沈黙の春

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最終処分場 13カ所から絞り込み 現地確認経て高萩に

2012-09-29 00:10:31 | 原発関連
東京新聞




高萩は本当に適地なのか-。指定廃棄物の最終処分場の候補地選定をめぐり、環境省の担当者は二十七日、県庁で会見し、県内の選考過程を説明した。


 それによると、選定に当たり、地形勾配が10~15%以下、一・一~一・五ヘクタールのまとまった国有地を確保できる北茨城、高萩、常陸太田、日立、笠間の五市から十三カ所を選んだ。現地確認などして北茨城市と高萩市に絞ったが、北茨城については候補地に向かう林道は県立公園の特別地区を通過するうえ、湿地性植物が多数生息する亀谷地湿原に隣接するため見合わせた。


 反発を強める高萩市民に、環境省の担当者は「百年、二百年の耐久性があるコンクリートの二重構造。水も外に出さない」と安全性を強調し、厳格な線量検査も約束した。


 候補地選定を伝えられた橋本昌知事は二十七日取材に応じ、指定廃棄物の保管は必要との立場を示しつつも環境省の手法を「もう少し(地元調整など)丁寧なやり方があったのでは」と指摘。「高萩市長も自分のところに(指定廃棄物が)あまりないので選定に驚いたのではないか。(観光など)他の面で(原発事故の)風評被害も受けている」と気遣った。 (井上靖史)








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