ヨガセラピ- by ナターシャ

ヨガによって身体感覚を取り戻し元気になることを具体的に紹介していきます。

四股立ちがクリアできたら

2009年12月11日 | ヨガ全般
ワークショップで感じたことは四股立ちが正しくできれば全ての動きがかなりカバーできるのではということでした。

ただ、正しくやるのはやはり年月がかかると思いました。

サークルや講座の生徒さんはそれ程体は動かない方が多かったりします。

でも毎回毎回繰り返すうち四股立ちは様になってきます。

お尻を出さない、足裏を柔らかく保つ、小指側を踏む、胸を緊張させない、顎を引くなど注意しなくてはならない細かいことは沢山あります。

それでも少しづつ少しづつ形が決まってきて呼吸もコントロールできるようになってきます。

サルパという動きが出来なくてもそれに変わるものを何種類か組み合わせればサルパで得られる効果に近いものを得ることが出来ると思います。

立って片膝を曲げるときもう片側の足の膝から下を良く伸ばすように立つということでもサルパに入る前の練習になります。

本当に地味な作業です。

サークルや講座の生徒さんのレベルに合わせ何を提供すればいいかはやはり毎回接しているからある程度は判断できるのかなぁと思います。

例えばきっとこれは難しいと思えることでも一緒にやってみるのはいいと思います。

いざやってみるとぼろぼろだったという結果でも自分の弱点を知ることが出来ます。

そんな試行錯誤をしながらマッサージがあり、ペアがありという感じのヨガです。

流してやることも一つの方法です。

それが最終的には目標なのですが正しくやるためのチェックも必要ですし。


ワークショップで先生から宮本武蔵の五輪書を薦められました。

何故日本人が海外の先生からこの本を薦められてしまうのか。。。

生徒さんに聞くと読んだことがあるという人はほとんどいません。

なんだか悔しい気持ちになります。

いいものがあるのにみんな気付いていないということが。

いかに敵に勝つか?という本なのですが体の使い方の参考になったり現代社会に置き換えれば処世術としても使える本です。

立ち方に関しての文章がとても参考になります。


但しこの本は剣の道に関しての本です。

ヨガは敵を倒すためのものではないので取り組み方は全く違います。

自分の内面を見つめ人として成長していくのがヨガではないかなぁと思いますからそのあたりはごちゃ混ぜにならないよう気をつけたいものです。



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コメント (6)
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