おはなし屋パモンの日記

おはなしを書くのが大好きなパモンの日記です。

「愛のゆくえ」

2010年10月30日 | こんな映画を見た
昨日は、下北沢のトリウッドにて、
「愛のゆくえ」(吉富友也監督)という映画を観てきた。

この作品は、5本のオムニバスで構成されており、
テーマは、ずばり、“愛”のゆくえだ。

男女が出会って、恋をして、結婚して、

そして・・・離婚して・・・と。

そのときどきの人間模様を見事に描いていた。

気になった作品は、2番目の「ジャスミン」というもの。

別居している夫婦がいよいよ離婚する段になり、
駅までのあるく道すがら、出会ってからのことを回想していく。

途中で、「こんなに話すの久しぶりね。」と言い、

夫「何が変わったんだろう?」

妻「私は変わっていないわよ。ただ、他人になっただけ」

というセリフあって、なかなかいいなあ・・・と思いました。


そうなんですよね。家族というのは、親密ゆえに、
いつのまにか適度な距離感というものが持てなくなってしまうんですよね。

(これくらい当然とか、
やってくれて当り前とか・・・ね。)

他人になら、適度な距離感を持てるのに、
家族になったとたん、急にできなくなる・・・。


これができれば、別れることもなかったのになあ・・・と
思いました。


5本とも、心に残るよい作品でしたが、
とくに、この「ジャスミン」はタイムリーなだけに、
心に染みました。




☆それでは今日もよい1日を。

台風、大丈夫ですか?
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ブック・オフ

2010年10月27日 | 日々つつがなし
昨日、久しぶりにブック・オフに行きました。

私は、あんまり古本が好きではなく、
よほどのことがなければ買わないのですが、

それでも、新刊しか並んでいない書店に比べ、
古今東西の、「なんじゃ、こりゃあ~」と思わず声をあげてしまいそうな、
雑多な本が並んでいるブック・オフは大好きで、よく冷やかしに行きます。

そんな中で、表紙に惹かれて手に取った本の中に、
さびたクリップで留めてあるカードが入っていました。

ブック・オフの店員は、そういうものはチェックしないのでしょうか?
(それとも、これを込みで売っているのでしょうか?)

まあ、それはともかくとして、何気なくそのカードのメッセージを
読んでみると、

なんとそれは、この本の翻訳者が実名入りで、
相手に贈ったものであることが判明。

しかもそのカードは、写真の裏に書いたもので、
そのボケボケ写真にももしかすると、意味があるのかも・・・?

などと想像をたくましくしてしまいました。


ちなみにその方は、金原瑞人さんとおっしゃる方で、
児童文学の本などをよく翻訳されています。

(私は以前、中学校の図書館に勤めていたので、
この方の名前はよく見ていました。背表紙で・・・)


「ひぇ~、・・・本人の直筆カード入りだよ~。
こんなもの売っていいのかよ~・・・!」

とも思ったのですが、やはりそこは、
うっかり中身に目を通さずに
そのまま売ってしまったのでしょう。

以前にも、ブック・オフで仕方なく買った本の中にも
(仕方なくというのは、廃刊になっているので、手に入らなくて・・・)、

その本を贈った人からの真摯なメッセージが入っていて、

うげ・・・と思ってしまったのですが・・・。

(やっぱり嫌ですよね。前の持ち主が特定されるものって・・・。
贈り主の思いとかも入っていますしね・・・)


でも、アメリカなんかではそれが逆に付加価値となっているようなんです。

最近見た、「ラブ・ダイアリーズ」という映画では、

http://www.youtube.com/watch?v=1hc4F7nyEik

子供の頃に、父親から献辞の入った「ジェーン・エア」を
贈られるのですが、それが母親に売られてしまい、
大人になってからも、古本屋を探しているというシーンがありました。

お店の人が、

「この献辞も素敵ですよ」といって売っていたので、

メッセージも付加価値なんだ・・・と思ってしまいました。


まあ、どちらがいいかと言われると、
あんまり、私はそういうのは、ダメなんですけど・・・ねぇ。


そういいつつも、昨日また古本を買ってしまった私です・・・。



皆様はどちらがお好きですか?




