一期一会の日々

日々のあれこれ

皇居東御苑・水無月

2024-06-24 07:03:53 | まち歩き
いよいよ大手門から皇居東御苑へ。
まず三の丸尚蔵館で開館記念展第4期の皇室のみやび~受け継ぐ美~と題する名品を鑑賞。
美しく感嘆符でいっぱいの名品の数々に圧倒される。
なんと写真撮影可で数枚撮ってみたけれど、やはりこの目で見るのが一番だったかな。
  

尚蔵館を出て、坂道はきついかと二の丸庭園に向かう予定が
あっさり大丈夫でしょうと、そのまま左回りでゆっくり案内を受けながら歩く。
同心番所の軒瓦の三つ巴の意味から始まって、それはもう一つ一つ丁寧に。

でも私はというと木々や花咲く植物につい気を取られる。
ハアザミの珍しさ、タイサンボクの立派な白い花、モクゲンジの黄色い花、
美味しそうなヤマモモの実が鳥に食べられずにいることの不思議。
  
本丸までの道筋は大奥やら本丸やら説明を受けたけれど、もう記憶のかなた…。

天守台から見渡す広場に、当時はぎっしりと家屋が立ち並んでいたのかと想像はしてみる。
竹林の前で休んでいた三鷹さんの元に戻り、梅林坂を下りていく。
この坂の梅の花も見事みたい。地面に転がる梅の実が気になって仕方ない…。
都道府県の木では、鹿児島のかいこうずの真っ赤な花が心に残る。


二の丸庭園は4月の時とは色合いは全く違っていた。
色とりどりのつつじは緑の葉っぱだけとなり、二の丸池には黄色いアサザやコウホネの花が。
 
紫陽花の花を辿るように行き着いた先には、一面シャガの花だった景色は当然ながらなかった。
 
そして、お楽しみの菖蒲園。
もう終わっていたらと心配していたけれど、気品のある白や紫の花が出迎えてくれた。
    

二の丸休憩所で異国の人たちと一息入れたあと、
最後はネジバナにほっこりしながら皇居を振り返る。
 
東京駅方面に向かいがてら、丸ビル地下でアイスコーヒーで今日の日の復習や思い出話。
話は尽きず、19時にお店を出て解散。
今度はいつ会えるかなぁ。

春のお出かけ~Tokyo sightseeing③迎賓館赤坂離宮

2024-06-03 06:43:54 | まち歩き

四ツ谷駅で降りて、出口となる正面からの迎賓館に一歩一歩近づいていく。
いつだったか両親とお出かけした時に
この場所で天皇陛下のお車に手を振ったのを思い出す。
敷地に沿って右手に回って受付へ。
今回、迎賓館50周年記念で
特別公開の西の間と全国からの寄贈民芸品・工芸品も鑑賞できる。

チケット購入で立派なパンフもいただいて、建物の中へ。
天井高く真っ白い壁の美しさに
一歩入っただけであっという間に異世界へ✨
どれもこれも素晴らしい!
心に残ったのは何故かエラールピアノ。
演奏会も開かれるみたい。一度鑑賞してみたいなぁ。
特別公開の西の間は急に人があふれ出して
ゆっくり見られたんかったけれど、
各地からの寄贈品は見ごたえがあった。

噴水のある主庭へ。
黄色いパンジー咲く緩やかな坂道に沿って歩き、
振り返ってここが撮影ポイントのひとつと
写活が趣味の友人が教えてくれる。

 
その俄か📷教室に、気づいたら人が静かに集まってきて
我も我もと撮りだしたのには面白いものがあった。
その後も本館をバッグに噴水を撮っていると
同じようにやってきて撮り始める人たち。

  
15分ほど堪能してから、本館正面前のキッチンカーへ。
スコーンで英国風ティータイムを楽しむ予定だったけれど
残念! 16時半に営業終了。
時は16:31、コーヒーだけでもとお願いしてみたけれどダメだった。
仕方ないので、缶コーヒーを買ってテラス席で一休み。
閉館ぎりぎりまでお喋りを楽しむ。
GWにはライトアップもあるとのことで
友人たちはまたお出かけの約束を取り付けてた。
 私は妙高合宿🎿があるので仕方ない。
最後は完全17時閉園と追い立てられ
後ろ髪惹かれる思いで後にする。



