一期一会の日々

日々のあれこれ

赤城・ハイジのブランコ&青木旅館の日帰り温泉

2024-04-04 12:23:21 | 旅行記

雪山地蔵岳を下山後はまず小沼へ。
氷の下のブルーは見られなかったけれど、
青い空と白い雲が広がる伸びやかな景色にうっとり。

そして鳥居峠で覚満淵を眺め、そして桐生市と前橋市の境を今回初めて確認。
 
続いて赤城神社前を通過して、
筑波さんの気持ちを高めるためにと
本家赤城の日本百名山黒檜山の登山口へご案内。
スタートからいきなり岩登りのようなごつごつに恐れをなしていた。
さん登ったことある? にありますよ~とお返事すると
では自分もいつかは!と気合が入った模様。

さて、二人には全く興味なく、私にとってだけの今日のメインイベント
ハイジのブランコへいよいよGO!
青木旅館さんへ日帰り温泉に入れるか伺い、
駐車させていただくことと、
その前にハイジのブランコに寄らせてもらうとお声をかける。
かつてゲレンデだったのかな、坂を上っていく。
草の上の道のない雪坂はずるずるズルズル滑るすべるスベル
またそれが結構な斜度で、今こそポールが必要だったのに皆空手。
漫画のように同じところで滑りながら足を出すを繰り返し、
さて、お目当てのブランコは何処に?
地蔵岳より大変な雪山状態。
グーグルマップも現在地を作動してくれず途方に暮れる。
青木旅館との位置関係からもっと右かもと
一人移動して確認するもまったく見当たらず、
もうあきらめると声をかけると、旅館に電話して聞いてごらんと天の声。
 楢の木が二本あるでしょう。
 その二本のうち下から向かって右側よ。
その楢の木の二本のちょうど間の真上にいるけれど、
ブランコがどちらにも見えない。
右の楢の木に寄ってみると、ふっとブランコが風景に溶け込んでいるのが見えた。
 ありました~!! 
に四方八方からズルズルしながら駆け付けてくれる二人。
でも、乗り場は斜度がきつくてしかもザラメ状の雪で足場が滑る。
ブランコはお尻より高いし、滑りそうで飛び乗る勇気が出ない。
ここまで来てあきらめるなんてと泣きたい気分。
持ち手をしっかり押さえてくれて飛び乗れ!と隊長。
お付き合いしてくれる二人の気持ちを受けてエイヤッと飛び乗る。
 といっても、もみの木を越える勢いのハイジのようにはいかない。
怖いけど楽しくて、楽しいけど怖くて、
これは一体どうやって、誰が止めてくれるのか考えると
ソロリそろりと足を出して気持ちばかりの漕ぎ方となる。
自分が持つ恐怖への可笑しさと、絶景を見ながらのブランコ乗りの楽しさに
そろりそろりしながら笑いが止まらない。
  怖いのに楽し過ぎる~
 
二人はもちろん乗らないとのことなので、ズルズルしながら下りていく。
最終的にはほっとしたところで、筑波さんがつるっと転んでしまってた。
  こんなところに連れてきてしまってごめんなさい。

そして、青木旅館の日帰り温泉600円。
玄関を上がると、長い長い磨き上げられた木の廊下を突き当り、
大広間をさらに突き進んで到着した鹿の湯。
外からは見えてないから安心してねと告げられた内湯温泉は
大沼が見渡せる大きな窓。
  
当然のように貸切で、じっくりゆっくりあたたまる。
もう最高~
旅館前の大沼から眺める黒檜山がこれまた美しかった。

 
今年の春休みもこれにて終了。
新年度、また次の山行きを夢見て、楽しく頑張ろう!

