再生～墓守娘達よ語り続けよう～

やっと声をあげ始めた墓守娘達の声が
「地震や津波で家族を失った人の事を考えたら、『母親が重い』
なんて、、何言ってるの！？」の一言で、かき消されていく不安。

何もかも自粛、わがまま。
「被害にあった人に比べたら、、」の言葉で、全てが統制されて行く怖さ。

３月１１日、あの大地震の後、考えている。

亡くなられたり、被害にあった方達の事を思うと心が痛む。
そして、今自分に出来る支援をして行こうと思う。

節約し、冷静に日常の生活を送る。

でも「墓守娘」は、語り続けて行かなくちゃいけない。
なぜなら私達は「再生」を願っているから。

自分の問題に気づき、語り、棚卸しをし、原家族と現家族との関係が、
少しでも楽なもの、少しでも生き辛さから開放される様、、「再生」したい。

私達は、生き続けていたいのだ。

それが、私達の求めている真実だ。