楽しく充実した一日だったなぁ。
春はすべてがキラキラしていてお出かけが楽しい。

2024.4.20 satの話 ようやっと完


春のお出かけ~Tokyo sightseeing②皇居東御苑

2024-05-30 06:35:10 | まち歩き

ふたつ前の記事の続き😂

松本楼をあとにして、日比谷公園の中を祝田橋方面へ。

緑の大木に茶色いぼんぼり、調べるとプラタナス。

♫主人公 にも登場するし、知っているつもりの樹木だったけれど

初めて見るような心持ちで少々驚いた。

公園を抜けると警視庁の手前左手に素敵な赤レンガ棟が…!

 

コーディネーターの友人曰く、法務省の旧本館で平日だと中にも入れるみたい。

写真撮影後、いざ皇居内へ!

会社の親睦会でミニ駅伝をする団体さんや異国の人でいっぱい。

 大判スカーフ1枚で上半身を上手に隠している女性がいて釘付けに😱

皇居内交番で東御苑の場所を親切丁寧に教えていただく。

東御苑入口で荷物検査を終え休憩所で細分確保。

さて、つつじは左右どちらに?

時計回りにコースを取り坂道を登っていくと

都会の喧騒が嘘のような穏やかな広場。

次は美味しいお弁当でも用意してここでゆっくりしたいねと話す。

店内スタッフの方にツツジの場所を伺うと坂を下ったところにあると。

坂の名前は忘れたけれど、降りきったらそこは入口から時計と反対周りですぐのところだった。

林の中のヤマツツジの可憐さもよいよい!

お目当てのつつじは燃えるような赤にピンク、白と色とりどり。

日本家屋や青い空に映えて美しい。

   

庭園を散策すると、滝の前に先程のスカーフ女性の立ち姿が美しくて、思わずパシャリ。

 後ほどよくよく見ると陰影のせいか👨に見えて一人密かにツボる。

その先は思いがけずシャガの群生!

 

予期せぬことにツツジよりも心が踊ってしまった。

山吹の黄色も綺麗だったし、

時期が来たら菖蒲が美しいみたい。

 

まだまだゆっくりしたかったけれど、

本日のメインはこれから! 急いで迎賓館へ移動だー

 


昭和記念公園・ネモフィラの丘&塩船観音寺・つつじ祭り

2024-05-02 13:37:56 | まち歩き

この春はお花が昔通りに咲いているのかな。

開園40周年記念のネモフィラの丘に誘われて

曇り空の下行ってきた。

ついでに隈研吾建築物オカカフェでランチ。

   

 

それからこちらもずっと行きたかった

青梅の塩船観音寺のつつじ祭り。

こんもり色とりどりのつつじが美しすぎる!

  

  

 

時間がなくて記事にできないけれど、

旬を過ぎると残念なので、お写真だけでも!

 

東御苑のつつじは記事にする前に褪せてしまったかしら😓

これから妙高へ恒例のスキー部の合宿へ。

なんか、ここのところ予定がつまりすぎて時間が足りない😓


それぞれの花を咲かせて@土日画廊

2024-03-03 00:32:32 | まち歩き

いつのころから知ったのか、柏木リエさんのイラスト。
赤を基調とした民族衣装のあれこれがとっても可愛くて
懐かしい感じもする。

いつか一度はこの目で見てみたいと思っていたのが
とうとう叶った今日。
仕事帰りに立ち寄った、初めての土日画廊。
♫垣根の垣根の曲がり角~ 「たきび」の歌の発祥地の斜め前にある。
春の展2024のグループ展。
一軒家の扉を恐る恐る開けてみると、2階へと続く雰囲気のある階段。
ドキドキしながら辿り着くと、やわらかい笑顔の女性がお出迎え。

