13時過ぎに強風を恐れつつも下山開始。
下りに滅法強い同行者を追いかけていくのに必死で
強風にあおられている暇はなかった💦
ところどころ振り返り待っていただき、
登りとは全く逆の展開。
クリンソウ群生地には13:10には着。
往きに20分強かかったところを10分弱で戻る異様な速さ。
もう一度クリンソウを堪能した。
続いて、パワースポットも構図を変えては改めて激写。
コースを離れてヤマツツジも楽しみ、
艫岩に戻ってきたのが13:32。
やっと本にある参考タイムで歩くことができた。
艫岩でさらなるに強風にさらされながら
これでいよいよ最後と四方八方を激写。
それでもとにかく風が強くて、最終的には腰をかがめて退散。
相変わらず蟻が全く動じず歩いていた。
人間の無力をつくづく感じてしまった次第。
艫岩を後にしたのは13:40。
登山道には強風で切り落とされた、登りでは見られなかった
木々の葉っぱが枝ごと大量に見られる。
ロープ場や梯子では登りで学習したので
トレッキングポールは面倒がらずひとまずザックに納める。
鋏岩にたどり着く少し前のポイントで
軽快に歩いていた同行者が不審な動きを。
頭上に横たわる大木をくぐり終え、また元の道を戻り、
湿った道がここだけ新しい土が出てきていると。
よくよく見ると、くぐった大木の根っこが強風でえぐれ
倒木しかけていた。
今後のこともあるので、念のため観光センターにその場で連絡。
あの大木は結局、あんな不安定なまま踏ん張っているのだろうか。
気になるところ。
それにしても、風の力ってとてつもない。
行きに見かけた巻き道に繋がっていると踏んで、
左手に進路を取る。
本当に大丈夫なの?!と思われるような、
途中から誰かが歩いた形跡もないルート。
引き返すも遅し、進むも不安の中、
それでも最初に出会った巻き道の入口にたどり着いた。
やけに長く感じたけれど、どうだったんだろう。
しばらくして内山峠に15時、無事到着。
車の中で置いておいたおこわをいただき、
今日の行程を振り返る。
朝まで雨の残る大雨の後だったのに、
予想以上にはぬかるんでおらず歩きやすかったこと、
あまり手を入れてないような幅の狭い自然を感じられる登山道、
時折あるロープや梯子のプチ達成感。
同行者はなんと、荒船山が今までの山行きで一番気に入ったそう。
梅雨の本当に晴れ間のドンピシャ日和、
またも心に残る登山ができた。
群馬の山をこれから登っていってもいいなと口走ると
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