夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

山村新春 倉田松濤筆

2019-11-18 00:01:00 | 掛け軸
2019年9月に家内が郷里の骨董店より倉田松濤の作品2点にて5万円で購入した作品。小生が福田豊四郎の作品の購入に迷っている脇で、家内が店主に倉田松濤の作品を所望・・・

二作品目が下記の作品です。

山村新春 倉田松濤筆
紙本水墨淡彩軸装 軸先骨 鑑定箱
全体サイズ:縦2154*横653 画サイズ:縦1348*横500

 

義父が亡くなったばかりで、この作品にて孫を抱いて凧揚げする姿に家内は思うところがあって購入したようです。



亡くなった義父と息子・・・、また倉田松濤は凧揚を題材にした作品が数多くあります。



相変わらず倉田松濤の賛は読めない? 大正10年の時の作か?  



箱には下記のように記されています。昭和10年の冬に記された箱書のようですが、ちなみに倉田松濤は昭和3年、63歳にて亡くなっています。

箱題:倉田松濤筆山村新春圖
倉田松涛翁秋田縣新屋住人凪師事平福穂庵刻苦遂成一□此幅□想奇□□行□□其特意之作成。大嶋兄翁之同郷而百□□昨夏与余
散策銀座街頭偶□之縁而仕余画面題 昭和乙亥季冬 松雪生記 (1935年 昭和10年)


  

銀座で購入した作品? 倉田松濤は東京に居た際には牛込に居たようですからあり得ないことではない?

ちなみに当方の義父は享年、86歳。


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