余談:帰りの高速三芳サービスエリアの焼き芋ソフト500円が美味


飯盛山下山後はリゾート気分満喫♪

2023-09-07 20:10:47 | 旅行記

雨がぽつぽつときていたけれど、下山後はお楽しみの第2弾!
登山服から今年お気に入りの赤いワンピースにご丁寧に着替え、
ずっと気になっていた八ヶ岳エリアへ。
山歩き中何度も目にした東京天文台野辺山宇宙電波観測所の前を通り、JR野辺山駅へ。
JR線の中では最も高いところにある駅。
駅前ロータリーの花壇の手入れよく、ちょうど青い空も広がって美しかった。
それから清里・野辺山間のJR標高最高地点へ移動。
鉄道神社や幸せの鐘などあって、ぷち鉄ちゃんとしては嬉しいポイント。
でも、お目当てのレストランはやってなかったよー。
で、メインの次のポイントでランチも兼ねることにした。

八ヶ岳倶楽部。
旅人さんのブログに登場しては、憧れを持って想像を膨らませていたところ。
とうとう訪れることができた!
カフェレストランはウェイティングの記名をするとお呼び出しブザーを渡されるので
音が鳴るまで森の中を散策。
緑いっぱい、誰かがカメラを向けている先をのぞいてみたり
ちょうどフィンランドの手織りラグマットを展示していたステージを
ゆっくり見せていただいたり…。
そうこうしているうちにブザー音が鳴り、テーブルに着く。
お食事にはハヤシライスを選び、もちろんお楽しみのフルーツティーも。
キャンドルのティーウォーマーでずっと温かいままのフルーツティーは
時間が経つ毎に味が変わっていく…。
ポットの中のフルーツは7種類。
りんご、オレンジ、ブドウ、メロン、イチゴ、キウイフルーツ、レモン。
紅茶はインド産のニルギリ。
ポットの中にリンゴがメインでぎっしりとフルーツが入っている。
想像ではドライフルーツなのかと思っていたら、生のフルーツだった。
フルーツの香りや甘みが紅茶に移り、ぽかぽかと体に染み渡る。
まさに至福の時間だった。
誰もそんなことをしていなかったけれど、
スタッフの方に伺ったら中のフルーツを食べてもいいとのこと。
お皿とフォークを用意してくださって、ホットフルーツも堪能!
これはこれで、結構いけた!


ギャラリーの作品をゆっくり見せていただいて、
名残惜しいけれど八ヶ岳倶楽部を後にする。

帰宅は午後6時。
山登りとリゾートと1日に2つも楽しめた最高の1日!
夏はやっぱりいいなぁ。


宇都宮 青春18きっぷ日帰り旅

2022-10-01 10:13:39 | 旅行記

2022.9.10 sat.
新宿駅8:09発 JR湘南新宿ライン・宇都宮行 宇都宮駅10:00着
旅の目的は宇都宮餃子と地下神殿のような大谷資料館。
当初、宇都宮駅からはレンタサイクルで餃子を食べて移動しつつ資料館の予定だった。

10時到着。まずは観光案内センターで目的地の大谷資料館の情報収集。
大谷観光一日乗車券のバスの案内を受ける。入場券もついてお得と。
レンタサイクルで行きたいと伝えると
大谷資料館ですよね⁈ と一瞬のけぞられた後、
努めて冷静に、レンタサイクルは〇箇所あると説明を受け、一番方角的に近いレンタサイクル所を目指す。

が、なんか暑い。
センターの方の自転車であそこまで…のリアクションを思うと、ろくなことにならなさそう。
今だったら10時半発のバスに乗れるからと慌てて引き返し
一日乗車券(1850円)を購入。なんかほっとする。

バスに乗りながら今後の予定を微調整。
お昼の予定の餃子はパスして、資料館に入る前にロックサイドマーケットでランチ。
資料館を堪能した後、乗車券についている大谷観音を拝観。
宇都宮に戻って、馬場町で途中下車。二荒山神社参拝、来らっせでの餃子三昧。

11時前は資料館入り口停車場に到着。
駐車場を抜けるように歩き、緩やかな坂道を上った先にドーンと大谷石!
トイレをまず済ませて、おしゃれなロックサイドマーケットへ。
店内をざっと見たり、メニューを見ていたらランチタイム開始の11時に。
那須御養卵のオムライス(メイン・サラダ・スープ・ドリンクのランチセット1480円)。
ソースがちょっと思っていたのと違っていたな。

