身も心も

病気の事。ヨガやアロマの事。日々の事。好きなもの。

答えは自分の中にある

2013-04-02 08:59:54 | 墓守娘の宴
3月31日(日)「私達のミーティング*墓守娘の宴*」参加ありがとうございました。
次回は5月26日(日)開催の予定です。詳細はこのブログでお知らせいたします。

15年前、28年続いた摂食障害の症状が治まり、万々歳。
ところがそれからの方が苦しかった。
何とかしないと本当に「ヤバいぞ!」と追い込まれ、自助グループにつながった。

そこで「私摂食障害でした。」と、初めて言葉にした時、全身がふるえた。
これを言ったら、、、私の内側から外に出してしまったら、、、世界が壊れると思っていた。
だけど世界は壊れる事無く、ただ延々と道はつながり時は過ぎて行く。

「な~んだ、何も変わらない。」驚きと落胆。

何も変わらない。
つまり生き辛さも苦しさも、そのまま消える事はなかった。

その後も、色々な本を読んだりセミナーやワークショップに参加した。
相変わらず生き辛さや苦しさは消えない。時には、参加後よけいに具合が悪くなった。

これはどういう事なのだ!?藁にもすがる思いで「ここに来れば解決方法を教えてくれる。ここに来れば楽になれる」と、思っていたのに。

そしてある時気が付いた。
そんな事はだれも教えてくれない。

自分の生き辛さや苦しさは自分の問題なのだ。自分で解決するしかないのだ。

答えは自分の中にある。

父や母、夫や娘、仲間たち、、、個々それぞれの人生があって「関わる」事はあっても「肩代わり」は出来ない。
だから私の人生に起こった事は、自分で何とかするしか無い。

これを業界用語で「人との境界線」と呼んだりする。

境界線は不躾に侵略したり、させてはならない。自分のテリトリーは自分に住みやすいように、自分でしつらえば良い。
もちろん、散らかったままの方が落ち着く人はそれで良い。

これに気付いてずいぶん楽になった。

しかしまぁ、この「しつらえ」がなかなか難しいのだ。
ここにこのテーブルが丁度良いと思っても、低すぎたり高すぎたり、、狭すぎたり広すぎたり、、。
勝手の良い棚を吊るしたと思っても、荷物を置きすぎて「ガチャガチャ!!」と派手な音と共に壊れたり。

「だいたい荷物が多すぎるんだよ!!」と癇癪を起したり。

そんな事を日々繰り返している。

それでも結構諦めず、不器用な手つきで新しい棚を吊り直している自分がいる。













コメント
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