ヨガセラピ- by ナターシャ

ヨガによって身体感覚を取り戻し元気になることを具体的に紹介していきます。

年を取るということ

2009年12月08日 | 雑記帖
今月号のヨガライフ協会の機関紙未来に年を取るということというタイトルで記事が載っています。

北海道大学教授 村田和香先生による寄稿文です。

以下引用させて頂きます。

年をとっても元気で、生涯現役、一生学ぶ、死ぬまで成長する。。。

確かにすごいことだと思います。

けれど、これらは私の望んでいることなのか、本当にそれが良いことなのだろうか。

最近良く考えます。

以下一部省略。

こんな生き方を続けるということは、ずっと走り続けなければならないことになります。

穏やかな老後とか、悠々自適なんてありえない。

休む暇もない。

自分の人生をどう決着させるのか、考えている暇はないです。

なかなか大変なことだと思いませんか。



この記事は現在の私にとって身につまされる内容です。

楽天の元監督、野村さんが日本シリーズの胴上げの最中に昇天できたら最高などと仰っていたのは印象的でした。

実際にはそういうことは起こらず現役を引退して過ごすことになります。

それでも野村さんならいろいろな形で野球に関わることになるでしょう。

いまアンチエイジングという言葉がもてはやされています。

確かにだれもが若さを保ちたいです。

でもやはり年齢の経過というのは受け入れなくてはならない現実です。

宮元武蔵も60歳から洞窟に篭り五輪書という書物を2年間かかって書き上げたそうです。

それまで自分の修行で得た数々のことを書き残そうと思ったのですね。

死を意識するようになってそのような道を選んだようです。

やはり自分の年齢に合わせてやるべきことがありただただ活動的に過ごせば良いというものではないということが分かります。

私のように家庭があってヨガを続け更には教えるという立場になったことは自分でも驚きです。
                                                                          
その過程はそれ以上でもそれ以下でもありません。

その延長線にこれからの自分があり背伸びすることは出来ません。

背伸びすればきっとひずみが生まれるでしょう。

私自身がストレスを溜めずみなさんと気持ちよくヨガが出来るということがまず第一です。

その為になにを選択しどのようなペースを保ってやっていけば良いのかを良く考えてみたいと思います。




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自己責任

2009年12月07日 | 雑記帖
以下、白井一幸さん(元ファイターズのヘッドコーチ)のブログ記事から引用させていただきました。


何を選択し、そこから何を感じ取り、
学び行動に移すかは自由であり、自己責任でもあります。
最近の私のキーワードは「すべては自己責任」です。
外に目を向けるのではなく、
すべての責任は自分にある。
そのように考えれば、
自分で何をすべきかが明確になってきます。
とくに悪い結果の時には、
外的要因に目を向けたくなりますが、
それでは何の進歩もありません。
すべてを受け入れ、
次への取り組みにエネルギーを注ぐことで、
成長があるのではと考えています。
「すべては自己責任」と考えるようになれば、
思った以上に気が楽になります。
外的要因はコントロールできないことが多く、
コントロールできないことにエネルギーを注ぐよりは、
コントロールできること(自分自身)だけにエネルギーを集約すればいいのですから、
効率がよくなりますね。
独創的、常識の超越は大変な労力を払っているようですが、
当事者の方々は案外没頭した状態、
ゾーンに入っているので感じていないかもしれませんね。
正しい方向性で、
コントロールできることにエネルギーを集約することの重要性を感じています。




なにかをしようとする時それにまつわる雑多なことに振り回されることがあります。
それは自分ではコントロール出来ないことです。

よかれと思ったことがその通りにならないことは山ほどありますし。

どうしてこんなことにいちいち煩わされるのかと腹を立てることも沢山あります。

それはやはりコントロール出来ないことへの苛立ちから来るものなんでしょうね。

出来ないものをやろうとすることが間違いの元だったのですね。

白井さんのこの記事はとても興味深いです。

野球をやっていれば思いがけずトレードで出される、同じ守備のライバルが現れる、怪我をする、相性の悪い監督やコーチに変わるなどいっぱい外的な変化はありますよね。

そんなことにいちいちめげていてはプロ野球選手は務まらないでしょう。

外的なことをコントロール出来ないからといって全てを投げ出すわけにはいかないのですよね。

白井さんは稲田選手のトレードに対しても冷静なコメントをしています。

これをチャンスに変えればいいというような内容です。

どんなことが起きても自己責任で自分の内的なことに取り組めばいいというのはやはりヨガを実践したことのある方らしい考え方です。

今の自分にちょうどこの記事は救われる内容でした。






ナイストライ!(白井一幸さんのブログ) 手作り酵素についても書いていますよ!!


