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長澤まさみ 「セーラー服と機関銃」第2話感想

2006-10-20 23:42:14 | ドラマ・映画
長澤まさみ 「セーラー服と機関銃」第2話感想。
正直、このシナリオには困った。無理やり一話分
のストーリーを作ったように見える。

父親の死の原因と謎の女と組員との関係だけで十分
話は作れると思うのだが。

と書きだしたら「あと5話」とのスポット。
これ最初から決まってたら、最初にカウントダウン
した方が効果は絶大だっただろう。
第2話からやりだすのは何とも…理由はいくつか想
像できるが。
逆算すると組員の数と最終回で帳尻があう。
よもや「太陽にほえろ」のような一話で一人づつ殺
していくような事はやらないだろう…と思いたい。

このシナリオで長澤まさみの演技力どうこうは書け
ない。

原作は親子の絆と人を思いやる気持ちが人を強くす
るとか、色々な内容を含みながら軽く読める名作な
のに、どうすればこのシナリオになるのか聞いてみ
たい。
フジテレビで原田知世でやったときは7話で納まら
なかった小説でもある。

それにしても確かDVD-BOXの発売が決まっていたが
7話でBOXにするとどんな薄いBOXになるだろう。
しかも、既に値段まで出ているが一話税込み二千円
以上になる計算。

11月で終わらせるのも異例な事態だが、どんな説明
をTBSがするか、しないか別の興味がわく。

多分、最初から決まっていた事とコメントくらいは
するだろうが。

さて…

このドラマといい今年の前半の映画といい、長澤ま
さみにとっては試練の年だったかもしれない。

救いは「涙そうそう」。
今年の日本映画でも確実に上位に入る映画で腰が座
った映画だ。「セーラー服と機関銃」が不満で長澤
まさみの良い演技をみたい方は映画館に行って下さい。

但し、この映画も冗長な部分があって泣き所が減る
部分があるのは、ご愛嬌ということで。