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当方は素人ですので、本ブログにおいては真作か否かの信頼度が希薄ですので、この点をご理解いただいているとの前提での投稿となっています。それでもときおり一般に認められている現在唯一の鑑定機関である東京美術倶楽部の鑑定証のある作品を投稿しています。本日はその鑑定証のある作品の紹介です。
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鳩 奥村土牛筆 その3
水墨着色紙本軸装 軸先象牙 太巻二重箱共箱
東京美術倶楽部鑑定書在中:令和5年4月9日 鑑定NO023-0590
全体サイズ:横468*縦2150 画サイズ:横319*縦1270
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鳩を描いた可愛らしい作品です。
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太巻仕様の誂えで、保存状態が抜群によい作品となっています。
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書き込みはそれほど多くない作品ですが、さすがに奥村土牛・・。
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なお号である「土牛」は、出版社を営んでいた父が寒山詩の一節「土牛石田を耕す」から引用してつけられたそうです。
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奥村土牛が没後に、作品に課せられた巨額の相続税(没時がバブル期だったので高額になった)に悩んだ子息・奥村勝之(四男で写真家)が、比較的価値の低かったスケッチを焼却処分したことを、著書で告白し話題になりました。このことは美術工芸品の相続税制の問題を世に問うことになりましたが、たしかに美術品の相続税は考え直す必要があるのでしょう。当方にはむろんそれほど高価な作品は当方にはないのですが、一応は焼却処分も念頭にあります。かえって贋作や真贋不詳のほうが気持ちが楽というのもありますね。
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作品中や共箱の落款と印章は下記の写真のとおりです。
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東京美術倶楽部の鑑定証は下記の写真のとおりですが、この鑑定証の偽物はあるのでしょうか?
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すっきりとした状態での作品は気持ちがいいものですね。
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展示室に飾って愉しんでいます。