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プライマリーアーサナクラス,今日で終了

2009年12月04日 | ヨガ全般
今日はプライマリーアーサナクラスの最終日でした。

最初質問する時間があって次は昨日やったことにプラスする部分の説明がありました。

今日質問した方はまだ経験が浅かったけれどそういう生徒さんにも先生は丁寧に答えてくれます。

手取り足取りではないけれど後でちゃんと気づくようにヒントを与えてくれます。

ここはこうやってああやってと説明しても今それが出来ていないから壁にぶつかっている訳でテクニック的な事を細かく教えても仕方ないんですね。

基本から順番にやるしかありません。

先生がそんなことも出来ないのか?といったことを言うのは聞いたことがありません。

多分そういったニュアンスのことを言われたら私は付いてこれていなかったと思います。

必ずその人のレベルに合わせてその時必要なことを言ってくれているように思います。

後で分かるということも多いです。


実際動く前にパドマアサナでやる呼吸の仕方を説明していただき、流れを見てシャバアサナをやるかもしれないというお話もされました。

昨日やったことをノンストップでやりなんとか立って行うシャバアサナまで先生に引っ張っていって頂きました。

多分まだまだ練習しなくてはならない部分はあったと思います。

それでも途中で止められることなくシャバアサナまで辿り付けたのは先生の真剣さがクラスのみんなに伝わったからと思います。


今日なんとか無事終えて満足してしまっては意味が無いことははっきりしています。

また1年後成長できているようにやっていくことが大事です。

またスタートラインに立つということです。


明日からはオープンクラスが始まります。

また違ったメンバーで気持ち新たにです。


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シャドーヨガ プレリュードフォームの動画はこちらから



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パスチモッターナアサナまでは進んだのですが。。。

2009年12月03日 | ヨガ全般

ナタナガ・ザンダー先生は雪を楽しみにしていたので今朝はご機嫌でした



今日はワークショップ4日目です。

今年はとても早く感じます。

去年は夕方エマ先生のレッスンもあったからでしょうか、同じ5日間がアッという間に過ぎてしまいそうです。

中身は濃いのですが1日が早いのです。

今日は昨日練習したところまでやってからアドムカ・シュワーナアサナからダンダアサナに入る練習を何回か繰り返しました。

その後パスチモッターナアサナのバリエーションの練習に移りました。

その時私達(全員ではないのですが)の注意力が薄れてしまい先生から寝ていると指摘されてしまいました。

途中まではとても良かったと褒められたのですが。。。

頭の上げ方、手や肘の使い方がとても大事なのにちゃんと聞いていないということでした。

座ってやるということはそれだけ集中することが難しいということなのだと思います。

もちろん集中しなくてはならない場面なのに座ったということで気が抜けてしまうのですね。

ヘッド アップという声が確かに聞こえました。

私は起きてと勝手に解釈し体を半分起こしました。

頭だけで良かったのに指示通りに動いていませんでした。

そんなことがもう集中が切れた証拠なんですね。

肘や手の使い方のバリエーションで内臓への働きかけがそれぞれ変わるから注意深くやっていかなくてはならないと先生は仰いました。

事の重大性に気づいていない部分がありました。

座ったら楽という意識は持ってはいないつもりでしたが無意識にあったのかも知れません。

先生はそんなところを見逃してはくれません。

何とかアサナを教えて頂けるところまで進んだのは良かったのですが本気で集中しないと間違ったやり方をしてしまうことになります。

先生に言わせるとそれならやらない方が良いとのことでした。

実際そうだと思います。

私達はヨガをあまりにも安易にやりすぎているのでしょう。

今日はそのことに気づかせて頂いたことがとても大きな収穫でした。

ヨガのテクニック以外にそのようなことを学ばせて頂ける先生はそう多くはないと思います。



   



私は自分から先生のところに出かけて行かずに来て頂いて学べること本当に感謝しているつもりでした。

その一方、だったら普段からもっと真剣に取り組んでいなくてはならないというということも薄々感じていました。

それも指摘されました。

ワークショップに参加すればなんとかなるという考えなら意味無い。。。確かにそうです。

全て見抜かれているということです。

今年もやはり今までと同じように渇を入れられハッと気づくというパターンになってしまいました。

残り一日もっと集中して先生の意図していることをきちんと理解してやっていけたらと思っています。


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ワークショップ3日目 - 長い一日

2009年12月02日 | ヨガ全般

大通り公園のクリスマスイルミネーション(朝はこんな感じ)