大谷資料館は言ってしまえば地下の採石場跡なんだけど、
ひんやり寒いくらいの空間のその見せ方が素晴らしくて!
假屋崎省吾さんの作品やドンペリのパーティーの名残とか…
ライトアップが美しかった。

大谷観音へは駐車場に戻らず裏手から周っていった。
まだ若い毬栗を蹴りながら歩くのが楽しかった。
大谷観音は予備知識なしで訪れたけれど、胸に打たれるものがあった。
しっかりしっかり手を合わせ、今のお願いごとはひとつ。
釈迦三尊像、阿弥陀三尊像、薬師三尊像も何度も仰ぎ見ては手を合わせ続けた。
大谷寺では思いがけず登山も! 名勝御止山(おとめやま)
山頂まで15分とあったので迷わず登った。
山頂の記念碑からまた別ルートがあると行ってみたけれど
様子がおかしいので引き返したところ、後で伺うとどうやら行き止まりだったらしい。
庭園では白蛇の頭をなでてお参り。
お隣の平和観音も巨大で立派だった。
階段を上って展望台から間近にそのお顔を横から見ると
青い空に溶け込んでその穏やかさを人々にちりばめられているような。

ベルテラシェ大谷に立ち寄り、幸楽苑の餃子1枚と甘酒ネクターを。
餃子目的だったけれどこの甘酒ネクターが想像以上に美味しくて幸せ~!
バスをただただ待っているよりもと、大谷景観公園へ。
どんなに広い公園かと思ったら拍子抜け。
ただ、御止山のその姿を見ることができてよかった。
また停留所ひとつ分歩き、元の資料館入り口へ。
結構な人がすでに並んでいたから、あのまま誰もいない大谷観音前で待っていたら座れなかった。

15:07発のバスに乗り、二荒山神社へ。
ちょっとくたびれていたので、石段を上らず右手の東神苑歩道から。
町中の幹線道路の喧騒とはかけ離れた空中の神社みたいな静寂の場。
95段の石段から下を見ると、下界としっかり繋がっていてなんだか不思議。
その境界線はどこにあるのかなぁと一段一段下りながら思う。
鳥居のある広場では大道芸。
程よい人出が心地よい。東京って、どこでも人が多すぎる。

さあ、いよいよ餃子タイム! 来らっせ本店では常設店へ。
香蘭「彩り味噌ダレ餃子」420円、みんみん「焼き餃子」300円「水餃子」300円、めんめん「羽根付餃子」390円の4枚。
先の幸楽苑も含めてどれもおいしかったけれど、正直な感想、餃子は母か自分の手作りが一番かも。
餃子通りをひやかして、最後のバスに乗車。
駅ビルでお土産物などを見て、実家に雅洞のみかも山を。美味しかったって!

宇都宮駅発17:15 宇都宮線・熱海行 東京駅19:05着。
ずっとアイスがジェラートが食べたかった道中、
最後に18きっぷなんだからと赤羽駅で降りて薬膳カフェへと考えもしたけれど
長く座っているうちに力尽きた。
車窓からの中秋の名月が素晴らしかった。


下諏訪三角八丁コースまちあるき

2021-08-12 16:38:24 | 旅行記

諏訪湖の花火を堪能した翌日は、初めての下諏訪へ。
もう車じゃないし、自分たちだけの足が頼りの旅。
母は観光もやはりしたいようだったので
駅からでも歩いて行ける諏訪大社の春宮と秋宮を選んでみた。

