沈黙の春

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指定廃棄物 9都県で4万トン超

2012-08-21 22:26:51 | 原発関連

原発事故で広がった放射性物質に汚染され、国の責任で処理する汚泥やごみの焼却灰の量が、これまでに9つの都と県で合わせて4万2000トンに上ることが分かり、当初、国が推計した量を上回る見通しです。

放射性物質に汚染された汚泥やごみの焼却灰の処理を巡って、放射性セシウムの濃度が1キロ当たり8000ベクレルを超えるものについては指定廃棄物として、国が直接処理することになっていますが、各地で処分場が決まらず、保管されたままになっています。

これらの指定廃棄物の量について、環境省は20日、岩手、宮城、福島、新潟、群馬、栃木、茨城、千葉、東京の9つの都と県で合わせて4万2575トンに上ることを明らかにしました。


環境省は当初、およそ5万トンに上ると推計していましたが、今後も処理すべき稲わらやたい肥についても加わる見込みで、推計した量を上回る見通しです。


地域別に見てみますと福島の指定廃棄物の量が全体の75%を占めて最も多く、続いて栃木が10%、茨城が4%などとなっています。


指定廃棄物を巡っては、福島や栃木など6つの県については、中間貯蔵施設や最終処分場の建設に向けた準備が進められていて、ほかの自治体については今後、自治体の意見も聞きながら処理方法を検討することにしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120821/k10014415701000.html



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