両親と久々の登山。
飯能の天覧山へ。
父の足取りが心もとなくてドキドキ。
それでも一緒に登れてよかった。
夜は母と日本夜景100景の蓑山へ。
寒さの中見た夜景と星空はよい思い出に。
元気でいてくれて、ありがとう✨
両親と久々の登山。
飯能の天覧山へ。
父の足取りが心もとなくてドキドキ。
それでも一緒に登れてよかった。
夜は母と日本夜景100景の蓑山へ。
寒さの中見た夜景と星空はよい思い出に。
元気でいてくれて、ありがとう✨
緊急事態宣言発令前日の2021年月6日、
栃木県の大平山神社へ車で初詣。
8時過ぎに出発して、10時前には到着。
神社へ直結の数台分の駐車場のラストだった。
車を降りた先の眺望の素晴らしいこと!
これだけでも大満足。
鳥居をくぐり、八幡神社から始まる神社のオンパレード♫
お賽銭を入れてしっかりお参りさせていただいたのは
祭神は菅原道真、ご利益学問成就の天満宮。
日本武尊を祭った、ご利益足腰の健康の足尾神社。
森羅万象の神々を祭った、ご利益学問成就・女性の守護神という星野宮神社。
蛇神様を祭った、ご利益金運守護の蛇神社。
そして、お約束の本殿。
本殿前の大きな撫で石に両手を添え、
そのまましばらくして頭を当てる人がいらしたので
何かご利益でもあるのかと真似してみる。
驚いたことにほんのりあたたかく、気が伝わってくるよう。
どうぞ世の中が早く落ち着きますように。
ちょっと気になったウナギのお守りを購入。
そして、初めての神社に初詣に来た記念に何か残したいと
太平山神社文化財保護事業の銅板奉納を1口。
その領収書と一緒にウナギのしおりをいただいた。
開運招福お守付きみくじは中吉。
心を決めて いろいろとさわがず 迷わず
今までの事をつとめればよし
何事にも手を出してはいけません
つねにひかえ目にして事をなさい吉
招福お守は達磨だった。
忍耐、人望、福徳をさずける福神
七転び八起(何度失敗しても屈しないで奮い立つの意味)
人に忍と福と寿命の三徳を与える福神。
この縁起物をお財布などに入れて身につけていると
幸せを運んで願い事を叶えてくれるそう。
富士浅間神社、晃石山への登山口から少し登山道を歩いてみる。
ほどなく行くと奥宮入口の案内板。
左に折れて、奥宮を参拝。
また登山道に戻り、ウォーキングシューズでのんびり歩く。
左手が頂上かしらんと道を反れたけど違ってた。
本当は埼玉の城峰山で初詣を予定していたので
リサーチ足りず…
このまま進むと次の山に入っちゃうのではと
後ろ髪引かれる思いで引き返す。
駐車場前の展望開ける山田家さんで休憩。
大平山名物のだんご300円をテラス席でと思っていたが
寒いので店内でいただく。
玉子焼も名物と追加でいただく。350円。
大根おろしが添えられた、焼きたてを用意してくれる。
ふわっふわの玉子焼。
こしあんのだんごも玉子焼もめちゃくちゃ美味しかった!
あとは焼き鳥をいただけば大平山三大名物制覇だったけれど
今日はここまで!