事前に調べておいた99分のまちあるき。
予定よりも1時間早く宿を出て、上諏訪駅9:34発で下諏訪駅には9:38着。
お昼を予約済みの本田食堂の前を通過し、中山道に出たら左へ。
大灯籠経由で春宮へと続く道へ折れる。
力石で力試しをするもびくともしない。
下場橋の手前の無人骨董市をひやかし、いざ諏訪大社下社春宮へ。
いぼ石を探すも、その穴ぼこに鳥肌たつ。こういう穴の集まりが苦手。
ここで父は春宮前のWC前で小休憩。
母と浮島社を通り過ぎ、万治の石仏へ。あっという間の移動。
万治の石仏は、ほっこりとして気に入った。
石仏を3周回りながらお願い事を心で唱える。
父にも見てもらいたくて、この距離ならと
今度は母に休憩に入ってもらい、再度父とお願い事を。
父は砥川で川遊びをする親子を目にしにっこり。
石仏も気に入ったようで、写真を一緒にとってほしいと。

春宮から中山道で秋宮へ。
伏見屋邸で一休みしながら、父は御柱祭りについて熱心に伺っていた。
つるし雛のようなリボンで作った金魚たちが涼しげ。
このぷっくりした金魚を昔作ったことがあるなぁと
朧気な記憶がよみがえってくる。
御作田社には井戸水と温泉水が出てくるスポットあり。
手を出してはその違いに驚く。
いつか泊まってみたい雰囲気のある温泉宿が立ち並ぶ坂道を行き、
ほどなくすると諏訪大社下社秋宮にたどり着いた。
4本の御柱で聖域とされていることに、
父が教えてくれなければ気づかなかった。

13時予約の本田食堂まで40分ほど時間もあり、
食祭館で足湯に浸かる。
3時間歩き続けた疲れも、多少は取れたような…。
車の旅ではなかなかこうはいかないまちあるき。
一歩踏み出す度、目にするものすべてが新鮮で
楽しいウォーキングだったけれど、両親は疲れただろうなぁ。

下諏訪駅14:52発の電車に乗り、上諏訪駅14:56着。
上諏訪駅15:12発のあずさ38号で帰途。
この上諏訪駅での待ち合わせ16分を利用して、
父には間に合わないのではと止められていた
念願の上諏訪駅足湯にもチャポンでき、充実の締めくくりとなった。

母から一夜明け、先ほどラインが届く。
 お忙しいのに、旅の行程表、的確なガイドといつもながら
 楽しい旅行になりました。ありがとうございました。
 今日はゆっくりと過ごしています。
 疲れてないようでもそれなりに疲労感があります。
 入笠山の高山植物とてもよかったです。癒やされますね。
 中山道をリュックを背負い歩いたのも思い出になります。

また一緒に行こうね。
上諏訪駅でコインロッカーに荷物を預ける予定が、
父の荷物は全部私が背負い、母には最期まで頑張ってもらい…。
それだけは申し訳ないことをしたと、反省しています。


入笠山立ち寄りコース&諏訪湖の花火 スペシャルデー

2021-08-12 11:18:16 | 旅行記

3回目の緊急事態宣言が解除されてから、夏休みはオリンピックもあるし
もう緊急事態宣言は当分でないかと思ってた。
2回目の緊急事態宣言が解除されて行った春の箕山。
母が観光名所を訪れる旅ではなく、
自然の景色を楽しむハイキングの旅にいたく感動、喜んでくれて
それが私の中でとても心に残った。
  ザックを背負って山を登り次の宿へ移動する旅は
  両親と20代の私の定番の旅だったのに。
当時81歳の父は宿のヘリテイジ美の山さんからスタートした
箕山ハイキングでヒーヒーフーフー、
初めてのトレッキングポールの威力に感謝感激。
そして下山は力尽き、皆でヘリテイジ美の山さんでお昼をとったあと
急遽送迎バスのお迎えに駅へと向かうバスに一人お世話となり、
自力での下山は断念した。

そんなあれこれを思い出しながら、
夏休みにまた78歳の母に山の景色をと6月末から企画。
山頂まで行かずともゴンドラで山野草美しく眺望も無理なく楽しめると
昨年訪れた入笠山に行き先を決めた。
手頃な日帰りバスツアーと思っていたが、
82歳の父が自由が利かないバスツアーはパスというので
7時半新宿発のあずさ3号5号車に乗り、富士見駅からシャトルバスで。
そして、温泉に浸かってゆっくりしようと、
こちらは田舎からの帰り道、両親と必ず1泊した思い出の上諏訪に。

