沈黙の春

本ブログの避難用ブログです。

東京でオリンピックどころではない

2012-06-06 23:00:51 | 地震

東京湾はセシウム湾だし皇室は京都にという計画も、今後2020年まで大地震のくる可能性が高いのだから、

学校等耐震対策を。

http://news.livedoor.com/article/detail/6600831/

<1次選考通過で石原老人ハッスル>

 もうウンザリだ。2020年五輪招致の1次選考に通過し、大ハシャギの石原慎太郎都知事(79)が、「東京にできることは何でもやる」と、以前にも増して鼻息を荒くしている。

 前回、失敗に終わった16年五輪招致で150億円もドブに捨てておきながら、性懲りもなく、都民の税金をジャブジャブつぎ込むつもりだ。それで、勝ち目があるならまだしも、今度もやっぱり「東京は厳しい」という見方がもっぱらなのである。

「東京が争うのはマドリード(スペイン)とイスタンブール(トルコ)。92年にバルセロナで開催したスペインはともかく、イスラム圏初となるイスタンブールは有力です。16年五輪も、南米初のリオデジャネイロ(ブラジル)が選ばれた経緯がある。それに、前回は都民の開催支持率が56%と低かったこともネックになりました。震災不況の中、支持率がさらに低下する可能性もある。IOCの評価報告書では、電力不足や放射能が東京の評価を下げています。これでは勝ち目はありませんよ」(スポーツライター)

 それでも石原は「復興五輪」などと言って理解を得ようとしているが、冗談じゃない。20年の再立候補のウラには、東京都のズルい思惑が透けて見える。都は16年五輪招致で6.9億円の赤字を出した。それを肩代わりした電通にカネを返すため、20年五輪招致委から借金する“付け替え”をやったのだ。赤字の責任と借金問題をウヤムヤにするため、何が何でも、20年五輪に手を挙げなければならなかったのである。

「本当に復興のためというなら、五輪開催に向けて税金から積み立てている準備金4000億円を被災地に回したっていいはずです。そもそも、石原知事は震災直後に『津波は天罰』『原発再稼働は妥当だ』などと発言して、被災地の人からヒンシュクを買った人物です。キャッチフレーズだけ『復興』を口にするなと思っている人も少なくありません」(ジャーナリスト・横田一氏)

 で、今度は都民の税金をいくら浪費するのか。都の担当者は言った。

「招致経費は総額75億円で、民間からの調達資金が38億円、都税は37億円です。ノウハウがなかった前回は、都税を100億円使ったので、今回は大幅に圧縮できました」(スポーツ振興局)

 2回の招致活動だけで137億円も税金をムダ遣いするのに、反省の色なし。おまけに、石原は前回の敗因について、「見えない政治的な力が動いた」「かつての自民党総裁選のようだった」と悔しがっていたから、この先、IOC委員への飲食接待など“ロビー活動”でいくら使うか分からない。「復興五輪」が聞いて呆れる。

(日刊ゲンダイ2012年5月25日掲載)



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