11時半には帰路につく。
続々と到着する車に、
人があまりいないと思ったらこれからだったのかと
早い参拝でよかったとホッとする。
今年は初詣できないかなと思っていたけれど
よい参拝ができた
残るは本日のメインイベント赤城自然園へ
果たして目の覚めるような紅葉を拝むことができるのか
13時過ぎに自然園に到着。
セゾンカードかUCカードがあれば入園料半額なんですよと
まさか持っているとは思わずリサーチしたことをぺらぺらと。
UCカードなら持ってる!と喜ばれたのも束の間
財布の中になく、気まずい空気…にもかかわらず、
季節毎にこれからきてもいいからと、入園料1,000円のところ
年間パスポートを3,000円で購入。
それらを特に入口で見せることもなくゆるゆると入園でき
これってチケット買わないで入っちゃう人いるんじゃないと
3,000円のパスを片手に皆で不思議顔。
さぁさぁ、目の覚めるような紅葉を目指すよと
案内図を片手に歩き始めたはいいけれど、
時既に遅しの感が否めない
セゾンガーデンを通過し、四季の森を右手にちらっと見ても
ブログで拝見した紅葉の気配なく
自然生態園の方なのかしらんと移動途中、
ガイドさんに行き会わせ、たかさまのブログを見ていただいて
ここはどこでしょうと問うと四季の森ですね~と
少々申し訳なさそうにお返事。
ではいざと森へ引き返すと
1本、2本の紅葉している木が点在するばかりで
落ち葉のそれも、もはや枯れ葉の模様
それはそれで風情があったけれど、やはり残念
来年はまだパスポートの有効期間内だから、
教えの通り11月3日を目指してのリベンジを誓う
ナナフシ橋を渡って自然生態園へと入ったけれど
何だかすっかりくたびれてしまって
ベンチで休憩した後戻ろうかとなった。
思い描いた紅葉狩りは結局この日は叶わなかったけれど
よく晴れた澄んだ空気の中、晩秋を堪能できた
それはそれでよい一日となった
何回赤城自然園に行けるかな
宝の持ち腐れにならないといいけれど…。
何より、パスをなくさないようにしないと
2020.11.14 sat.
まさかこんな日が訪れるとは…
それぞれのリベンジ登山、大菩薩嶺か四阿山。
どちらかに登ろうとなった昨日、にとっては久々の大菩薩嶺となる日だった。
が、リベンジさんがこのところ膝裏が腫れて痛みありなので
急遽前日、ブロ友様の目の覚めるような紅葉に心奪われたが
赤城方面への紅葉狩りをご提案。
もしかしたら草紅葉の覚満淵を軽くウォーキング→
八丁峠に移動して往復1時間の地蔵岳登山(リベンジさんは待機)→
そしてメインであり長きに渡り憧れていた赤城自然園での紅葉狩り。
リベンジさんにとって、黒檜山以来赤城は鬼門の地。
それでも膝に不安を抱えるためか、の提案をすんなり受け入れ、しかも地蔵岳も登ると。
6時にピックアップ
重い腰のキャンピングカーがえっちらおっちら
赤城ビジターセンターに着いたのは8:50頃。
ウォーキングポールだけを持っていざ覚満淵へ
新しい木道を作る真っ最中
目に飛び込んできたのはやはり遅かりし草紅葉
それでも歩き始めると、ススキの向こうに
鳥居峠方面から差し込む日の光にキラキラと輝く沼は美しく
何より雲一つないこれぞ快晴という青空の背景が
静寂の小尾瀬に深みを持たせ、心に沁みる風景だった
鳥居峠からの景色もよろしかろうと峠に移動
まさにビンゴ
遠くに青い青い大沼、手前には覚満淵の碧い沼が
草紅葉もどきとさらに山々に包まれるような美しい景色
素晴らしい紅葉狩りもどきのスタートとなった
入笠山で1輪だけ見たレンゲショウマ
インスタにアップしたところ、
友人が御岳山でレンゲショウマまつりがあるから行かない?と誘ってくれた。
かしまし4人組で電車、バス、ケーブルカー、
そして、体力に自信がないというメンバーもいたので
リフトも使ってレンゲショウマの群生地へ
ここに至るまで、山登りに興味があって好きなだけなのに
山に詳しいと勝手に思い込まれているようで
装備などを教えてと言われ、異常に緊張した日々を過ごすことになる
水分は350mlの水筒だけで大丈夫?
寒さ対策は必要?
長袖長ズボン? リュックがいいの?
どのくらい時間かかる?