今日は最初にヨガをするときしてはいけないこと、食事の取り方、普段やるべきことなどについてのお話がありました。

日常生活の中でそうした方がいいと分かっていても現実には無理ということもあります。

川で沐浴といっても気候的にも社会的にも簡単ではありません。

そのことは分かった上でのお話でした。

またどんなポーズが必要なのか、逆に必要無いものに関しても。

実際にはここには書ききれない程中身の濃いものでした。


ヨガの実践に関しては2日目の続きでプラサリータからサルパという動きを練習しました。

四股立ち位の立ち幅で片膝を曲げ下まで降ります。

上体は起きています。

そこから上体を倒し反対側の足の方に体を寄せお尻を下げたまま反対側にスイッチします。

上体を起こし移動した側の膝を伸ばしながら上に上がるというものです。

サルパをやると脛や外くるぶしを使います。

またスイッチするときは反対側の足を強く踏まなくてはいけません。

私はハヌマーンが苦手ですが今日は何時もよりお尻が床に近づきました。

今まで膝裏が伸びないのが原因と思っていました。

それだけでなく脛が働いていなかったようです。

膝から下の脛を長くするように床を踏むようにという言葉を何度も聞きました。

足が縮んでいてはアサナに進めない。だからサルパをしっかりやる。。。

なんと理にかなっているのでしょう!

サルパの後はスリヤナマスカル、サマコーナ、ハヌマーンという順番です。

これは言葉の説明では分かりにくいでしょうね。

例えば写真を見たり動画を見たとしてもピンと来ないと思います。

実際やらなければシャドーヨガの良さは分からないのです。




明日からはパスチモッターナアサナに進むそうです。

あと残り2日。

早いものです。

集中していろんなものを吸収したいです。





小樽からの帰り、JRの車中から


今日はワークショップ期間中唯一お仕事のある日でした。

テンションが上がってしまっているときの仕事はどうかな?と思いました。

でも基本的には今までやってきた事がそう道からそれていた訳ではありません。

なるべく立ってしっかり動くということはやってきました。

反省点は少し楽な方を選択させてしまっていたかなということでしょうか?

無理強いはいけないけどやれば出来るということもあります。

本人の意識次第で体は変わるんですよね。


ワークショップのお話をしたせいか生徒さん達、何時もより本気モードに入ってくれたようでした。







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ワークショップ2日目 - 実際動いてみるときつ~い!!

2009年12月01日 | ヨガ全般


今日もこんなに暗いうちから始動しました。

昨日はお話で終わったからやっぱり今日は体動かしたいというのが正直なところでした。

今日はナタナガ・ザンダー先生から順番を踏んでやらなくてはならないことの重要性についてお話がありました。

勝手に入れ替えたりアレンジしてはいけない、そうすると別のものになってしまうというようなお話でした。

先生が指導しているヨガで勝手にアレンジしたものは無く全て古い文献などを研鑽したり、日頃の鍛錬から得たことを元にして取り入れているという説明もありました。

今日はお話は短く実際に動いていきました。

最初の動きたいという気持ちから実際動いてみるとこんなにきついのか?逃げ出したいという身勝手な思いが。。。

ティティバという腰を浮かせたスクワットを念入りにチェックして頂きました。

足先の開き方、お尻の高さ、背中の位置、頭の角度、足裏の感覚、腿だけを使わず脛を働かせる、呼吸音等など。。。。全てクリアするにはやはり普段の練習が出来ていないと無理です。

私はなんとか駄目出しはされませんでしたが呼吸数が進むにつれてお尻が下がってきているのが分かりました。

そして腿が火照ってきているのが分かります。

脛が働かず腿ばかりを使うとその熱が体中にまわり不快な感覚に襲われるそうです。

このポーズで足裏を柔らかく保ち脛を働かせるというのは頭で分かっていても難しいです。

足を180度に開いた時点でバランスが崩れてしまいそうになるのです。

繰り返し練習する以外に道は無いんですよね、きっと。

その後はプラサリータバージョンを途中までやりました。

プラサリータから片方の足に前屈する時の体の使い方の説明を受けました。

いきなり頭から行かずお臍を近づけるようにウエストから動くという説明でした。

そうしないと腰が動いてしまうからです。

一つ一つをとても丁寧に指導して頂きました。

そして先生は間違いを見逃しません。

いい緊張感が走ります。

自分がどのレベルなのかを客観的に観る必要があります。

背伸びしてもバレバレなのです。

かといって最初から出来ないと思い込んでも駄目です。

自分の出来るぎりぎりまではやる努力はしなくてはいけません。

ティティバは体と意識を目覚めさせる為の第一関門のようなものだそうです。

確かにそうでした。

ここを通らずにアサナには進めないということなのです。

だから最初に順番が大事と仰った。

今日やったことを夕飯の前にやるようにという宿題が出ました。

            
札幌駅に着くとだいぶ明るくなっていました     手稲駅のクリスマスの飾りつけ


実はワークショップ中にお仕事が休みなので家の片付けなんかを考えたりしていました。

そんな悠長なものでは無いことが分かりました。

家族とは食事の支度はしているものの完全にすれ違いです。

でも1年に1度こんな風にヨガ中心の生活を送るのも指導者なら当たり前と思います。

但し先生という立場が邪魔することもあるようなのでそれも気を付けたいです。


先生はあなたは教えているのか?ということを何度も聞いていました。

教えるという事の重さを今一度考えさせられました。


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