一期一会の日々

日々のあれこれ

九十歳。何がめでたい

2024-06-12 06:19:56 | 映画
草笛光子さん、誕生90歳記念作品…だったかな。
佐藤愛子さんの原作を読んで面白かった作品が映画に。
人間、人様に迷惑をかけるのでなければ自然体で生きることが1番!
笑って、時にほろっと来てよい時間だった。

職場から試写会へと向かう。
自転車置き場に着くまでは何ともなかったのに
漕ぎ始めた途端、右手薬指が痛いことに気づく。
  これ、突き指の痛さ😰
やだやだ、ついた覚えもないのに、突き指。
帰宅後2時間ずっと冷やしてたけれど
今朝起きてもやっぱり痛い。
今日は右足中指を診てもらう日だけど、
そっちよりよっぽど痛い😮‍💨

覚書

ショーシャンクの空に

2022-08-03 17:47:46 | 映画

もう20年近く前になる?
前職場で行われたアンケート、好きな映画は?
私はなんて書いたかしら? 多分、マイフェアレディ。
それぞれが様々な映画を挙げる。
しっくりくる人もいれば、えーっそれ~?!などなど
その人の意外な一面が見られるようで結構面白かった。
その中で一番印象に残ったのが、その頃その仕事ぶりや態度に
多大なる影響を受けた人の「ショーシャンクの空に」のチョイス。
学生の頃は試写会が驚くほどあたり、結構な映画を観てきたけれど、
就職してから映画を観る余裕がほとんどなかった。
初めて聞くタイトルに、あの人はどういう映画を観て感動するのだろうと
いつか見てみたい1本になっていた。

が、すぐに見ようともせず、あっという間に月日は流れ
特に思い出すこともなかったところに
金曜ロードショーで地上波放送となった5月。
録画をして、やっと昨日観ることができた。

友情と希望と、大切なことを伝えてくれる映画だったが
刑務所の中のできごと、またそこに収容される過程が悲惨で理不尽で
辛くて辛くて…。
もっと若い頃に見ていたら、
知性を生かしてくじけず新しい風を刑務所に吹き込み
それがすべて伏線となって希望、夢を叶えた姿にぐいぐい惹き込まれたのだろうけれど
こんなことがあるの、こんなことが…⁈
そのひとつひとつがおりのように積もって
眉間にしわを寄せ続けてしまうような顔にポロッと涙が流れて
最後の最後にやっとほっとするような。
でも、あれこれを思い出すと、
希望溢れるラストにもよかったなとも思えず…。

いい映画だったし、観てよかったとも思うけれど
もう1回観たいかというとそうでもない。
でも、強烈過ぎてそのひとつひとつが忘れられないので
繰り返し見なくても大丈夫だなぁ。

原作はスティーブン・キングの小説なんだって。
なるほどなぁ。


マダム・フローレンス! 夢見るふたり

2016-11-26 00:13:33 | 映画

一昨日試写会で観てきた
以前より気になっていた作品。

自分の歌の才能がないことに気づかずいられるものなのか。
またそれを悟られることなく、リサイタルを開催させてあげることが出来るものなのか。

愛すべき歌姫は、最後にすべてが、
夢を叶えるというよりも夢を見続けさせてあげたい
その思いに包まれて、今まで過ごしてきたことを知る。
その夫の愛し方が新聞のコラム記者には
妻を嘲笑にさらすことだと非難するが、夫は揺るがない。

妻は最後に「私が歌を歌ったことは事実よ。」と
夫の愛を心の底から感じ取ったのだろう。

実話というこの作品。
最後に実在の人物の画像と共に、妻亡き後の夫、そしてピアノ伴奏者の生き方が描かれ
それがまた、最高に素敵だった。

広く皆にお薦めしたい作品。
いっぱい笑って、ほろっときて、余韻でいっぱいになる、秀逸な映画。 

 


パディントン 吹き替え版

2016-02-04 16:41:06 | 映画

また観てきました。映画「パディントン」。
今度は吹き替え版です。

松坂桃李君のパディントンがどんなものか、
すっごく気になっていたので…

桃李君のパディントン、全然違和感なかったです。
字幕で予め観ていたから、大人の声でも気にならない、むしろ適任
同僚さんは、もっと子どもの声だと思っていたらしく、
桃李君の声にばかり気を取られてしまったと言っていたので
楽しめるか心配していたんですけど、全然!
OKでした
    桃李君、実は映画「ツナグ」で、一緒にギネス世界記録を作った仲なのです
吹き替え版のキャストは皆マッチしてて
パディントンワールドを壊すことなく、素敵に仕上げていました。

日本語版イメージソング「ハピネス/AI」は、一体どこで流れるものだったんでしょう。
影も形もありませんでした。

   以上、本日1時間半だけ仕事して、
   代休を利用して過ごした1日の ご報告

そうそう、チケットは同僚さんも私も、おじさんにいただいたものでした。
30枚も配給先に頼まれて購入したんですって
そうでないと、2度も同じものを観ないよね~ 

 

 


パディントン

2016-01-10 16:48:23 | 映画

公開に先駆けて、8日、1週間早く映画「パディントン」を観てきました。

くまのパディントン、ただのキャラクターだと思っていました
マイケル・ボンドさん原作の児童文学だったんですね。
しかも福音館書店からも出版されていたし。 

そして、映画「パディントン」も、何も知らずぬいぐるみだけの動物物語と思っていました。
まさか、パディントン=小熊が人間の言葉を話す二足歩行の動物で、
他は人間の世界の物語とは… 
試写を観る前に、配布されたチラシを見てびっくり

