週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

「12年目の教訓」と「地方クラブ戦略明暗」

2015年12月08日 | アルビレックス新潟

今日の新潟日報のスポーツ欄は、既にシーズンオフのアルビレックス新潟に関する興味深い記事が2つ掲載されていました。

1つ目は、「12年目の教訓〈1〉」という、おそらく今日から何回かにわたって連載されるであろうシリーズものの記事です。毎シーズン、オフに連載される「今シーズンを振り返る」的な連載です。過去12年間のワースト記録を作った今季のアルビを、この連載で鋭く総括してほしいですね。連載1回目の今日は、「プレスの意識にズレ」という見出しの下で、今シーズンの柳下監督の「誤算」について書かれていました。

柳下:「例年なら(J2に)落ちている」
柳下:「もっと高い位置でボールを奪わせたかった」
舞行龍:「うまく連係できず、距離感が広がった」
守田:「今取りたいという時にボールを奪えなかった」
守田:「目標が高かった分、最初で結果が出なくて焦りが生まれた」
大野:「第1ステージはピリピリしていた」
加藤:「やりたいサッカーは間違いなかったが、チームに迷いもあった」

記事に書かれていた監督や選手たちの言葉からも、今シーズンの苦悩がうかがえますね。

2つ目は、お馴染みの"えのきどいちろう"さんのコラム、「新潟レッツゴー」です。「地方クラブ戦略明暗」というタイトルで、今回入れ替え戦で敗れJ3降格の決まった大分と、わがアルビレックスと、この4年間で3度日本一の座に輝いている広島の、地方クラブ3チームを比較して論述した記事でした。

今から7年前の2008年、大分はシャムスカ監督の指揮下でクラブ史上最高のJ1リーグ4位とナビスコ杯優勝、新潟は13位、広島はJ2優勝という成績でした。7年前にはこの3チームの中ではダントツで大分が優位に立っていたわけです。それがなんと、7年経った今はJ3降格です。各年代別代表には「元大分」の選手が何人もいるというのにね。2013年にはJ1で闘っていたチームが、たった2シーズンでJ3降格ですよ。

一方の広島は、毎年毎年浦和に選手を引き抜かれ、ついに監督まで引き抜かれたのに、チームは黄金時代を迎えています。

えのきどさんは、大分の凋落を「背筋が凍る」と表現しています。新潟も人ごととは言っていられないということなのです。ひとつハンドルの切り替えを誤ると、お金のない地方クラブは荒波に呑まれてしまうという厳しい現実。フロント陣はもちろんですが、ボクらサポーターもしっかりとチームの動向に目を光らせなければならないということですよね。今週末のカンファレンスでは、そこらあたりのお話も首脳陣からしっかり聞かせてもらいたいなと思います。

さて、今日はネット上で嫌なニュースも目に入ってきました。「磐田、新潟DF大井の獲得濃厚 6年ぶりに古巣復帰」っていう日刊スポーツの記事です。信じたくないけど、火のないところに煙は立たないのでしょうね。でも、キャプテン健太郎には、来シーズンもアルビレックスを支えてほしいなぁ。磐田って6年前に健太郎を使わなかったんじゃなかったっけ?まさか、康裕と健太郎の今シーズンのアルビを支えた不動のレギュラー2人が揃って磐田に移籍なんてことになったら…

ブルブル…寒気がしてきた。考えるのは止めよう。心配したり憤慨したりするのは、正式発表があってからにしましょう。

コメント (3)
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