柏木リエさんのインスタを見て伺った、
生で拝見するのは初めてで、嬉しくて嬉しくて…! などとご挨拶。
そして、あらためて気づいたのは
私の中のルーマニアの思い出が柏木さんのイラストに重なるんだなと。

ハンカチとカードを購入しながら
以前ルーマニアに住んでいたことがあって、それできっと惹かれるんです。
そんなことを女性に話すと、
みやこうせいさん、写真家のご存知でしょう。
恥ずかしながら知らないと返すと、
ルーマニアをずっと撮り続けている写真家さんとのこと。
写真集、たくさんあるのよ。と1冊出してくださった。
ん?! 見たことあるかも。お名前を憶えてなかっただけだったかも。
偶然辿り着いたマラムレシュに魅せられたのが始まりと
久しぶりに聞く土地の名前さえ懐かしい。
よかったら写真集見にいらして! あ、電話してからね。
 そしてなんと、
みやさんの集まりがあったら声をかけてもいいかしら?
とびっくり、嬉しいお誘いをいただく。
思いがけない展開に、ドキドキワクワクしているのは私の方なのに
ルーマニアに住んでいた方に会えるなんて
もうすごく興奮しちゃってるわ~と仰る。

勇気を出して扉を開いてよかったな。
心地よい土日画廊で、魅力的な作品を拝見できて
幸せなひとときだった。

春の展2024 それぞれの花を咲かせて 7名のグループ展
2/29㈭~3/17㈰ open 木金土日 12:00~19:00
土日画廊 東京都中野区上高田3-15-2 

 


佐野厄除け大師とあれこれ

2024-01-11 19:00:39 | まち歩き

今年は初詣登山もちょっとはばかれて
いつものメンバーに方位厄の方がいらしたので佐野厄除け大師参拝。
 実は私も対象かなと思いつつ、
 誕生日が節分前の1月なので該当ではなかったみたい。
 でも祈願しておくと安心。
無料駐車場にたどり着く前ににわか駐車場は所々満車。
それを見ると500円相場みたいだったけれど
いよいよ通行止めになったところで左手に折れ程なくしたところに
右手に駐車場ありの看板を見つけて行ってみると
どなたかのお宅のガレージを駐車場にと誘導され支払ったのは700円。
まあ、仕方ない。
お大師さんに近いことだし1000円ならちょっと考えちゃうけれど。

三が日明けの1月4日の参拝は並びはしたものの
想像よりも混んでなくてよかった。
関東三大師のひとつに初めて参拝。ちょっと感無量。
おみくじは少し怖くてやめておく。
代わりにお守りだけ購入して後にする。
屋台の名物いもフライが気になりつつもぐっと我慢。
なぜならお昼は駐車場の目と鼻の先にあったほりこしに決めていたから!
国道沿いよりも町中の一軒家の方がちょっといいかも!とね。
1列になってカウンターでいただいた佐野ラーメンはあっさり、
それに胡椒をかけると劇的に変化して美味しかった。
久しぶりに口にしたちぢれ麺もスープに絡んで美味しい!
ほんわかした雰囲気の中にも
麺を人数分一気に茹でてそれを等分にスープの中に投入する
最近見ない職人技に老舗の心意気を感じる。
  
お腹も心も満たされて、続いて向かうは三床山登山口。
佐野厄除け大師参拝が決まったところで
よさげな低山があるとメンバーが見つけ出し
ちょっと寄ってみましょうかと予定したところ。
ナビで行き先登録ができず、
Google先生にお世話になりながらたどり着いた鹿島神社登山口。
狛犬がキュートでなんだか心地よい神社だった。
途中立ち寄った道の駅どまんなかたぬまでお昼を調達して
登ってもいいよねと盛り上がる。
そしてここから三床山、必ず登れますように!と頭を下げる。
    

    
ちなみに道中道の駅どまんなかたぬまでは
ジェラート倶楽部のミニダブルアイスを佐野ラーメンの後のデザートに。
ロイヤルジャージー牛乳ジェラートに森の何とかのナッツ、
それから同じく牛乳ジェラートにコーヒーの挽き粉を混ぜたものを選択したけれど
違いがよくわからず、
何かがただ混ざっているミルクジェラートみたいになってしまったので
シンプルにロイヤルジャージー牛乳ジェラート一択にすればよかったかも。

そんなこんなで案外近かった佐野界隈。
さて、今年初登山は三床山になるか?!