☆それでは今日もよい一日を。

寒くなりましたね。
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「気づきの部屋」更新しました

2010年10月25日 | パモン堂からのお知らせです

無料メルマガ「気づきの部屋」更新いたしました。

http://www.mag2.com/m/0000255546.html

よければごらんください。

(^O^)/



昨日、ハイキングへ行ったら、
こんなものを見つけました。

ん? ミステリーサークル・・・?


とも思ったのですが、なんでしょうか?

私にはカニに見えるのですが、
夫は、クワガタだというし・・・。


もう一つは、丸ですよね~。

農家の人の趣味かしら・・・?
とも思いましたが・・・。
真相は藪の中です。

(やっぱり宇宙人・・・?)


そういえば、ナスカの地上絵を見たときも、
私には、宇宙人の落書きに見えましたが・・・。

(あの絵はどうみても子供の落書きだよ・・・)

ふざけてる・・・とか思ってしまいました。



☆それでは今日もよい一日を。



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やる気ゼロ

2010年10月22日 | 最近思うこと
旅行から帰ってきたときに、
ここ数年、私が入れこんでいたことに、
悪い結果が届いていて・・・。

一気に
どよーん・・・と落ち込んでしまいました。

最初は、「まあ、こんなこともあるさ」と思って、
次の手立てを考えようと思っていたのですが、

思考はどんどんぐるぐるになり、
やる気がなくなってしまい、

今は"ゼロ"。

限りなく、"ゼロ"になってしまいました~。

これからどうしよう・・・と
悩んでばかりで、よい手立ても浮かびません。


そして、酒を飲みつつ、DVD三昧と・・・

いや~・・・やさぐれてました。


って、今もやさぐていますが・・・。(^^;)


まあね、そんなときもありますからね。


やさぐれつづけて、十ン日・・・。


そろそろ起き上がらねばなりませんかね、私も。



(でももう起きたくなーい・・・とか思っている私です)



☆それでは今日もよい一日を。








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若者は頂上を目指す

2010年10月20日 | 日々つつがなし
マチュピチュで神秘体験ができるのでは・・・?

なんて、少々神頼みを考えていた私は、
そんなものがすぐに甘いことを思い知らされました。

有名な世界遺産で、世界中から観光客が押し寄せる
マチュピチュには、人がうじゃうじゃ・・・。

とにかく、人、人、人・・・。

そんな中を、ガイドさんに連れられて、炎天下の中を
歩く私たちはへとへと・・・。

たまにご利益があるとされている石に触ると、
文化庁の役人と言う方々がとんできて、

「触らないでくださーい!」と叫ぶし・・・
(日本語)

いやはや・・・神秘体験などとは
程遠いものでした。 


ツアーの中に、一人で参加している女の子がいたのですが、
彼女は他のツアー客とは混じらずに、さらに頂上にある、
「月の神殿」へ登りたいと言います。

すると、なんとかぎりぎり時間に間に合って登れることに・・・。

山の上にあるマチュピチュのさらに頂上の険しい山道を、
一人果敢に登っていきました。

頂上から見るマチュピチュは、また違う眺めに
なるだろうとは思いつつも、私にはとてもとても、
そんな体力はありません・・・。


しかたなく、我々、おじさんおばさん軍団は、
そのあと、山を降りてきて、
昼食をとり、お土産屋さんをまわることに・・・。


帰る頃にその彼女と合流して話を聞くと、
頂上に無事に登ってきて、
そこで待っていた文化庁の役人に証拠の写真をと
とってもらい、降りてきたのだそう・・・。

そのあと昼食をとり、
ふたたびマチュピチュへ戻って、
日陰で一人目をつぶってその地の空気を感じていたそうで・・・。


ああ・・・いい過ごし方だなあ~と思いました。


私などはさほど触手も動かないお土産屋で時間をつぶし・・・
もったいなかったなあ・・・と思ってしまいました。


若いっていいですね。
少し羨ましくなりました。


まあ、今度私もまたいくチャンスがあったらそうしよう、
と思いました。
(限りなくないけれど・・・)


☆それでは今日もよい一日を。

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