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沈黙の春

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農水省、迷走の連続…牛肉セシウム「二重基準」

2012-04-25 15:06:12 | 食品の安全

農水省、迷走の連続…牛肉セシウム「二重基準」(読売新聞) - goo ニュース

 

読売新聞2012年4月25日(水)08:48


(読売新聞)

 牛肉など食品に含まれる放射性セシウムの数値をめぐり、農林水産省の姿勢が定まらない。

 同省は昨年、世界的にも厳しい新規制値に関し、牛肉については適用を遅らせるよう求めたが、今年3月になって一転、自治体に前倒しを促すなど、あやふやな対応で実質、「二重基準」の状態に陥っている。新規制値が導入された4月以降も、流通や小売りにより厳しい独自基準の自粛を通知し、直後に鹿野農相が打ち消すなど迷走の連続だ。

 厚生労働省は昨年12月22日、新規制値案を提示した。従来は「肉・卵・魚・その他」は1キロ・グラムあたり500ベクレルだったが、4月から同100ベクレルに厳格化するなどの内容。ただ牛肉は、生産者への配慮を訴える農水省の強い要望で適用を半年猶予し、同500ベクレルが維持される経過措置が設けられた。

 ところが農水省は3月9日、新規制値を前倒し適用し、同100ベクレルを超える牛肉が出た場合、生産者らに廃棄を要請するよう自治体側に求める通知を出した。

 担当の同省食肉鶏卵課は、「牛肉は冷凍で長期保存される。基準が厳しくなる秋に向けて、暫定規制値時代の牛肉を減らすためだ」と消費者を意識した狙いを説明する。しかし、不審に思った畜産農家から「経過措置があるのに、新規制値を超えたら出荷できないのか」と問い合わせを受けた自治体もある。通知に従い群馬県は4月5日、同100ベクレル超のケースで販売自粛と廃棄処分を生産者に求めた。

 


放射能測定 カフェで開始・・市議による実態調査の一環で

2012-04-21 17:02:54 | 食品の安全

 放射性物質飛散による食への不安が高まる中、先週末から三春町のコミュニティカフェ「おりょうにおまかせ」に簡易型放射能測定器が設置されている。

これは、小林伸行・横須賀市議による「横須賀市における放射性物質による食品への影響調査」として行われているもの。

市内に出回っている食品の汚染の実態を知るため、市民や農・漁業関係者、流通業者などに無償ボランティアとして調査協力を依頼するというシステムだ。実施者による政務調査のため、依頼者に別途測定結果を伝えるという形式はとっていない(測定の見学は可能)。実施期間は9月30日までで、まずは、この間に集めたサンプルをもとに調査結果をまとめ、公表していく方向だという。

「市民簡易測定所」は議会で不採択

 今年3月の市議会では、市民から「横須賀市市民放射能簡易測定所の設置」に関する請願が出されたが、担当部局は「現状として、県内で生産されている農海産物の放射能検査と結果の公表は随時行われている」と回答。

また、精密な測定機器(ゲルマニウム半導体検出器)は高額だということ、簡易測定器を用いて、仮に高い数値が出た場合、市としては正確な数値を測り直す必要性が生じる―などの理由から不採択という結果になっている。

 ただ、近隣では茅ヶ崎市が3月、市役所に食品等の測定器を設置し、持込での測定を開始。藤沢市でも市民団体と協働で市役所内に測定器を設置している。

また、県内では独自に「市民測定所」を開設する民間団体もあるという。「横須賀市内でも昨年来、この請願を含めて、測定のできる場所があれば、という声もあり関心が高いと感じている。市内の実態調査として、できるだけ多くの測定サンプルを集めることができれば」と小林議員は話す。

 今回の測定では、同店内の『小箱ショップ』に、検出限界が約20Bq(ベクレル)/kgの簡易型ベクレルモニターを設置。同店のスタッフに測定作業を委託しており、測定時間は午後1時から6時15分の間、1コマ45分で予約制。1回につき1検体(細かく刻むなどしたもの500ミリリットル分、土壌などは応相談)。実施に関する問い合わせは【携帯電話】070・6640・3927(小林議員)へ。測定予約は「おりょうにおまかせ」【電話】046・822・4170、店舗は三春町1の1(横須賀三春西郵便局近く)。


危険な食品2

2012-04-09 21:09:02 | 食品の安全

続きです。

メキシコで違法な遺伝子組み換えトウモロコシ生産の存在が公式に確認される
  メキシコの食品衛生安全品質管理局(SENASICA)は、9月19日、メキシコ北部のチワワ州で、遺伝子組み換えトウモロコシが違法に作付けされていたことを公式に発表。これはメキシコにおいて遺伝子組み換えトウモロコシが市場向けに違法に生産されていることを、初めて認定するケースとなった。メキシコの地元紙ホルナーダ紙が報じた。(青西靖夫)(2008/09/26)


日本の食卓があぶない! オーストラリアで組み換えナタネ解禁の動き 天笠啓祐
  バイオ燃料ブームの裏側で遺伝子組み換え作物の作付け拡大が進んでいる。特にいま、農産物輸出大国の中で唯一の組み換え作物非作付け国だったオーストラリアで、作付け解禁の動きがでてきた。こんままでは日本の食卓はまるごと遺伝子組み換え食品に占領されてしまう。(『消費者リポート』特約)(2007/11/08)


フランスの専門家ら モンサント社の殺虫遺伝子トウモロコシで腎臓や肝臓に悪影響 河田昌東_
  殺虫遺伝子トウモロコシMON863は、動物の腎臓や肝臓に悪影響をおよぼすとするフランスの専門家らの論文が公表されました。EU委員会が市民の反対を押し切って2006年に認可したことをきっかけに、モンサント社の申請書を再検討した結果、明らかになりました。この組み換えトウモロコシは、02年に日本でも認可されています。(『消費者リポート』特約)(2007/10/04)


遺伝子組み換え技術と石油資材が支えるバイオ燃料生産 「環境に優しい」は真っ赤なウソ 天笠啓祐
  バイオ燃料生産のおかげで食料をはじめとする諸物価が上がるなどの負の側面が次第に明らかになり、政府が鳴り物入りで進めるバイオ燃料に対する疑問が広がっている。しかし事態はもっと深刻だと科学ジャーナリストの天笠啓祐さんは指摘する。バイオ燃料の原料となる作物を育てるのはやはり石油資材でありで、しかも生産効率を上げるために遺伝子組み換え技術が大々的に導入されているというのである。バイオ燃料は地球の生態系さえも壊す恐れが出てきたのだ。(「消費者リポート」特約)(2007/08/01)