クリスマスシーズン横浜山手西洋館巡り⑦ブラフ18番館

2023-12-22 21:26:30 | まち歩き

ラストを飾るのはブラフ18番館のスウェーデン王国。
国旗をイメージする水色主体のクリスマス。
至る所に飾られているダーラナホースも水色。
ここから3つ、黄色いダーラナホースを見つけると幸せに…。
見つけられたのは2つだけだったけれど、
それでももう幸せいっぱい!

   

    

外交官の家から裏手のお庭を通ってブラフ18番館へ。
このお庭が又素敵で、そしてメタセコイヤの紅葉の並木道、
立派な銀杏の黄葉の雪のような落葉は
2023年の秋の締めくくりには、贅沢すぎた

   

   
最高~

 

15:50〜16:05


クリスマスシーズン横浜山手西洋館巡り⑥外交官の家

2023-12-20 13:08:47 | まち歩き

6番目の外交官の家は大好きなベトナム社会主義共和国
20年前に体験したホーチミンの夜の
華やかで賑やかなクリスマスは今も忘れがたい思い出。
アオザイや蓮の花、バッチャン焼きのテーブルコーディネーネイト。
東洋のパリのクリスマスを堪能

   

   

  

外交官の家にたどり着く前には
カトリック山手教会にもお邪魔して厳粛な気持ちに。
もはやここは海外では?!とワイワイお散歩。

15:25〜15:40


クリスマスシーズン横浜山手西洋館巡り⑤べーリック・ホール

2023-12-20 08:28:20 | まち歩き

5番目のべーリック・ホールはオーストリア
迎えてくれたホール会談前ののクリスマスツリーは
赤いオーナメントで通常の華やかさだったけれど、
ホールに入ると百合の花のしっとりとしたクリスマスツリー。
そして生花で飾られた壁面装飾の美しく、香りの高いこと!
窓枠が額縁になる黄葉のが舞う動きのある絵画も素敵だった。

   

  

 

14:45〜15:05


クリスマスシーズン横浜山手西洋館巡り④エリスマン邸

2023-12-19 16:59:07 | まち歩き

4番目に訪れたのは、エリスマン邸のイタリア共和国。
装飾テーマは「Buon Natale(ヴオン・ナターレ)~イタリア伝統の聖夜~」
厳粛なイタリアのクリスマスを伝統的なお料理で祝う家族のディナー。
クリスマスケーキはパネトーネ
赤が基調のこれぞクリスマスの装飾が素敵

  

  

山手234番館からエリスマン邸は道路を挟んで斜め向かい。
そこに至るまでには、行列のえの木ていのテラス席から
銀杏の黄葉が美しく、黄色い絨毯の秋の景色を堪能。
素晴らしかった~

   

14:30〜14:45


クリスマスシーズン横浜山手西洋館巡り③山手234番館

2023-12-19 14:12:02 | まち歩き

3番目の山手234番館はペルー共和国のクリスマス
アルパカのお迎えに心が和む。
見学ルート最初のお部屋に入った瞬間に飛び込んできたツリーは
ペルー特有の色鮮やかなオーナメント。
よくよく見ると白いアルパカちゃんもあって笑みが漏れる。
どのお部屋に移っても色彩豊かな装飾が私好み。
ペルーとクリスマスってあまりイメージしていなかったから
余計心に響いた。
でもどうやら、ペルー国民にとって、
クリスマスは最も重要で待ち望んでいる宗教的、文化的祝日みたい。

  

  

山手111番館から234番館へは
お洒落なレストラン&カフェの山手十番館を通り過ぎ、
山手資料館前を折れてクリスマストイズへ寄り道。
ここは365日毎日がクリスマス
店主さんのこだわりを感じた~!

