皆さんもご存知の通り、今シーズンからJ1で戦う町田ゼルビアの黒田監督は、一昨年までは高校サッカー界の名門である青森山田高校を長年指導してきた名伯楽です。高校サッカー界からJ2町田の監督に就任すると、昨シーズンわずか1年でJ2リーグを制しJ1昇格をなし遂げました。ボクはいろいろな黒田報道を目や耳にするにつけ、「結果を残し続けるということは確固たる信念のある指導者なんだろうな」とリスペクトの念を抱いておりました。
その黒田監督に関して、数日前に次のようなネット記事を見つけました。東京スポーツのインタビュー記事です。
「あんまり足元でチャカチャカやって、7本パスをつないで点数を取るというサッカーが果たしてサッカーかと言った時に、やっぱり日本の〝甘さ〟というのはそこにあるわけで…」
この黒田監督が批判している「足元でチャカチャカやって7本パスをつないで点数を取るサッカー」って、アルベルさん時代からアルビレックスが作り上げてきたポゼッションサッカーそのもの。なんか、黒田監督にケンカを売られた気分になっています。しかしまぁ、こんなことを言うかね?まぁマスコミが黒田さんの言葉尻を捉えて、おもしろおかしく書いているのかもしれないけどね。
まぁ今シーズンの町田戦では、華麗なパスサッカーで町田の守備を崩し、ゴールネットを何度も揺らしてやろうじゃありませんか。こりゃぁ楽しみだな。
ただね。油断は禁物です。昨年放送されたNHK-BSの「Jリーグタイム」で、こんなデータを見たことも思い出されます。
青森山田高校と同様に、ロングスローを多用してチャンスメイクする町田のデータです。第38節終了時のデータですが、町田は2位秋田の2倍近いロングスロー数でダントツの首位です。これもサッカー通には賛否両論あるのでしょうが、好き嫌いは別にして、ルール上認められている以上警戒しなければなりません。
これも「Jリーグタイム」で紹介さ入れていた「黒田剛の勝利の3か条」です。ボクが気になったのは、1番目の「悲劇感」です。「自分が上手くいかなかったり、失敗したときの『悲劇』を想像して頑張る」っていうのがその内容だったと記憶しているのですが、「へぇ~、そうなんだ?」って思っちゃいました。
黒田剛監督。まぁ確かな実績を積み上げてきた名伯楽なんでリスペクトはいたしますが、「町田には絶対に負けたくない」って気持ちがボクの胸中に根付いたのは間違いありません。
個人的はロングスロー多用はルール上問題ないので、一つの戦術としてアリだな…と思っていますけど、充分警戒しないといけないですね。
いや~、燃えてきましたね~。華麗なパスサッカーで、町田戦、勝ち点6ゲットよろしくお願いします。
町田も青森山田も「ラフプレーが多い」ってイメージもありますよね。なんか黒田監督、好きになれません。まずはきっちり勝たなきゃですね。
やってやりました!