goo blog サービス終了のお知らせ 

夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

島崎柳塢 二点

2017-11-30 00:01:00 | 掛け軸
庭の紅葉は真っ盛りで紅葉の瀧・・。



お茶会に家内と行くというので息子も着物姿になりました。



小生は留守番・・。



採れたてのサツマイモを蒸かし、落花生の残材?の炒った直後のものを義父と義母とで食しました。うまい!



さて本日の作品紹介です。最近、本ブログに島崎柳塢の作品は下記の作品を初めて紹介しましたが、この作品は40歳の時の作で、本日紹介する作品は44歳と45歳の時に描かれた作品です。

嬌羞 島崎柳塢筆 その1
絹本水墨着色軸装 軸先塗 共箱
全体サイズ:縦1917*横393 画サイズ:縦1100*横363



萩花麗人図 島崎柳塢筆 その2
紙本水墨着色軸装 軸先骨 合箱
全体サイズ:縦1730*横550 画サイズ:縦1090*横410



上村松薗、伊藤深水、鏑木清方の三大近代美人画の大家、それに続くのは伊藤小坡、池田焦園・輝方夫妻、島成園、木谷千種・・・美人画の画家の名をあげだすときりがありませんが、あまり知られていない画家のひとりに島崎柳塢がいます。













落款には「己酉(つちのととり、きゆう 明治42年 1909年)春日於望嶽廬 柳塢筆 押印」とあり、島崎柳塢が44歳の時の作と推察されます。(同封されていた説明書には「己卯」とありましたが、これは「己酉」が正しく、誤記でしょう。)

 

瀧下大原女図 島崎柳塢筆 その3
絹本水墨着色軸装 軸先木製 合箱
全体サイズ:縦1930*横650 画サイズ:縦1240*横510



















落款には「庚戌(かのえいぬ、こうじゅつ 明治43年 1910年)之夏 柳塢筆 押印」とあり、島崎柳塢が45歳の時の作と推察されます。



島崎柳塢・・・・、着目して欲しい画家のひとりです。留守番は展示スペースにてひとりで美人さんの着物姿を堪能して休日を過ごしました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。