台風が通り過ぎたあとの入笠山は午前中は曇り空だったが
午後は青空が広がり素晴らしい景色を見せてくれた。
色とりどり山野草が咲き乱れる中、写活しながらのんびり歩く。
オーダーストップのかかってしまったマナスル山荘での昼食を諦め、
花畑を少し散策してから、行きは楽な車道を歩いたので
戻りは山道を通り、湿原前の山彦荘へ。
とろろ蕎麦(冷し)をいただいた。
母の山菜蕎麦が先に来て、様々なきのこたっぷりに
そうだ、山彦さんのご主人はきのこ狩りの名人だったのにと悔やまれたが
とろろ蕎麦にもきのこがあって嬉しかった。
もう一度山野草園を巡りたいという母に
父はゴンドラで先に降りコーヒーでも飲んでると。
今度は八ヶ岳展望台まで足を運び、鐘を鳴らし
夏の青空の広がる雄大な景色を堪能する。
日の差す花々は一層美しく、写活にも力が入る。
昨年のソフトクリーム割引券を提示するも無効だったのは恥ずかしかったが
ルバーブソフトミックスは美味しかった。

祖母が他界してからご無沙汰となっていた上諏訪での定宿。
受付でスタッフさんのもう10年振りくらいになりますねに
父はとっても恥ずかしそうで、でも嬉しそうでもあった。
両親を残し、夕飯まで夕暮れの諏訪湖を散策。
諏訪湖への水切りや諏訪河畔公園の羊のオブジェにまたがったり、
10年前まで毎夏やっていたことを
まるで体が覚えているかのように自然にやっている。
その公園で20時半からは10分間の恒例のサマーナイト花火。
8月10日は特にスペシャル花火デーで15分間。
それはそれは美しい大輪の花火のオンパレード。
懐かしくて美しくて素晴らしい諏訪湖の夜だった。
そして、家族で元気にまたこの地に来られた幸せをかみしめる花火だった。

高齢の両親との旅は、先が見通せない今しかできないこと。
沢山悩んだけれど、やっぱり行ってよかった。


赤城自然園〜群馬花巡り②

2021-04-11 11:17:48 | 旅行記

小夜戸・大畑花桃街道の前に訪れたのは2度目となる赤城自然園。
4月になって、平日も開園だ。

10時に入園、ほぼ人おらず。つつじの丘から右回りで。
カタクリがまずはお出迎えしてくれる中、
優しいピンクの丸みをおびた花びらのアカヤシオ。
山に行かずとも、こんなにアカヤシオが見られるなんて! 感動❤
そしてシラネアオイの苑へ。見頃はまだこれからかな?
他にもハシリドコロやイカリソウと、
普段お目にかかれない植物を見つけるたびに心が躍る!

    

前回は力尽きて回れなかった自然生態園へ。
カタクリの林を目指す。
木道が湿原歩きを思い出させてくれるが
カタクリはほとんど花開いていなかった。

このエリアで目に止まったのは、
朱色と丸まった花びらのコロッとした感じが心地よいクサボケ、
静かに凛として佇むヒトリシズカ。
そして、カメラを向けられてたあとに目をやると葉っぱしか見られず、
本当に好きな人は新芽から撮り始めるんだねと感心していたのは、
実は葉っぱの下にすっかり覆われていたウスバサイシン。
誰かが落ち葉を軽く除けていたので、池の前で運良く目に入った。

  

ナナフシ橋を渡り返す頃には日も出てきて
園内全体がキラキラと輝き始めた。
見事なシャクナゲにモクレン、ハクモクレンが色鮮やか。
クリスマスローズにせせらぎにはお化け水芭蕉。

     