私自身登ったことない御岳山
ロックガーデンまで足を運ぶのかと思ったら、
そこまで行く自信がないと、レンゲショウマを楽しんで
余裕があったら山頂の武蔵御嶽神社まででとなる。
リフトで上がったところから広がるレンゲショウマの群生。
まだまだこれからの感も否めなかったが
森の妖精と言われるだけあって、
コロンとしたまん丸の蕾といい花開いた時のうつむき加減、
清楚な花姿が一面に広がる様に魅了される
レンゲショウマの傍に咲くように花咲くのは
入笠山で学んだツリガネニンジンかと思ったらソバナ。
トチバニンジンの鮮やかな赤い実や
キバナアキギリ、ホトトギスなども見られ、
嬉しいお花見、フォトハイク
こんなにお花の名前がわかるのも、
ビジターセンターのスタッフさんがいらしたお陰
花々につられて山道を降りていき、
あ~これはリフトに乗らず、登りながら見ればよかったんだねと
またリフト乗り場まで山道を登り、武蔵御嶽神社へと向かう
参道を行くのかとばかり思っていたが
リフトからだと山道を行くことに。
ビジターセンターあたりで参道に合流。
風情のある馬場家恩師住宅・御師集落辺りはアップダウンと
暑さで結構バテバテ
いくつもの階段を上っていくと神社に到着。
美しい紅い神社に、振り返るとおいぬさま越しの景色は絶景
神社奥の山頂は肌に感じる気が涼しくて、
パワースポットであることを実感。
クロアゲハもひらひら舞い、神様の遣いであること、
神様が来訪を歓迎してくれているしるしと
メンバーから教えてもらい嬉しく有難い気持ちになる。
そういえば神社に向かう階段の中腹、
可愛いわんちゃんの石のベンチ付近下に
一箇所だけ鬼が顔をのぞかせている段があった。
単なる遊び心なのか、とっても気になるところ。
友人が後日調べてくれたところによると、
天邪鬼(あまのじゃく)だそうで、
これを踏むことで邪気を払うらしい。
相変わらずレンゲショウマを見つけては撮影を続け、
神聖な気をたっぷり浴びたあと紅葉屋に向けて来た道を戻る。
ちょうどお蕎麦が切れてしまったと打ち立てのくるみ蕎麦をいただく。
甘いくるみの蕎麦つゆに舌鼓
窓から見える風景も自然が広がってほっとするひととき。
既に14時を回り、帰りの時間が気になり始める。
来た道を引き返す
東馬場で帰りお茶もしようね!などと言っていたのに
そんな時間もなく、既にみんな忘れて歩く。
リフトに乗らなければ、もしかしたらこの山道登らなくてもいいのでは?
と気づいたのも時既に遅し
参道から外れ、リフト乗り場に着くと登山客は誰もいなかった。
リフトにケーブル、バスと乗り継ぎ、御嶽駅に着く前に
ちょっと行くと御岳渓谷だから寄っていかない?と。
みんな二つ返事で行く行く
カヌーをしている人、釣り糸を垂れる人
対岸にはキャンプでまったりの人、
そして、上流からはラフティングチームが流れてきて
川遊びをほんのちょっぴりのみんなが満喫していた。
私たちおばさんずも裸足になってちゃぷちゃぷ
ひんやり冷たすぎるくらい
足湯ならぬ足水で、疲労回復となった。
何だか旅行している気分ねと、みんな笑顔笑顔
帰りの電車は人身事故で面倒なことになったけれど
それもまた旅の思い出
覚書きに持ち寄った行動食。
凍らせたこんにゃくゼリー・チーズおかき・芋パン
虎屋の一口羊羹・かりんとう・あられ・コーヒー飴
キャラメルビスケット・梅シート
みんな登山しないなんて言いながら考えられたラインナップ!