14:18~14:26


クリスマスシーズン横浜山手西洋館巡り②山手111番館

2023-12-16 05:14:24 | まち歩き

2番目に訪れた山手111番館はフランス共和国のクリスマス。
クリスマスケーキはもちろんブッシュ・ド・ノエル
横浜市とリヨン市は姉妹都市関係らしく、
リヨン市の12月の街やクリスマスの食卓風景が楽しめた

   

  

そうそう、この横浜イギリス館や山手111番館のある港の見える丘公園は
歩くと結構な坂道を登ることになるけれど
元町・中華街駅を降りたらエレベーターがフランス山まで
連れて行ってくれる!
先々の西洋館巡りを楽しむには、
ここでちょっとでも楽をしておきたいところ。

13:45~13:55


小さな秋~深沢小さな美術館

2023-11-17 19:30:29 | まち歩き

2023.11.12 Sun.
鎌倉ハイキングの疲れもとれぬまま訪れたのはあきる野市深沢。
2年前に御嶽山のレンゲショウマまつりにご一緒してから
幾度となく大人の遠足を楽しむようになった4人組で。
みんな穏やかで思いやりがあって、
嫌な気持ちになるようなことを口にしない
楽しむことが大好きなほっとするメンバー。

三々五々、拝島駅10:20発の武蔵五日市線に乗車して集合。
11時に予約の蔵造りのレストランCafedining Kan-KURAには少々早く着いたので
目の前の秋川渓谷をバードウォッチングを楽しみながら散策。
サギ、マガモ、おしどり、カワセミ、トビ、それからとっても小さな鳥さん。
水位が上がっていない川の水の色はとっても美しくて
寒さに震えながらも癒やし効果満点。
時間が来たのでお店に向かう。
靴を脱いでちょうど蔵の屋根裏のようなところに席を案内される。
ゆったりとしてとっても素敵な空間で、これまた美味しいランチ。
盛りだくさんの前菜、2枚のピザに2皿のパスタはシェアをして。
おすすめのはちみつ紅茶を食後にいただいて山道への腹ごしらえは完了!

13時半にお店をスタートして目指すは駅から徒歩40分という深沢小さな美術館。
お店からの勾配は、あとからGPSウォッチの記録を見ると登り123m。
念のため登山靴を履いてきたけれどコンクリの車道だから、
山道と違って息が上がる。あれほど寒かったのに上着も脱ぐ有様。
それでも辻つじにジィージィーたちが立って案内してくれるから
可愛くて元気が出る。
レストランから50分強3.5㎞、左に折れて最後の坂を上がると
大きなジィージィーがお出迎え!
美術館へ向かうお庭を下りていくと左手には錦鯉の泳ぐ水槽。
その奥に美術館。
右の扉に美術館入り口とあったので、そこにある鐘を鳴らして扉を開ける。
出迎えてくださったのは後々伺うと造形作家・友永詔三さんの奥様。
美術館はその名の通り本当に小さかったけれど
プリンプリン物語の世界と想像もしたこともない木彫り作品、
木と和紙のランプはほっこりと、
何とも表現し難い幻想的な世界が広がっていて
とても見応えがあった。
プリンプリン物語に夢中だったという友人は
主題歌を歌いながら坂道を歩いていたが、感無量の様子。
お隣の喫茶室でコーヒーをいただく。
暖炉に手作りのテーブルに椅子。
ピカピカに磨かれた木枠の窓からの景色が、またひとつの作品のよう。
趣の違う窓たちの作品と和紙の優しい照明、石を一つ一つ積み上げたような壁。
スペインまで訪れてガウディ建築を参考にされたそう。
オーダーしたコーヒーが届くまで、テラスに出てまた感嘆!
お庭から見た錦鯉の見事なこと、そしてその水槽の素晴らしいこと!
木々はさりげなく紅葉して、建物の石壁の曲線がまた美しい!
そよぐ風、冷たい空気、それさえも芸術に感じる。
コーヒーが入る頃お部屋に戻り、
どこに移っても素晴らしい空間に浸りまくり。
手作りのスイートポテトを添えてくださり、
コーヒーはとても美味しかった。
それを、頃合いを見て2杯目を注いでいただく。
私たちだけになってから奥様に色々なお話を伺って、
さらに素晴らしい時間を過ごす。
最近は海外のお客様も多いみたい。
そういえば既に二組いたうちの一組に異国の人がいたなぁ。