新しい生命が動き出し、喜びにあるれているかのよう。
私自身も生き返るような、素晴らしい散策だった。
榛名山牛乳使用の赤城自然園アイス・ミルクも美味しかった

 

 


大平山神社初詣

2021-01-09 18:21:12 | 旅行記

緊急事態宣言発令前日の2021年月6日、
栃木県の大平山神社へ車で初詣。
8時過ぎに出発して、10時前には到着。
神社へ直結の数台分の駐車場のラストだった。
車を降りた先の眺望の素晴らしいこと!
これだけでも大満足。

鳥居をくぐり、八幡神社から始まる神社のオンパレード♫
お賽銭を入れてしっかりお参りさせていただいたのは
祭神は菅原道真、ご利益学問成就の天満宮。
日本武尊を祭った、ご利益足腰の健康の足尾神社。
森羅万象の神々を祭った、ご利益学問成就・女性の守護神という星野宮神社。
蛇神様を祭った、ご利益金運守護の蛇神社。
そして、お約束の本殿。
本殿前の大きな撫で石に両手を添え、
そのまましばらくして頭を当てる人がいらしたので
何かご利益でもあるのかと真似してみる。
驚いたことにほんのりあたたかく、気が伝わってくるよう。
どうぞ世の中が早く落ち着きますように。

ちょっと気になったウナギのお守りを購入。
そして、初めての神社に初詣に来た記念に何か残したいと
太平山神社文化財保護事業の銅板奉納を1口。
その領収書と一緒にウナギのしおりをいただいた。
開運招福お守付きみくじは中吉。
 心を決めて いろいろとさわがず 迷わず
 今までの事をつとめればよし
 何事にも手を出してはいけません
 つねにひかえ目にして事をなさい吉
招福お守は達磨だった。
 忍耐、人望、福徳をさずける福神
 七転び八起(何度失敗しても屈しないで奮い立つの意味)
 人に忍と福と寿命の三徳を与える福神。
この縁起物をお財布などに入れて身につけていると
幸せを運んで願い事を叶えてくれるそう。

富士浅間神社、晃石山への登山口から少し登山道を歩いてみる。
ほどなく行くと奥宮入口の案内板。
左に折れて、奥宮を参拝。
また登山道に戻り、ウォーキングシューズでのんびり歩く。
左手が頂上かしらんと道を反れたけど違ってた。
 本当は埼玉の城峰山で初詣を予定していたので
 リサーチ足りず…
このまま進むと次の山に入っちゃうのではと
後ろ髪引かれる思いで引き返す。

駐車場前の展望開ける山田家さんで休憩。
大平山名物のだんご300円をテラス席でと思っていたが
寒いので店内でいただく。
玉子焼も名物と追加でいただく。350円。
大根おろしが添えられた、焼きたてを用意してくれる。
ふわっふわの玉子焼。
こしあんのだんごも玉子焼もめちゃくちゃ美味しかった!
あとは焼き鳥をいただけば大平山三大名物制覇だったけれど
今日はここまで!

11時半には帰路につく。
続々と到着する車に、
人があまりいないと思ったらこれからだったのかと
早い参拝でよかったとホッとする。
今年は初詣できないかなと思っていたけれど
よい参拝ができた

 


赤城自然園 ~赤城再び③~

2020-12-04 16:47:30 | 旅行記

残るは本日のメインイベント赤城自然園へ
果たして目の覚めるような紅葉を拝むことができるのか

13時過ぎに自然園に到着。
セゾンカードかUCカードがあれば入園料半額なんですよと
まさか持っているとは思わずリサーチしたことをぺらぺらと。
UCカードなら持ってる!と喜ばれたのも束の間
財布の中になく、気まずい空気…にもかかわらず、
季節毎にこれからきてもいいからと、入園料1,000円のところ
年間パスポートを3,000円で購入。
それらを特に入口で見せることもなくゆるゆると入園でき
これってチケット買わないで入っちゃう人いるんじゃない
3,000円のパスを片手に皆で不思議顔。