は陣馬山に連れて行ってもらった山ガールさんを思い出して
パティシエ・ジュン・ホンマのピスタチオのフィナンシェ
凍らせたシャインマスカット・㏌塩分プラスタブレット
そして、凍らせたソルティイチのパウチ(これが重かった)
あ~、楽しかったなぁ 2020.8.20
勤労感謝の日。午前中雨。
大菩薩嶺行きがなくなったところで、でも折角日は空けたのだからと
どこかしらお出かけしようと。
インスタ映えのひたちなか海浜公園に行ってみたいとリクエストして臨んだ今日。
守谷サービスエリアで朝そばをいただきながら、
手に入れたいばらぎ観光・レジャーマップをのぞき込み、
急遽、「第110回 笠間の菊まつり」に行き先を変更。
会場は日本三大稲荷の笠間稲荷神社
雨に洗われるようにどーんとそびえたつ大鳥居が素晴らしい
菊をあしらう予定なのか、イルミネーション用なのか、
鳥居前の白いワイヤー状で造られた巨大お稲荷さんも映える。
朝は9時半、門前通り商店街もまだほとんど開いておらず、
人けのない中ご本殿に向かって進む。
仲見世沿いには、千輪咲きかしら?クリスマスツリーの様な菊のツリー。
一本の菊から造られているということで、もう最初から釘付け。
見事な三段仕立て、目を奪われる古典菊の数々
ほどなく進むと華道家假屋崎省吾の世界展~花蝶風月~が
あとの菊人形展と合わせて入場料は1000円。
菊とは無関係だけど、
ご本人もいらっしゃるとのことで覗いてみることに…。
これがまた、艶やかで素晴らしい世界だった
枯れない薔薇の一輪挿し、ジャルダン・ドゥ・ショウゴ1500円と
假屋崎省吾の笑福まんじゅう1000円を購入して、ご本人からサインをいただく。
合わせて記念写真も そして、握手
あ、販売の場では交わしても交わしても別のスタッフさんがやってくる
マンツーマン対応の圧はかなりのものでして…
ラグビーのボールを持った人の気分
また雨の中に戻る。
初っ端の宝船に乗る七福神をはじめ、晩秋の霞ヶ浦など得作花壇の見事なこと
懸崖菊や千輪咲きも圧倒される美しさ
そしていよいよ菊人形展へ。生で見る菊人形は初めてかも!
直虎はみていないけれど、シーンごとによくできていた。
菊人形展の後は、盆栽菊なども楽しみながら戻る。
途中、栗、柿を一生懸命売っている雨の屋台に情が移り
利平栗1000円を購入しておまけに500円分の柿をつけてもらう。
持ち帰って見たところ、本当に利平栗かどうかは(。´・ω・)?
大鳥居を出て右に行くと、假屋崎さんお薦めのつた屋のそば稲荷。
ただ、まだやっていなかった。
鳥居向かいの吉田屋で熱々にふかしたくるみまんじゅうを。
車の中でいただくと、甘い甘い
帰り道はやきもの通りにギャラリーロードを冷かして。
笠間焼窯元共販センターでは川口総一さんの作品、
紅葉や桜の葉?の葉脈が写し込まれた素朴ながら存在感のあるマグカップ4400円を。
民芸の里では、栗一粒の看板に惹かれて6粒600円の焼き栗と
お芋大好きの衝動買い、切り落とし紅はるかの干し芋1200円を
このスプーンでアイスを食べたら美味しんじゃない?という老夫婦の会話が、
何故か耳に飛び込んでほっこりしたきらら館
ギャラリー陶芸館では福寿草と南天を絵付けした和ろうそくのセット1296円を。
陳列など素敵なお店作りをされていて、お茶を振る舞われた
お隣の向山窯プラザ店では樺の木のお箸700円、
何の木だったかしら?木製のへら1500円を。
午後、帰途につく頃には青空が少しずつ広がってきた。
雨の中のお出かけはどうかなと思っていたけれど、
じっくりと静かな雰囲気で見てまわれたのはよかった
笠間って初めてだったけど、よかったな
3月のとある日、雨の中行って来た!
99イチバでゲットした無料日帰り旅行。今回は㈱ヒルズの催行だ。
7号車というご案内だったので超団体と期待したけど、バスは1台、44名参加。
6号車までは何処に?という疑問を同じく持った方がいらしたらしく、添乗員さんがそれを受けてご説明。
埼玉、千葉と他のエリアからの出発を含めての本日7号車目とのこと。
う~ん、ほんとかな~。まあいいや。
今回の旅行はご夫婦以外は結構お一人参加が多く、半数が私と同年代とお見受け。
でもでも、なんと私の隣だけ空席で、気楽なようでちょっぴり寂しいものが…。
だって皆お隣同士で仲良くなってこの後の行動も共にしていたんだもの。
さてさて、談合坂SAでのトイレ休憩を挟んで、まずはお約束の山梨にある「エル・ファクトリー(ジュエリー工房)」へ。
工房前では立派な傘を何本も用意してスタッフがお出迎え。
バスからエントランスまで濡れないよう手馴れた配慮。
工房の造りが嫌味のない豪華さでびっくり。
1937年から70年以上の歴史があるんだって。現在37歳の社長が君臨!
