今朝方、夢を見た。
気がつくと、別れた夫が襖を開けて立っていて、私の布団の中へ入ってきた。
そうして、いつもの様に慣れた手つきで体を触わってきた。
その手順に、ああ、夫だと思った。
先週末、元の自宅へ2泊させてもらい、食事をして、お酒を飲んで、YouTubeを一緒に見た。
二人で布団の上で、ごろごろし、まるで今でも夫婦の様だった。
夫は、俺はなんで女性に嫌われるのだろうと呟いた。
私が何故だかわかる?と聞いた。
夫は分からないと答えた。
私は、
それは嫌われたのではなくて、たまたま彼女たちの機嫌が悪かっただけだよと言った。
彼のせいではなくて、たまたま女性たちとのニーズが合わなかっただけだと。
夫はそうかとうなづいた。
私がそんな事を言ったのは、元夫には自信を持って生きて行って欲しかったからだ。
夫には、このまま、しょぼくれてなんて欲しくなかった。
今までの様に、元気に生きていって欲しかったのだ。
だから、励ましたのだけれど。
こちらへ帰ってくると、ありがとうとLINEがきた。
そうして、昨夜は、会社のサーバーが落ちて、またテレワークになったと連絡が来た。
あれほど会社へ行く事が嫌で、サボったりしていた夫が、今では職場の人たちと話しをしに行くのが楽しみだ、と話していたから、テレワークになったらさぞかし寂しいだろうと思った。
私も帰って、急に気持ちが落ち込んだのではないかと…。
だから、昨夜私のところに念を飛ばしてきたのだろう。
元夫は、私だけを頼りにしていた。
私だけが友達で、妻で、母親で、唯一の理解者だった。
私はその役割が重くてしんどくて、たまらなかった。
一人で歩いてよ、といつも感じていた。
だから、私の首や肩や背中が硬くなり、動かなくなったのは、長年夫を背負っていたからだろうと思っていた。
その、首や肩や背中も、ようやく動き出して来て、日々良くなっている感じはしている。
父が亡くなって、開放感に溢れて、その日からバキバキと音を立ててほぐれていった私の首肩たち。
実家やこれまでの家庭の重荷をようやく下ろすことが出来たからかもしれない。
今はまだ、歯の治療で苦戦している私。
今朝も痛くて苦しんでいる。
いつか健康を取り戻す日が来るのだろうか…。
健康しか大事ではないと、この歳になってようやく気がついた。
もう、若くはないという事だろう。
死ぬ事は怖くはないけれど、
動けなくなる事は困るなぁ。
もっともっとやりたい事があるのだ。
まだまだ書きたい本がある。
だから、健康を取り戻して、バリバリ本を書いていきたい。
そう思っている。
元夫も含めて、一緒に暮らせたらと思う。
もう夫婦では無理だけれど、協力し合って生きていけたら…。
そんな日がいつか来るといいな。
そう思う。
☆それでは今日も良い一日を。