さてさて本編はというと…
くま語を話すときはごつい声だけど、あとは優しい声音のパディントン
この名前があったかいブラウン一家との出会いの場である
‘パディントン駅’からというのが、素敵
鳩との絡みのシーン、ブラウン家での最初のお風呂のシーンには大爆笑。
パディントンが傘で空を飛ぶシーンは、ハラハラドキドキゲラゲラ、
そして、ブラウン家の娘ジュディの気持ちがパディントンに傾く
お気に入りの場面です。

映像はさすがハリーポッターのプロデューサーだけあって美しく、
現実の中にファンタジー的な要素も詰まっていて引き込まれました。
小熊が話していることにも、礼儀正しく紳士的なため違和感なく、
でもやっぱり小熊だということに不意に我に返るギャップが面白く
あっという間に、パディントンワールドにどっぷりつかってしまいました。

子どもだましの映画ではなく
大人も子どもも、老いも若きも、性別関係なく楽しめる良質な映画でした。
2015年の映画鑑賞が、「パディントン」でスタートできたこと、幸せに思います
そんな映画
 


悪魔を見た

2011-04-07 02:27:32 | 映画

実は「悪魔を見た」を観た。

遡ること1ヶ月前のレディースデー3月9日(水)、新宿ミラノ座にて。
シネ通!に導かれ、この日しかないと今回はためらうことなく行動に出た!

たった独りドキドキしながらチケット売り場へ。
でもイ・ビョンホンファンと思しきグループがぽつぽつ見られてほっとした。
これが歌舞伎町だし、同じく独り者の怪しげな男性ばかりだったら内容が内容だけに、暗がりの映画館落ち着いて映画を観ていられない。
まあ、そんな心配をする年頃でももうないが…。

とにかく安堵感いっぱいで開場の列に並ぶ。
館内は結構広かった。
縦横真ん中のブロックを通路側をキープできた。
ひとつ置いて4人組の女性グループ。これでもう左右の心配はいらない。
なにやら楽しげな雰囲気の4人組。
ひとつ席を置いた方が一緒に荷物を置きましょうと笑顔で声をかけてくれる。
これがビョンさまファンの素敵なところ。あっという間に通い合う心だ。

つい顔を伏せてしまうところも満載だったけれど…
シネ通!の何とかちゃんも言っていたけれど、結構この映画好きかも。
何だろう、復讐心に燃える気持ちがほんとはいけない形なんだろうけれど、よく伝わってくる。
自分の身内があのような目にあったら、やはりとてもじゃないけれど普通じゃいられないもの。
行為そのものではなく、感情が入っていきやすかった。
それはきっと、あの役をイ・ビョンホンが演じていたからだと思う、多分。
別の方だったら、例えば配役を逆にしていたらどうだろう。
う~ん、それはそれで、また一味違ったいい映画になりそう。
「甘い人生」は本当に何ゆえにそのような展開になるのかが訳がわからなかったが、今回は目的が明確だったので単なるバイオレンスにとどまらず、その先の超越したものが見られたような気がする。

一番気になっていた設定。
なぜ一般市民があんな風に腕力の強い復讐鬼と化せるのか。
国家情報院捜査官という職業柄だったのね。
それが初期の段階で知ることができて、モヤモヤしながら観ることもなくじっくり映画の中に入っていけたのだと思う。

イ・ビョンホンの狂気の中に哀しみが見られ、秀逸だった。

   と思う私の感想は誰にも言えない。
   先輩に語りたいけれど、観たことさえ言えない。

 


アマルフィ

2011-01-06 01:05:22 | 映画

3日、予想通り地上波で放送の「アマルフィ」を観た!

素晴らしかった! 心が震えた!
なぜこれを映画館で観なかったんだろう。  観られなかったんだけど…。

誰がカッコいいとか、誰がステキとか、そんな次元じゃない。
ストーリーがよかった。イタリアが素敵だった。そして、それらに見合うためにはやっぱり配役が最高だった。

後半、人を疑わせておいて、えっ?そうだったの?!の展開の数々に息がつけないくらい、そしてため息…。
原作があったんだ。真保裕一さんか~。
「ホワイトアウト」も織田祐二だったもんね。お二人相性がいいのかも。

黒田=織田祐二、最後まで渋くてクール、たまらなかった。
紗江子=天海祐希、美しいのに我が子を愛する自然体の母親ぶりが素晴らしい。
藤井=佐藤浩市、哀愁を漂わせ、善人悪人を行ったりきたりで翻弄された。
佐伯=福山雅治、特別出演とテロップに出ていたので無理やりな配役かと思いきや、なかなかどうして、ピリッとよいスパイスだった。

観終わってぼーっとしてしまった。
映画館で観たかったな~。
驚いたことに、この夏公開予定で「アンダルシア」の映画があるらしい。
今度はオールスペインロケ?! 楽しみ~
イタリアといい、スペインといい、情熱的な国続きであのクールな黒田がまた一段と映えるわけね♪
今度は何が何でも映画館で観よう!

さてさて、13日はドラマがいよいよ始まる!
イ・ビョンホンはさしずめ福山雅治あたりのポジションだろうか。
何だかワクワクしてきたよ~!

邦画もまだまだ捨てたものじゃないね。