ウチの息子には、親への感謝と言う気持ちがないなぁ…。
親の心、子知らず、とはよく言ったものだ。
本当にねぇ…
私がこれまで、どれほど微に入り細に入り、あの子をサポートしてきた事か、全然分かっていないなぁ…。
まあね。
今度一人暮らしを始めて、ようやく親の有難さが分かるのだろう。
そう願う。
彼の中では、まるで親から捨てられた可哀想な子ども、みたいな感覚でいるのだが、それは違うだろうと思う。
出来れば、二人で協力してやっていきたかったけれど、
息子は、仕事のストレスが多く、そのフォローが大変だった事と、それに続く休職期間中も昼夜逆転の生活態度にふりまわされ、併せて生活費も入れてくれないし、かえってこちらが負担しなければならなかったくらいだ。
それでも病気だからと支えてきたが、狭い家の中、二人してツノ付き合わせて生きるのは、こちらの方がストレスだった。
やっと出勤してくれたかと思ったら、事故を起こし、だから、職場の近くに引っ越してくれ、出て行ってくれ、と言ったらば、逆ギレ。
俺は金をいれていただろう?と。
たしかに何ヶ月かは入れていたが、その他は全部私が出していた。
衣服から食事からその他の細々とした代金までも。
そして、通勤にかかるガソリン代までもが全部私に掛かっていたのだ。
夜に起きてつける暖房代や、お湯を出しっぱなしにして何時間も浴びつつける朝のシャワー代も全て、私の負担だ。
あいつは私に何も還元はしてくれないばかりか、なけなしの私の金を全てむしりとって行った!
とんだ疫病神だ!
と、ここに今までのストレスをぶちまけておこう。
それに振り回されて、私は今も仕事に邁進出来ないのだ。
アパート探しや車探し。
部屋は見つかったが、車はまだだ。
これから引っ越しもあるだろう。
私の力がどうしても必要なのに、頭を下げると言うことも知らない。
どこまで王様なんだと思う。
子供の為に、ここまでやってきたが、さすがに来月は三十一だ!
もう、いい加減に手を離さなければならない。
職場のストレスだって、新入社員は通る道。私だってそうだった。
皆んなそれを体験して大きくなるんだ。
自分一人だけ許されると思うなよ。
大きくなれ!
独り立ちしろ!
と言いたい。
言えないからここに書いてストレスを発散する。
やれやれ…。
まあ、私も来月からは息子のいない生活を体験するのだ。
私たち家族は本当に解散したんだなぁと思う。
中年になって、やっと独り立ちかぁ…。
人生は奥深いねぇ…。
まだまだ修行はつづくんだね、どこまでも、だ。
まあ、へこたれずに頑張ろう。
☆それでは今日も良い一日を。