一期一会の日々

日々のあれこれ

イルピノーロ 銀座 & ウエスト

2012-12-26 01:52:38 | グルメ

関西から出てきてくれた友だちと、久しぶりのディナー。
どこがいい? 何がいい? と選びに選んで決めたのが
オズモールのプリフィクスコース(4800円)から、イルピノーロ。
予約を伝えると、既に友は何度も足を運んだことがあるとか。さすが!

すご~く期待していっただけに、美味しかったけれど、ときめくほどのものではなかった。
サービスも通り一遍のものを感じて、
ちょっとしたことの積み重ねでいい印象に至らずに終わった。
ラストオーダーの時間に閉店と追い出され、
まだ談笑しているテーブル席の人々を横目にモヤモヤ感が残った。
折角の銀座なのに、とても残念な感じ。
ま、安いから仕方ないのかな。

でもでもおかげで、ウエストでお茶をする時間が生まれた。
天井も低く、超レトロな空間。
840円のコーヒーや紅茶は高いかもしれないが、
ゆっくりできるし、よしとしたいところだ。
コーヒー、紅茶のおかわりをお申し付けくださいとあったが、
ロイヤルミルクティーでもできるのか是非知りたい。
今回は聞く勇気がなかった。


ダイニングバー響 新宿NOWA店

2012-12-22 00:23:18 | グルメ

数週間前の職場の忘年会。
春の新歓送迎会はどこだったか忘れてしまったけれど、
あまりにも狭い空間で幹事さん4人が席にも着けず、
ずっと立食状態だったのが未だに忘れられない。
今回はどんなところで?!と違った意味でワクワクしていたが、
とても素敵な空間を用意してくださっていた。

瓶ビールモルツはキンキンに冷え、
アルコール唯一ビールが苦手な私でも、
乾杯の際の気持ち程度だったがびっくりするほど美味しく感じた。
まあ、携帯も持っていないのに、地図やらの情報を忘れてきて、
「NOWAビル」と「響」のフレーズだけを頼りにさまよい、
やっとの思いでたどり着いた経緯も影響しているのだろうが。

くじで決まる席は、苦手上司とは隣なものの
テーブルが離れているので一安心。
愚痴のこぼしあいにならず、バカ話したり、
大人の会話ができる人たちとの席でさらに安心。

さてお食事は、ホタテとネギの酢味噌和えから始まり、
冷や奴、そしてシジミのすまし汁と続く。
早い段階でシジミの登場。
「飲む前に飲む!」の心配りだろう。
これがまた、シジミからだけの出汁ではないのが心憎い、美味!
お刺身、揚げ物、蒸し物、御飯、香の物、汁物、柚風味のアイス。
どれもこれも美味しく、楽しくいただけた。
シックな雰囲気で居心地のいい空間がそれを引き立たせていた。

そうそう忘年会のお楽しみとしてビンゴがあった。
今回は各自1000円程度のプレゼントを持参だ。
私がブービー状態で残り福から当たった物は
再利用可の携帯カイロと入浴剤。無難な路線だ。

ちなみに私が用意した物。
千疋屋のグレープフルーツ1個840円+とバナナ1本210円。
これを緩衝材をたっぷり使って、なんとケーキを入れる大きな箱に包んでいただいた。
そのおかげか早い段階でチョイスされたが、1000円じゃ絶対無理とわかっていながらの
開封前の「千疋屋!メロン!」のコールには穴があったら入りたい心境だった。
箱を開けた瞬間の「あれっ?!」な表情が忘れられない。
お疲れ働きマンにビタミンとパワーを!
何より、こんな高い果物自分じゃ買わないけど、
どれぐらい美味しいか一度は食べてみたいもの。
そう思ってチョイスしたけど、異様な盛り上がりと落胆に
心臓がバクバクして生きた心地がしなかった。

一応選ばれた先輩にお声がけ。
「千疋屋だし間違えないと思って。ゼリーだと思ってた」
お値段の報告をして思いの丈を伝えると
「私バナナ大好きよ。そうだ、半分こしようか!」と太っ腹。
ご辞退申し上げたが、結局美味しかったのかな~。
聞きたいけど、何となく聞けない…。


ランタン・ルージュ

2012-12-03 01:52:25 | 飲み屋

お料理美味しく、お酒も美味しく、店長(?)さんの接客の素敵な、とっても可愛いお店を見つけた!

最近気落ちしている姉さんと久し振りにお食事…。
もうどこでもいい、居酒屋でいいよという、食に対して貪欲な姉さんの珍しいコメントに
逆にそれじゃあいけないと探し出したこのお店、「ランタン・ルージュ」。
雰囲気もよさそうだし、お酒も美味しそう。
何より、飲みより食を大切にする姉さんのお気に召しそうなお品がたくさん!
絶対間違いないとお連れした先週末。

こんな通りに飲食店があるのかと思わせるメイン通りから入る静かな一本道。
「ずんちゃん」というおよそ対照的なお店のお二階に位置した。
階段下の赤いランタンマークの看板がとっても可愛い☆
初めて訪れるドキドキと期待いっぱいで黒い階段を上る。
扉を開くと店長さんが素敵な笑顔で迎えてくれる。これだけで正解~!
あんまり飲めないんですけど構いませんか?の問いにも、
嫌な顔ひとつせず、どうぞとすすめてくださる。

本日の一番客、一番奥のカウンター席に通され一息つく。
カウンターのほかは、テーブル席が1つのとっても可愛くてお洒落なお店。
定番のリスト以外の黒板の中から‘泡’とある、スパークリングワインをまずは選ぶ。
グラスに注いだあとに、きちんとボトルを見せてくださる。嬉しい心遣い。
姉さんは梅系のお酒。
とりあえず乾杯!
すっきりとしてシュワシュワ~が心と体に沁みる! 最高の一杯☆

さて、お食事はかなりお得なおまかせの数種類(一人1500円)。
焼きパプリカのマリネ、自家製ハム、秋さばのマリネ、きゅうりのピクルス。
それからいなだ(多分)のカルパッチョに白身魚(名前忘れ)の焼き物・キノコのソース添え、続いて牛ハツのステーキ・バジルソース。
どれもこれも手が込んでいて美味!
パプリカの甘味に感動。ハムの絶妙な塩加減。秋さばのマリネは言葉がない!
カルパッチョは複雑な味わい。
白身魚は皮はカリッと、身はふっくら。幸せな一品。ソースも美味しくて、思わずパン(200円)を頼んだ。
牛ハツなんてまさにお初! バジルソースがいいアクセントになって癖なくいただける。

おまかせが終了したところで、たまねぎのキッシュ(750円)。
これがまた絶品。
姉さんがお持ち帰りしたいと言い出すくらい。

気になるランタンカレー(750円)もいただいた。
トマトベースのカレー。こちらももちろん美味しい!

お酒はスパークリングワインの他に、シェリー酒、ヴァウデスピノ(アモンティリャード)(650円)をいただいた。
店長さんが色々教えてくれる。それも柔らかくスマートに。
お酒の得意でない姉さんも、また同じ梅ものを頼んでいた。

とにかく居心地がいい。他のお客様の感じもいい。
お料理が最高に美味しいし、お酒も上等!
お店のほうで許してくださるなら、常連さんになりたいな~☆

姉さんもなんだかんだあっても、今晩のお料理とお酒で、かなり癒された模様。
よかったよかった!
二人でまた一緒に来ようと、再訪を固く誓い合った。
今度は常連さん風に現地集合でね☆

よきお店との出会い。とても心が満たされた。
ランタン・ルージュさんありがとー!
そして、探し当てた自分をでかした!と褒めてあげよう☆