さぁさぁ、目の覚めるような紅葉を目指すよ
案内図を片手に歩き始めたはいいけれど、
時既に遅しの感が否めない
セゾンガーデンを通過し、四季の森を右手にちらっと見ても
ブログで拝見した紅葉の気配なく
自然生態園の方なのかしらんと移動途中、
ガイドさんに行き会わせ、たかさまのブログを見ていただいて
ここはどこでしょうと問うと四季の森ですね~と
少々申し訳なさそうにお返事。
ではいざと森へ引き返すと
1本、2本の紅葉している木が点在するばかりで
落ち葉のそれも、もはや枯れ葉の模様
それはそれで風情があったけれど、やはり残念
来年はまだパスポートの有効期間内だから、
教えの通り11月3日を目指してのリベンジを誓う
ナナフシ橋を渡って自然生態園へと入ったけれど
何だかすっかりくたびれてしまって
ベンチで休憩した後戻ろうかとなった。

思い描いた紅葉狩りは結局この日は叶わなかったけれど
よく晴れた澄んだ空気の中、晩秋を堪能できた
それはそれでよい一日となった
何回赤城自然園に行けるかな
宝の持ち腐れにならないといいけれど…。
何より、パスをなくさないようにしないと


草紅葉もどきの覚満淵 ~赤城再び①~

2020-11-15 07:38:18 | 旅行記

2020.11.14 sat.

まさかこんな日が訪れるとは…
それぞれのリベンジ登山、大菩薩嶺か四阿山。
どちらかに登ろうとなった昨日、
にとっては久々の大菩薩嶺となる日だった。

が、リベンジさんがこのところ膝裏が腫れて痛みありなので
急遽前日、ブロ友様の目の覚めるような紅葉に心奪われた
赤城方面への紅葉狩りをご提案。
 もしかしたら草紅葉の覚満淵を軽くウォーキング→
 八丁峠に移動して往復1時間の地蔵岳登山(リベンジさんは待機)→
 そしてメインであり長きに渡り憧れていた赤城自然園での紅葉狩り。
リベンジさんにとって、黒檜山以来赤城は鬼門の地。
それでも膝に不安を抱えるためか、
の提案をすんなり受け入れ、しかも地蔵岳も登ると。

6時にピックアップ
重い腰のキャンピングカーがえっちらおっちら
赤城ビジターセンターに着いたのは8:50頃。
ウォーキングポールだけを持っていざ覚満淵へ
新しい木道を作る真っ最中
目に飛び込んできたのはやはり遅かりし草紅葉
それでも歩き始めると、ススキの向こうに
鳥居峠方面から差し込む日の光にキラキラと輝く沼は美しく
何より雲一つないこれぞ快晴という青空の背景が
静寂の小尾瀬に深みを持たせ、心に沁みる風景だった

鳥居峠からの景色もよろしかろうと峠に移動
まさにビンゴ
遠くに青い青い大沼、手前には覚満淵の碧い沼が
草紅葉もどきとさらに山々に包まれるような美しい景色
素晴らしい紅葉狩りもどきのスタートとなった


レンゲショウマまつり~御岳山~

2020-08-26 10:29:53 | 旅行記

入笠山で1輪だけ見たレンゲショウマ
インスタにアップしたところ、
友人が御岳山でレンゲショウマまつりがあるから行かない?と誘ってくれた。
かしまし4人組で電車、バス、ケーブルカー、
そして、体力に自信がないというメンバーもいたので
リフトも使ってレンゲショウマの群生地へ

ここに至るまで、山登りに興味があって好きなだけなのに
山に詳しいと勝手に思い込まれているようで
装備などを教えてと言われ、異常に緊張した日々を過ごすことになる
 水分は350mlの水筒だけで大丈夫?
 寒さ対策は必要?
 長袖長ズボン? リュックがいいの?
 どのくらい時間かかる?
私自身登ったことない御岳山
ロックガーデンまで足を運ぶのかと思ったら、
そこまで行く自信がないと、レンゲショウマを楽しんで
余裕があったら山頂の武蔵御嶽神社まででとなる。