閉館は17時だけど日没は16時半過ぎ。
また歩いて坂道を下るとなると熊や暗闇で怖いなぁとなり
タクシーを呼んでいただくことにする。
そうなるとまたもう少しとまったり~。
お庭を歩きながらチョウザメもいるのよと教えていただく。
このまま帰りたくなくてお泊まりしてみたくなる。
タクシーだと10分ぐらい、あっという間だった。
ちなみに1700円なり。
素晴らしい秋の1日だった。

   

  

 

   

 


憧れのモミジバフウの紅葉並木と久々の生活の木、そして飯能まつり

2023-11-06 22:08:10 | まち歩き

2023.11.5 sun. 
11/3の農大収穫祭、食と農の博物館収穫祭、馬事公苑リニューアルオープンの充実の1日に引き続き、
両親とお出かけした飯能界隈。
中1日空いても疲れてないか心配だったけれど、行けるときに行っておきたいと。

10時に飯能駅に着き、「駅からMAPシリーズ3名栗川沿い散策」のイラストマップと飯能まつりのパンフをいただく。
イラストマップは本当によくできていて、見ていて楽しいしポイントをよく押さえてある。
南口から飯能大橋を渡って道なりに。
ケヤキ並木もいい雰囲気で、緩やかな登りものんびり写真を撮ったり落ちている赤い実を見たりしていたら苦にならず。
ひかり橋をくぐり、ジムの建物が見えたところで右折。
ギャラリーを過ぎると色鮮やかなモミジバフウが目に飛び込んできた。
 これが曇り空じゃなかったらどんなに青空に映えただろう。
少し残念ではあったけれど、初めてこの目で見る紅葉の並木道は美しかった。

   

程なく行くと、13年ぶりの「ハーブガーデン生活の木薬香草園」に到着。
ショップにベーカリーを覗いて、メディカルハーブハウスの前のテラス席で一休み。
植物に囲まれながらそよぐ風が気持ちいい。
ひとたび出るとあちらもこちらもと飛び回りがちだったから、
お出かけしてこんなにのんびり過ごすのは初めてかもと母。
父も気持ちよくてもう動きたくないなと満足気。
父を残してココ見てマップを手に、さらに傾斜のある園内をのんびり散策。
建物脇のノイバラの赤い実を見ながら下り、最後にレストスペース前の色とりどりのお花を愛でる。

  
残念ながら来年9月末に閉園してしまうみたい。
それまでにもう一度くらいは訪れたいと思う。ワークショップも楽しみたいな。
美杉台公園まで引き続きモミジバフウの紅葉を楽しみ、イガイガの実を見つけて心躍る。
園内を横切り駅に戻ったら北口へ。

飯能まつりの前にや台ずしで腹ごしらえ。
ちょうど入り口付近に着席できたので、山車が次々とやってくるのを見ながらの贅沢ランチ。
お腹が満たされたところで、お店の前でそのまま山車の引き合わせを楽しむ。
ひょっとこや鬼、お稲荷さんが踊り、お囃子は賑やか、
各町毎の個性的な山車が次々とやってきてはまた駅前で戻ってくる。
こんなに山車をたくさん見たのは初めて!
どれくらい見ていたのか、御神輿や獅子舞を見に行こうと移動する。
人混みは危ないかなと一筋入った道を歩いていたけれどやっぱり物足りなくて…。
屋台通りを出るともうそれはそれはものすごい活気! お祭りはこう出なくちゃね~。
御神輿も大通りへ向かうところに行き会わせて見ることができたし
そうこうしているうちに獅子舞の演舞も始まってその輪に加わることができた。
コーヒーでも飲んで帰りたかったけれど、
今日は早く帰る予定だったのに収穫祭の時と同じ時間。
飯能をあとにして、実家でいただいたコーヒーが美味しかった。
楽しかったなぁ。