挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

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松たか子「役者魂」とブルース・ウィリス「16ブロック」

2006-10-17 21:32:21 | ドラマ・映画
松たか子「役者魂」。こちらも昨日と同様にナレーション
が多いが、例外と呼ばれる使いかたをしている。

ロケーションは彩の国さいたま劇場。劇場通いしてる人間
なら一発で分かる…なんて事はどうでもいい。

反則ぎりぎりでのナレーション使いが、うまいと思ってネット
で調べたら君塚良一さんの脚本。
うまいはずだ。自著に書いているが、そこで書かれている点が
うまく配慮されている。

ただ、素人がコンクール作品にこの作品程度のナレーションを
入れたら一時もまず通り難い。
わざわざ敷居を高くする必要も無いので、今のところナレーシ
ョンを使った作品は書いていない。

それは置いておいて、それなりに面白いドラマだ。君塚作品
らしくテンポ良く話しは進み、天才女優松たか子も相変わらず
どんなキャラクターも演じきっている。

来週以降も楽しみなドラマだ。
何よりシナリオの勉強になる。

さて、「16ブロック」。タイトルからさぞスピーディな映画と
思うが、随分間延びした映画だ。囚人と汚職刑事が正義に目覚
める映画で、見終わり感は良いので、それほど損をしたように
感じないが二度は見る気になれない映画だ。

時間潰しに映画をという人は見に行ってください。

それから、「ユナイテッドとしまえん」。従業員教育がなされ
ていないようだ。

映画も見ずに、映画館内のフリースペースに半日時間潰しして
いた小学生をきつい言葉で掃除のおばさんが追い出していた。

周囲の人間が不愉快な顔で掃除のおばさんに非難の目を向けて
もお構いなしで小学生を追い立てる。
よほど注意しようかと思ったが、情けないことに嫌味な掃除の
おばさんの迫力に負けて注意できなかった。
今、お金が無くて映画を見ることが出来なくても彼らが後何年
かしたら高校生になる。その時、追い立てるような映画館に足
を運ぶか考えれば分かるだろう。

周囲の顧客まで相当不愉快になる言動で子供を追い立てるのが
いいか、悪いか従業員教育として徹底して欲しい。

こちらも、その後「涙そうそう」を見ていたが相当後味が悪か
ったため、映画の面白さが半減した。

それから、次回同じ場面に出くわしたらあまりの後味の悪さに
今度は絶対掃除のおばさんに注意しようと思っている。