リフトで上がったところから広がるレンゲショウマの群生。
まだまだこれからの感も否めなかったが
森の妖精と言われるだけあって、
コロンとしたまん丸の蕾といい花開いた時のうつむき加減、
清楚な花姿が一面に広がる様に魅了される
レンゲショウマの傍に咲くように花咲くのは
入笠山で学んだツリガネニンジンかと思ったらソバナ。
トチバニンジンの鮮やかな赤い実や
キバナアキギリ、ホトトギスなども見られ、
嬉しいお花見、フォトハイク
 こんなにお花の名前がわかるのも、
 ビジターセンターのスタッフさんがいらしたお陰
花々につられて山道を降りていき、
あ~これはリフトに乗らず、登りながら見ればよかったんだねと

またリフト乗り場まで山道を登り、武蔵御嶽神社へと向かう
参道を行くのかとばかり思っていたが
リフトからだと山道を行くことに。
ビジターセンターあたりで参道に合流。
風情のある馬場家恩師住宅・御師集落辺りはアップダウンと
暑さで結構バテバテ
いくつもの階段を上っていくと神社に到着。
美しい紅い神社に、振り返るとおいぬさま越しの景色は絶景
神社奥の山頂は肌に感じる気が涼しくて、
パワースポットであることを実感。
クロアゲハもひらひら舞い、神様の遣いであること、
神様が来訪を歓迎してくれているしるしと
メンバーから教えてもらい嬉しく有難い気持ちになる。
そういえば神社に向かう階段の中腹、
可愛いわんちゃんの石のベンチ付近下に
一箇所だけ鬼が顔をのぞかせている段があった。
単なる遊び心なのか、とっても気になるところ。
 友人が後日調べてくれたところによると、
 天邪鬼(あまのじゃく)だそうで、
 これを踏むことで邪気を払うらしい。

相変わらずレンゲショウマを見つけては撮影を続け、
神聖な気をたっぷり浴びたあと紅葉屋に向けて来た道を戻る。
ちょうどお蕎麦が切れてしまったと打ち立てのくるみ蕎麦をいただく。
甘いくるみの蕎麦つゆに舌鼓
窓から見える風景も自然が広がってほっとするひととき。
既に14時を回り、帰りの時間が気になり始める。

来た道を引き返す
東馬場で帰りお茶もしようね!などと言っていたのに
そんな時間もなく、既にみんな忘れて歩く。
リフトに乗らなければ、もしかしたらこの山道登らなくてもいいのでは?
と気づいたのも時既に遅し
参道から外れ、リフト乗り場に着くと登山客は誰もいなかった。

リフトにケーブル、バスと乗り継ぎ、御嶽駅に着く前に
ちょっと行くと御岳渓谷だから寄っていかない?と。
みんな二つ返事で行く行く
カヌーをしている人、釣り糸を垂れる人
対岸にはキャンプでまったりの人、
そして、上流からはラフティングチームが流れてきて
川遊びをほんのちょっぴりのみんなが満喫していた。
私たちおばさんずも裸足になってちゃぷちゃぷ
ひんやり冷たすぎるくらい
足湯ならぬ足水で、疲労回復となった。
何だか旅行している気分ねと、みんな笑顔笑顔
帰りの電車は人身事故で面倒なことになったけれど
それもまた旅の思い出

 覚書きに持ち寄った行動食。
 凍らせたこんにゃくゼリー・チーズおかき・芋パン
 虎屋の一口羊羹・かりんとう・あられ・コーヒー飴
 キャラメルビスケット・梅シート
  みんな登山しないなんて言いながら考えられたラインナップ!
 は陣馬山に連れて行ってもらった山ガールさんを思い出して
 パティシエ・ジュン・ホンマのピスタチオのフィナンシェ
 凍らせたシャインマスカット・㏌塩分プラスタブレット
 そして、凍らせたソルティイチのパウチ(これが重かった

あ~、楽しかったなぁ 2020.8.20