沈黙の春

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1号機格納容器の損傷2カ所か 安全基盤機構が試算

2012-07-25 13:00:56 | 原発関連

東京電力福島第一原発1号機格納容器には、少なくとも2カ所で各2センチ程度の損傷がある可能性があるという試算結果を原子力安全基盤機構がまとめ、24日、経済産業省原子力安全・保安院が開いた技術検討会で示した。1号機では、冷却に毎時約6トンの水を原子炉圧力容器に注いでいるが、ほとんどが格納容器を通じて外に漏れ出している。

 同機構は昨年4~6月の圧力容器への注水量や窒素の注入量、圧力の変化を調べ、格納容器の実際の圧力と水位の変化に合うように、損傷箇所の大きさを計算した。格納容器本体と下部の圧力抑制室をつなぐ配管のつなぎ目付近に直径2.3センチ相当の損傷箇所があり、水面上にも1.9センチ相当の損傷箇所があるという結果になった。ただ、より小さな穴が多数できている可能性もある。



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