
望月玉渓の作品は第2作目です。
忘れ去られた画家 その2 「松梅図 望月玉渓筆」に引き続いての投稿です。
ところで今週の「なんでも鑑定団」にて「インターネットオークションには著名な画家の作品の本物は出品されていない。買うなら無名の画家を買うといいです。」という永井さんのコメントがありましたが、自分のビジネスを守るための発言としか言いようがありません。
見る眼がない人は店で買おうが、インターネットで買おうが真贋は自ずと眼力のあるところにしか寄り付きません。これからは安くよいものを買えるようにインターネットを大いに利用すべきです。給料の一年分もする値段をふっかける画商は淘汰されていくでしょう。
竜宮図 望月玉渓筆
紙本水墨淡彩軸装 軸先鹿角望月玉成鑑定箱
全体サイズ:縦1865*横335 画サイズ:縦*横

古来より「蛤が吐く息が竜宮城の蜃気楼を浮かび上がらせた」という言い伝えがあります。その情景を描いた作品です。望月玉渓が描き、子息である望月玉成の鑑定箱書がされています。花鳥画を得意とする望月玉渓であり、御所に出入りする御用絵師であるため型にはまった絵が多い中で本作品は非常にユニークな一品です。
望月玉渓:(もちづき ぎょくけい)(1874~1938)名は重信、重蔵。別号は玉禅。明治7年に京都で望月玉泉の子として生れる。

父玉泉に絵を学び、明治29年日本絵画協会第1回絵画共進会にて二等褒状受賞。日本美術協会会員、日本画会会員。京都美術協会終身会員。望月派五代目として活躍した。伝統的な大和絵の最後の人といわれる。
望月玉成はその子。兄弟弟子に跡見玉枝、川合玉堂など。昭和13年歿、享年65歳。
下の写真は他の作品の箱書の参考資料です。このような資料がインターネット上には満載です。
忘れ去られた画家 その2 「松梅図 望月玉渓筆」に引き続いての投稿です。
ところで今週の「なんでも鑑定団」にて「インターネットオークションには著名な画家の作品の本物は出品されていない。買うなら無名の画家を買うといいです。」という永井さんのコメントがありましたが、自分のビジネスを守るための発言としか言いようがありません。
見る眼がない人は店で買おうが、インターネットで買おうが真贋は自ずと眼力のあるところにしか寄り付きません。これからは安くよいものを買えるようにインターネットを大いに利用すべきです。給料の一年分もする値段をふっかける画商は淘汰されていくでしょう。
竜宮図 望月玉渓筆
紙本水墨淡彩軸装 軸先鹿角望月玉成鑑定箱
全体サイズ:縦1865*横335 画サイズ:縦*横

古来より「蛤が吐く息が竜宮城の蜃気楼を浮かび上がらせた」という言い伝えがあります。その情景を描いた作品です。望月玉渓が描き、子息である望月玉成の鑑定箱書がされています。花鳥画を得意とする望月玉渓であり、御所に出入りする御用絵師であるため型にはまった絵が多い中で本作品は非常にユニークな一品です。
望月玉渓:(もちづき ぎょくけい)(1874~1938)名は重信、重蔵。別号は玉禅。明治7年に京都で望月玉泉の子として生れる。

父玉泉に絵を学び、明治29年日本絵画協会第1回絵画共進会にて二等褒状受賞。日本美術協会会員、日本画会会員。京都美術協会終身会員。望月派五代目として活躍した。伝統的な大和絵の最後の人といわれる。
望月玉成はその子。兄弟弟子に跡見玉枝、川合玉堂など。昭和13年歿、享年65歳。
下の写真は他の作品の箱書の参考資料です。このような資料がインターネット上には満載です。

猫
それが竜宮城かどうかは諸説ある、ないし疑義があるかと思いますが、こちらは箱書きが竜宮図となっていますね。
それにしてもこのハマグリはなかなかリアルというか・・・ たいへん面白い絵と拝見いたしました