入口のジュエリーロードは70周年記念で造ったもの。
山梨県からお声がかかり公開していたのを現在はバス旅行限定にしたとか。
もう1ヶ月前の出来事だから忘れちゃったよ~
それから「神明シリカ」(磁気付きブラックダイヤモンドもどき?)、「レーザーホールダイヤモンド(ツメがないのでゆらゆら揺れてよく光る)」など、こちらの一押しをご紹介。
9時半に入館して10時までこの説明を受ける。
もちろん、バス内クイズの結果発表もあり。
3名の方が見事全問正解! 直径2cmほどの虎目石がプレゼント。
その他イベントとしては、3千万円(だったっけ?)相当のダイヤのネックレスを装着。
この体験者には特にプレゼントはなし。
さてさて、次はいよいよショップ!。
スタンプラリーの用紙をいただく。
どんな粗品をいただけるかと果敢にアタック!
今回のメンバーは結構積極的☆
じゃんじゃんつけてる! 着け放題の醍醐味を遠慮なく堪能している!!
なので私もご一緒にツケルツケル。
そこへ先客さんがスタンプカードを見せてポイントのついたカードに交換してもらってた。
この機会を逃してはならぬと私もとお願いすると、「つけた方だけです!」とスタッフ。
「今そこでつけてましたけど。」と反論する私。
「つけたところを見せた人だけです。」とスタッフ。
もう頭にきたよ~。意地でもスタンプ制覇だ!
狭い中をそれでも所を変えて仕切りなおし。
で、改めてじっくり見ると、結構好みのものばかりで…。
心が揺さぶられながら、真剣につけてしまった。危ない危ない…。
ためるスタンプは3個。2個までは何とかクリア。
3個目を神明シリカに賭ける。
これが試してみると、本当にぽかぽかするのよ…。
また心が揺らぐ。
でも直接肌につけるようにしたほうが効果ありで(そりゃそうだ)、折角のデザインも効果を求めるなら役立たずなのではと思いとどまった。
こんなに心が揺れるなんて、どうしちゃったんだろう私。
とにかくこれでスタンプ制覇!
そしていただいた粗品は、直径6,7mmほどの水晶の小石、もはや欠片だ…。
やるべきことはやったので次の間へ移る。
下の階へ移動するとリーズナブルなものや金製品など。
CADの製作システムといった工房?もあって、2台のPCの前に男性がそれぞれ座っていたけれど、絶対ここでいつも造っていないと思う。
さんざん上で素敵な品を見てきたので、リーズナブルな商品には全く心が動かない。
ショーケースに収まった金製品はちょっといいナと思ったけれど、高くて高くて…。
見るとおばさまが2,3点ゴージャスな金のネックレスを出してもらっていた。
「どちらがいいかしら~? 悩むわね~」などとやり取りしてる。
買うの?買うの?! 確かに似合いそうな風貌。
そうこうするうちに、「どこかで煙草吸える?」「はいあちらで」「ちょっと一服しながら考えてくるわ。しまわないで出しといてね」と一旦冷静に検討するのかその場を離れてしまった。
新しい手法かなと思ったが、金で作られたザリガニの置物を見ていた私に、「こういうの私好きなのよ。見ると欲しくなっちゃう」と言ってスパスパタイムへ消えていった。
スタッフでもない私にわざわざ金が好きとアピールするあたり、本当に検討するんだと思ってしまった。
で、このフロアも一通り見たので、席でのんびり観察してたけど、結局ゴージャスおばさまは売り場には戻ってこなかった。
敵を欺くにはまず味方からというものだろうか。何故私にザリガニアピールをしたかがわからない。
そういえばこのおばさま、最初のフロアで「これ私〇〇で買ったばっかりよ。今日つけて来ればよかったわね。そっちの方が高かったわ~。でもちょっとつけてみようかしら。」とスタンプをもらっていた方だ。
今回は色々人とのやり取りを学ばせてもらった。
さてさて、裏口のような出口からバスに戻るまでの道のりには傘の用意はなかった。
次の観光バスを待つスタッフが、1時間半前の私たちを迎えるように傘を何本も用意して雨の中立っているのを見ながら、小走りでバスに乗り込む。
本来ならお迎えさながらお見送りこそ大切にするというものだろう。
ここに、エル・ファクトリーの真髄を見たような気がした。