昨日のレノファ山口戦で強烈に印象に残ったのが、レノファ側に掲げられた「諸君、狂いたまえ」のダンマクです。いやぁ~インパクト抜群のフレーズですね。「諸君!」そして「狂いたまえ!」ですよ。確かこれ、吉田松陰の言葉でしたよね。そうか、山口は長州藩でした。
「狂う」ことで常識を打ち壊す。ボクはこの精神、好きですね。「狂ったように歌え!」「狂ったように踊れ!」「狂ったようにボールを追え!」「狂ったように走り回れ!」「狂ったように応援せよ!」「そして常識を打ち壊せ!」
「狂う」という言葉に、非日常空間であるスタジアムにおいて、日常を超越した集中力を求めていることを感じます。ボクらも選手たちも、もっと狂わなければなりません。もちろんこれは、「思考を停止する」という意味ではなくね。気に入りました。この言葉。「諸君、狂いたまえ!」
さらに、その脇に掲げられていた「名将 上野展裕」のダンマクも似顔絵入りでヨカッタです。上野さんが山口サポに愛され、絶大なる信頼を受けていることがわかります。
明後日の鹿島戦では、狂わせていただきます。
さて、昨日の天皇杯。あまり歌われることは多くないのですが、数少ないボクの苦手なチャントが何度も歌われました。アルビのサポーターになって10年になるし、新しいチャントの練習にも機会あるごとに参加しているので、ほとんどすべてのチャントには対応できるのですが、どうもこのチャントは苦手です。何よりも「歌詞がよくわからない(聞き取れない)」ので、ずっと「適当な歌詞で歌い続けている」=「声も小さめ」というのが、ボクと女房の実態なのであります。
かろうじて「オオニイガタ・ビクトリア」「オオニイガタ・レディゴー」ってところだけは声を出しているんですけどね。
で、さっきネットでチャントの歌詞をちゃんと調べてみたら、あらまぁ「ビクトリア」ではありませんでした。「ヴィト-リア」なんですね。
「アーレー アレアレー ウィアーレディゴーオー
オー新潟 ヴィトーリアー オー新潟レディゴー」
次回からは、しっかり正確に歌いたいと思います。はい。ちなみに「ヴィトーリア」は「勝利」。「ビクトリー」「ビクトリア」と語源は同じポルトガル語のようです。
「名称 上野展裕」に
なって います。
速やかに コッソリと訂正して下さい。
試合前の選手紹介の時の
上野さんに対するアルビサポの好意的な拍手が
とても気持ち良い雰囲気だったのが印象的でしたネッ。
あらあら大変!
こっそり訂正しました。
ご指摘、ありがとうございました!
気になって調べてみると、「狂」は吉田松陰が説き、高杉晋作(東行狂生)、山形有朋(狂介)等に継承され、幕末・維新における長州の原動力となったキーフレーズでありコンセプトのようです。
今でも「狂」のフレーズ、コンセプトが、地域に根付き、受け継がれていることに重さと深さが感じられます。
クラブ名称の「レノファ」も造語のようですが、「renovation(維新)」を含んでいるとのことです。
おぉ!すばらしい歴史上の蘊蓄をありがとうございました。
長州藩の反骨の思想は、関ヶ原で敗れた毛利氏まで遡りますからね。徳川300年の歴史は、長州藩にとっては屈辱の歴史とも言えます。
長州の「狂」は、越後で言うと「常在戦場」でしょうか?いや、やっぱり「義」かな?