身も心も

病気の事。ヨガやアロマの事。日々の事。好きなもの。

ヨーガスートラ

2021-02-28 16:12:07 | ヨガ
今また、ヨーガスートラを読み直している。 

ヨガ哲学を学んだ事がある人は、一度は見たことがあるだろう「人間馬車説」
車主真我(アートマン)本当の自分
馬車が肉体を
車輪が生気を
御者が理性を
手綱が感情を
馬が感覚器官を表している。

「暴れ馬のような自分を、理性でコントロールして、車主である真我(アートマン)の
望む方向に導いていく」
これがヨガ。
皆、馬を操っている御者が自分だと思っているでしょう?でもそうじゃない、
本当の自分はその御者を後ろから見ている馬車に乗っている車主なのです。

私が学んだ時には「空を見た時、雲はさまざまに形を変える、それが心。常に変化していくでしょう?暴風雨になったり雪が降ったり。でも、いつでも雲の上には快晴の空がある。それが本当の自分なんです」とも教えてもらった。

これを初めて聞いた時は「目からウロコとは、この事なり!」と思った。

「自分」と言った時は、たいていは「自分の心」を指している。
小さな事に揺れ動き、上がったり下がったり。

生きて行くには喜怒哀楽は必要。
でもその奴隷になるなよ、それを操る王様になりなさいよ。
この世に生を受けたすべてのものに、その権利があるのだから。

紀元前5~3世紀にこの哲学を記している。敬服。
何千年時を経ようとも、人は同じ事に悩み苦しんでいるのだな。




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