PIECE OF MY SOUL…

趣味のDTMやゲーム、車、バイク等の事柄を何となく書いてみるブログです。

YAMAHA YZF-R3のハンドル交換をやってみる

2016年07月06日 02時46分04秒 | 車・バイク
はい、皆さんこんばんは^^

5日は休みで天候も晴れ!!
絶好のツーリング日和でしたが本日は一切バイクは乗らず(´・ω・`)

R3今ないです、はい。
6月にリコールの通達の封筒がYAMAHAから来まして、
その部品交換の為に只今バイク屋にお泊りしております。

そう、ついでに一年点検もやってもらっています^^
その方が一石二鳥ですねー。

で、只今R3の代わりに代車が来ております。
シグナスですね。これはまた今度ブログのネタにするとして・・・


はいはい、では今回は先日施工したハンドル交換の模様を。

取り付けるハンドルはこちら。
前回取り付けたオフセットプレートと同じメーカーのセパレートハンドルです。



まず純正のハンドルを取り外しましょう。
この間つけたばかりのグリップを取りましょう。

流石にまだ切り裂いて捨てるのは惜しいので、
大事に大事に取ります。

前も書いたと思いますが、
本音は使いまわしはお勧めしないし嫌いですねぇ。
取ったり付けたりしてるとへたりが早くなりますからね。

取り外すのに引っ張ったり伸ばしたりするじゃないですか。
そしたら最悪裂けたり破れたりするんですよ><;
実際結論から言っちゃうと、ハンドル交換後このグリップ付け直しましたが
一部破れたところありますし(´・ω・`)

安いしまた近い内に換えてしまおうっと(笑)



次はここのボルトを緩めますとハンドルバーがすっぽ抜けます。
フロントフォークの部分に締め付けて固定しているので、
ここ緩めたら上にスポッと取れます。



こんな感じです。



そしてスイッチ部分は裏を見たら長いボルトと短いボルトの二本のボルトで止まってますので、
それを六角で緩めて取ってしまいます。



今回の作業で最も重要な部分です。
純正には指で指している穴が開いておりますが、社外品には開いておりません。
この穴は前工程取り外したスイッチの位置決めをする穴で、
スイッチを外して側面からみると分かるのですが、内側に突起が出ておりそれをこの穴に入れるわけです。
突起を穴に入れて、尚且つ先ほどの長短のボルトで止めてカチッと位置決め、固定しているわけですな。

ボルトだけで締め付けてスイッチを固定しているんじゃないんですね。

何故穴開けしてないの!って話ですが、
要は取り付ける個人によって微妙にスイッチ位置が変わるんじゃないか、と。
だからメーカーは敢えて穴開けをユーザーさんに委ねてるようです。
人によっては数ミリずれただけでも違和感を感じる事もあるでしょうから、
汎用性を持たせました、ということなのでしょう。
指の長い人短い人もいますしね。スイッチ位置の微妙な差も気になる、っていう。

なるほど!と思う反面、
スイッチ位置なんざ大体皆同じ位置に来るだろうに・・・、という思いも(´ω`)

というわけで自分で加工しなきゃいけないので買ってポンとつけるのは無理なので気を付けてくださいねー><



ブレーキレバーやスイッチ類を一旦通して仮止めします。
スイッチは穴加工前なので仮止めが出来ませんが、大体この辺、っていう目印でも付けておけば良いかと。

グリップを横に並べてみてその位置も念入りに調べてください。
スイッチを外側に付けすぎるとグリップはみ出しますからね(笑)
あとはブレーキレバーを固定する位置もお願いします('ω')
ブレーキレバーの位置が決まれば自ずとスイッチ位置も決まってくるかと。
各種ホースとの兼ね合いもありますね。
こういう意味で位置決めが最初から決まっていれば楽なのになぁと思いました><;

位置が決まりましたら加工します。
穴あけの模様は後でお送りします^^

加工が無事終了しましたらスイッチ、ブレーキレバーを取り付けます。



次にハンドルの角度です。
これは最初の商品の写真に書いてありましたが、
角度は自由に変更出来ますので好みの場所にてボルトを締めて固定しましょう。

ただし、
フルでハンドルを左右に切ってみて車体にハンドルやスイッチが当たってはダメです。
そういう場合は角度を少し浅くしましょう。
写真だと少し角度が付け過ぎですな。この後浅めに戻しました^^v



