沈黙の春

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大飯再稼働:枝野経産相、信条と板ばさみの日々

2012-04-18 20:46:42 | 原発関連

 原発の再稼働を巡る枝野幸男経済産業相の発言が揺れ続けている。二転三転する発言の裏には、民主党の仙谷由人政調会長代行の関与を指摘する関係者が多い。仙谷氏は枝野氏にとってはいわば「政治の師」だが、夏の電力不足への危機感から関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を主導している。「脱原発」を説く枝野氏にとっては自身の信条との板ばさみに苦悩しているというわけだ。

 ◇「一貫して原発に慎重な立場」

 枝野氏は17日の閣議後会見で、北海道電力泊原発3号機が来月5日に停止することで国内で動く原発が「一瞬ゼロになる」と語った講演での発言について、「『少なくともいったんはゼロになる』と言うべきだった」と陳謝した。発言が大飯3、4号機の再稼働を前提にしていると受け取られたからだ。

 さらに枝野氏は「各方面から(発言が)ぶれていると指摘をいただいている。国民に分かるように伝える責任が果たせていないことはおわびしたい」と反省し、「私は一貫して原子力発電に慎重な立場」と強調した。

 ◇自身が「ぶれ」認める



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