うさの珍道中

株式、時事を中心としたジャンルにこだわらない話題を何の脈絡も無く勝手放題に。あっちへふらふら、こっちへふらふら

御返事

2008年03月05日 00時51分05秒 | 日々の取引の状況、注目銘柄など株式関連
inaさん

否決の可能性って、僕はもともと、ずーーーーと以前から増資に賛成です。
http://blog.goo.ne.jp/ovidius_2005/e/196fefcf69630d0dd141f0a359866bc2
MSCBでド~~~~ンと調達しちゃいましょうよーとか提案してますから(笑)
そしてこの手のイベントは、安直に一方向にいきがちなので、下手糞な短期トレーダーでも、絶好のトレーディングのチャンスである事も紛れもない事実です。
だから僕もテキトーに失っても良い金額でせっせと転がして遊んでいますよ。

昨今、相場荒れてますけどジムロジャースやバフェットなら、もちろん飛びつきはしないけど内心ニヤニヤしているんじゃないでしょうか。
コモディティが上がって、予想していたとおりベトナム株が面白いように下がってきて、飛び付きたくなる所ですけどジムやバフェットならどうするかな?っていつも思ってます。
決して飛びつきはしないけど、慎重に粘り強く目を離さないだろうと思いませんか?
誰でも儲かる相場に出遅れたと認識しているからこそ、だからそれ以上に余計に辛抱強く待つ。
市場ではなく個別銘柄を良く見る。

これは金子社長も同じだと思います。
彼はここで勝負に出るつもりですよ。
後ろから弾撃ってくる政治の無能にはあきれますけど、投資家はそうであっちゃいけないと思います。
たかだか10%の希薄です。MSCBじゃなくて「株主割当の増資にしろー」ぐらいの投資家根性を期待したいと思います。
(金子社長がどの程度の人物かは知らないけど僕が経営者であればそう言われると感激します)
逆にそういう信じ方をしちゃいけない外面の良い経営者も多いですけどね。
あえて言及しますけど、フOンテックのたOい社長とかね。

kogumaさん

kogumaさんには少なからずお話してきた間柄ですので、あえて時間を使って厳しい事も書きます。
話としてはつづきますけど。
そういう人物の見極め方はきわめて簡単です。
小難しい事とか逃げて、自分で考えるクセがついていない人は騙される事が多いですけど、ダヴィンチの場合は実績がちゃんと出ている。金子さんは「有言実行」ですね。
「EPS継続成長させる」それが目的であってそのための手段が資金著調達なだけです。
また、ケネ(も良い会社です。この局面でも少数ですが今も持っています)とのわずかな違いは経営者目線である以上に投資家目線だということです。

「ダヴィは増資しないからよい」というのは「資金調達するから株主軽視」「無配だから株主軽視」と言うのと同レベルの教条主義です。
まあ「日本は神国だから負けるはずがない」ちゅーのと一緒です。

「論語」以前サッカーの中田選手が読んでいたとか新聞記事に出てましたけど、僕はアレは宣伝だなーと思いましたよ。
なんでそう思ったか?
一言で言えば、自分も「論語」読んできたからです。
で、そこで終わらなかった。
なぜ、「孔子」はそう書いたのか?どういう時代だったのか?どういう弟子がいたのか?大昔の事ですけど、そこには人間くささが満ちています。
決して大昔の他人事と感じません。
でみなさんが孔子の立場なら、論語を丸暗記したり、読んでいるという自称弟子と
話したいですか?
あえて言いますけど「孔子」とはその程度の人物にあらず。
彼が愛した弟子はどういう性格だったか?
若い頃どんな経験をしたか?
子供の頃、どうやって勉強したか?
自らの経済的利益&出世より、社会へ子孫へ何が微力な自分に出来るかを老いても、失望しても前進し続けた人です。
考えれば簡単にわかる事です。
換言すれば論語を知って、孔子を知らず。そういう人物は多数います。
特に日本の学歴エリートには多いです。
(試験制度の問題であってエリート制自体が悪いわけではないというそういう基本的な事は論の前提ですけどね)
論語を好きだという人に、上述の話を水を向ければ、たいてい人物判断のヒントが
出てきます。
悪口は書きたくないので最高の印象の人とは、一見平凡な答えなんだけど後からよくよく考えると非常に良く考えられた言葉だったりすることを話す人です。
そういう人物は、マレにいます。
バフェットでもフィッシャーでも何度も読むに値する言葉を書いています。



最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (しょ)
2008-03-05 23:15:52
知識の豊富さと人間性の深さが社会においては混同されやすいところが悲しいところですね、
知識があっても人間がよいわけではないのだけれども、知識偏重社会であるが故か、頭がいい=優れた人間となりがちなのにはどうも。。。

ま、私は孔子がどんな人間であったかは読んでないし、あってもいないのでなんともいえませんが、言葉からにじみ出る人間性というのはありますね。

一つ感じるのは、言葉を大事にするか否か、というのはあるのじゃないか、と感じています。

私には山本五十六の言葉は結構響いてくることが多いです。

それにしても最近本読んでないな~(爆
返信する