外活動制限の基準値として示したが、保護者らが強く反発。児童や生徒らが学校で浴びる放射線量について「年1ミリシーベルト以下を目指す」との目標...


 



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