采配ズバリ！京都に勝利！

負ければ残留争いの真っ只中に身を投じることになる崖っぷちの京都戦は、小野のPKと谷口のヘッドの２得点で勝利。守っては小島を始め守備陣の踏ん張りでクリーンシートを達成。ボクらサポーターは、久しぶりのホームでの勝利に酔いしれました。

アルビのスターティングメンバーと途中交代は以下の通り。なんか完封勝ちしたから言うわけじゃないけど、もしかしたらこれってアルビのベストメンバーかもね？

小野
（→鈴木）
ハセモト　長倉　ダニーロ
　（→谷口）　　　　（→詠太郎）
秋山　　宮本
堀米　デン　舞行龍　奏哉　　　
　（→稲村）　　　　　　　　　　）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
小島

キックオフ早々から、ゲームは京都のペースで進みました。アルビは京都のハイプレスに苦しみ、なかなかアタッキングサードまでボールを運べません。空中戦でも京都に競り負け、ボールを奪われる場面が散見されました。

試合が動いたのは前半25分でした。ダニーロが京都のGKへのバックパスに猛烈にダッシュすると、相手GKと交錯。一瞬、天皇杯・長崎戦の悪夢が頭をよぎりましたが、今回はダニーロの方が早くボールに触っており相手GKにファウルの判定。VARの対象にならずにPK獲得です。キッカーはダニーロ？と思いましたが、小野が蹴りました。

これが決まってアルビが先制です。PKを落ち着いて決めた小野も素晴らしかったけど、ダニーロの積極果敢なプレーが存在感を大きく示したゲームでしたね。昨日のゲームでは、試合前のウェルカムメッセージもダニーロでした。

京都ペースで進んでいた前半でしたが、PKで先制し無失点でハーフタイムを迎えられたのヨカッタですね。ボクらサポーターも「後半が勝負だ！」「力さんはどんなカードを切る？」って楽しみにしていました。

後半になると、アルビのサッカーが俄然活性化してきました。長倉の惜しいシュートもありましたね。早く追加点が欲しいところですが、その予感が十分感じられる流れになってきました。油断は禁物ですけどね。磐田戦と違って相手チームにジャーメインがいなかったのがヨカッタのかな？

後半20分過ぎに松橋采配の交代カードが発動され、それがズバリ的中します。小野・ハセモト・ダニーロに代えて、孝司さん・海斗・詠太郎の３枚替えです。それからすぐに感動の追加点が入りました。孝司さんが起点となり、絶妙のコースに優しいスルーパスを右サイドの詠太郎へ。詠太郎のクロスに頭でドンピシャ合わせたのは海斗でした。途中交代で入った３選手が、絶妙な連携で追加点をあげました。ゴール前で囮になった長倉の動きもヨカッタですね。

いやぁ～！嬉しい！大興奮ですよ。ピッチの選手もベンチの選手もみんなが入り乱れて、Ｇ裏のサポータの所に走り込んできてくれたのも嬉しかったな。Ｇ裏も狂喜乱舞の大興奮です。

アベンジャーズのちょっと手荒い祝福もありましたね。詠太郎は今シーズン初アシストかな？よかった、よかった。でもちょっと苦しそう（笑）

その後の京都の猛攻も、小島をはじめ守備陣が身体を張ったプレーで対応して京都の得点を阻止。みごとにクリーンシートを達成しました。堀米に代わって入った稲村は、このゲームでも攻守にいい働きをしていました。稲村くんってばロングスローも投げるのね。アルビに新しいオプションが追加された印象でした。来季入団予定の２種登録選手だけど、もはや完全に必勝アルビの貴重なピースの１つです。すばらしい！

勝利のプラネタスワンはきれいでしたね。この日が来るのを待っていましたよ！今シーズンはなかなかホームで勝てなかったですからね。これから連勝街道を突き進むぞ！

小野も移籍後初のホームでのお立ち台です。いやぁ～！漢だなぁ。頼もしい！これからも頼むよ！この勢いを次節以降も続け、チームをけん引してください！

アルビは勝ち点３を積み上げ、総勝ち点32で14位となりました。ですが降格圏18位となった京都との勝ち点差はわずかに４。油断はできません。でも、アルビより勝ち点が２多いだけの勝ち点34のチームが４チーム（下からヴェルディ、名古屋、浦和、川崎）あり、さらに勝ち点35のマリノス、勝ち点37のFC東京と福岡、勝ち点38のセレッソと、このあたりはまさに団子状態。降格圏の勝ち点28から６位の勝ち点38まで、わずか10の勝ち点差の中に13チームもひしめいているわけですよ。ますますＪリーグから目が離せませんね。そして、まだまだ上位進出のチャンスがありますぜ！う～ん！楽しみだな！がんばれ！アルビレックス！