挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

シナリオライターを目指す徒然なる一言(携帯でもリンクで飛べるようになりました♪携帯でもご覧ください)

上野樹里「 のだめカンタービレ」と堀北真希「鉄板少女アカネ」

2006-10-23 21:53:37 | ドラマ・映画
上野樹里「 のだめカンタービレ」、第1話と違って
上野が一応メインらしく出てきた。
だが、シナリオライターのセリフが中途半端なのと
上野樹里自身まだ役を掴んでいないのでセリフのテン
ポが「のだめ」のセリフらしくなっていない。
分かりやすく書くと早口になったり、たどたどしく
なったりとどっちつかずで、キャラクターに一貫性が
なくなっている。

だが、一番の問題はコミックが原作なのにはじけてい
ないところだろう。弾け方は先週の方が凄かった。

ただ、やはり上野がかなりどこかにいっている。
ほとんど玉木君が主役に見えるシナリオだ。
面白いキャラの「のだめ」がまだ生きていない。
ということで、上野樹里の演技がいいか悪いか
まるで分からないドラマになっている。

今週の視聴率に興味がある。

さて、堀北真希「鉄板少女アカネ」。こちらもなんだか
その昔に見たような物語になってきた。同じような弾けた
コミックが原作なのにシナリオが弾けていない。

視聴率に陰りのあった野球に喰われて10%割れの視聴率。

この二本を見るとコミックをシナリオで使うのは、かなり
難しいと感じる。

まず、コミックの人物はある意味人間の表現力を超えている。
人間離れした人間でなければ、コミックの面白さを表現す
るのは難しいだろう。

SFXに果てしなく極端なセリフでも使わないとコミックの面白さ
は表現できない。

「NANA」で受けたからといって各局一斉にコミックを使い出した
ら視聴者からドラマは飽きられる、そんな気がする。