つづれおり(タペストリー)

今日は娘夫婦のLiveに行ってきた。

このまま家に閉じこもっていると、うつ病になりそう。
近場だし、夫も一緒なので杖をついて行ってきた。

住宅街にある小さな店。月に数度、昼の時間をフリータイムにし、機材を貸し出ししてくれる。
その店で飲食すればoK。特別なLive料金を支払う必要はない。

1971年に発売されたキャロル・キングの名盤「つづれおり」原題は「タペストリー」
世界中で大ヒットしたアルバムだ。ご存知の方も多いだろう。
その発売４５周年を記念し、2016年イギリスで彼女が野外Liveを行った。その模様が先月BSNHKで再放送された。
それを見た娘夫婦が「これ、やりたい！」と、久しぶりのLiveとなった。

出産・育児で娘が歌うのは７年ぶりくらい。私も彼女の歌を１０年は聞いていなかった。
「つづれおり」の中から５曲、お婿さんのギターで歌った。

「おかあちゃん、おとうちゃんガンバッテ！」と娘の長女が大声で応援し、泣き出しそうになる次女を私が必死であやす。
ドタバタしたLiveだった。

なんだか不思議な空間だった。
私が高校生の頃、毎日のように聞いていたキャロル・キングを自分の娘夫婦が歌っている。
それを、娘の子供たちと聞いている。

昨日のブログでは「起こった事をくやんでも、しかたがない」と思っていた。
でも、今日は「起こった事が過ぎて、今があると」と思えた。

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