というわけで、左が終わりました('ω')ノ



はい、次は右も行ってみましょう。
手順は左と同じです。
グリップを取ります。

グリップを切り裂かない外し方。
写真のように細めのマイナスドライバーなどをグリップとハンドルバー間に差し込みます。
差し込んでそのままグルーっとグリップの内側を一周回すような感じで、
グリップとハンドルバーの間に空間を作りましょう。
そこへパーツクリーナーを添付してヌルっとしている内に外側へ引っこ抜く!
クリーナーが乾いたらまた隙間に添付して濡れてる内に・・・の繰り返しです(*'ω'*)



グリップが取れたらハンドルを固定しているボルトを緩めてハンドルを取ります。



スロットルの部分はスイッチと一体化している感じなので、
そのままハンドルバーの方を引き抜く感じで抜き取るとよいです。

するとこんなんなります。



左側同様各種部品を仮止めし取り付け位置を決めます。
その後は加工工程です。

さて、まずスイッチ部分ですが、
スイッチ部分固定穴を開けるところの印ですが、
スイッチ内側の穴に収まる「ポッチ」の部分の先端にインクか油か何かつけて
ハンドルバーに閉じるように被せるとバーにインクがついて大体の位置の印が付きますよね。

それを参考にして・・・こいつを使います。
これはハンドルを加工する時のガイド的なやつです。
因みにハンドルメーカーのハリケーンが出しています。3000円。

これでハンドルで挟みます。
そして真ん中のボルトを締め付けます。
すると・・・



あらびっくり( ゚Д゚)
こんな感じに円形の傷跡がくっきり。

穴のサイズは純正と同じサイズの直径なのです。
これはありがたき。



ではポンチなんかを使ってドリルの下穴を軽くあけておきます。



その後改めて先程のガイドを取り付け真ん中のボルトを抜き取り、
そこにドリルを突っ込んで加工。



きれいに穴あけ加工できました('ω')ノ
この別売りのガイドは作りや構造自体は単純なのですが、
あると滅茶苦茶はかどりますね。
ミスらないところが良いですかね。
多分最初の印付けさえミスらなければ失敗はないでしょうね。

ハンドルは加工に失敗してしまうとハンドルの強度が失われて非常に危険です。
穴あけまくると曲がったり折れたりするかもです。
なので「一発」で決めましょう。
失敗するとハンドルは安くないので、一発で成功する事に越した事はないです。
それにこのガイド、ハンドル以外にも使えそうだし、
最初3000円とかぼったくりやん!とか思ってましたが、
加工に特に慣れてない人は買っておいて損はないかと思いますよ。

その後はポンチでしっかりきっかけを作ることも大事です。
平たんな面の加工なら幾分やりやすいのですが、
パイプなど筒状のものに穴を開ける時ドリル先が移動してしまいます。
慣れた人は細いドリルでポンチ変わりに下穴を開ける人もいますね。



というわけでブレーキ、スイッチ類を取り付けて
左同様フルでハンドルを切ってみて支障のない部分で固定して完成です^^



この後グリップも取り付けました。

尚、運転がやり辛いだけなのでまさかやる人はいないと思いますが、
ハンドル角度に関して、
ハンドルを切った時にスイッチがボディと干渉するなどの理由でハンドルが切れなかったりすると、
整備不良とみなされる場合があります。車検も通らないかと思います。

フルでハンドルを切るシチュエーションは少ないですし、
多分Uターンなど速度も出てない時の事がほとんどでしょうが、
指を挟んだりして非常に危険です。
角度調整はきちっとやっておきましょう。

あとは注意点はハンドルの固定ボルト。しっかりと締めておきましょう。
サービスマニュアルには締め付けトルクも書いてありますな。
走行中にハンドルが取れたり、動いたりしたら確実に転倒し大事故に繋がり下手すりゃ死にます。

シャレにならないのでちゃんと締めて、しばらくは走行後
ボルトの緩みがないか確認をした方が良いです。

長くなって遅くなってしまったぞ・・・。眠い・・・(´Д⊂ヽ
コメント
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