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夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

氏素性不明の白釉茶碗

2013-10-02 05:09:39 | 陶磁器
家内が読んだ本によると「いい社長」というのは素養があることらしい。素養とは主に教養によるということらしい。教養がある人は自分には知らないことがたくさんあるという認識のもと、いろんな情報を収集し、そこから選択して決断するとのこと。

自分は技術は優秀だ、マーケッテイングなら誰にも負けないなどと独断的に判断することは教養のある人物は決してしないということのようです。大声を上げたり、頭に血が上ることはないのでしょうね。これは大いに身にしみて反省するところです。

本日は氏素性のよく解らぬお茶碗です。小生も氏素性のよく解らぬ無教養な者ゆえこういう作品には共感します。

白釉茶碗

仕服付合箱
口径136~142*高台径54*高さ85

週末の土曜日は大宮駅にて森半さんの、抹茶と、ほうじ茶のふわふわのお菓子。

さてどのお皿を使おうかと扉を開けて一番手前のお皿から使ってみることにしまいした。使わないでいるとあることさえ忘れてしまうことさえあります。

青手九谷芭蕉文様鉢古箱入
口径160*高台径*高さ43

九谷・・?? 再興九谷である松山窯だった??  



もう一枚は
青白磁印花草花紋皿口径150*高台径57*高さ36

いつの時代、どこで作られた作品だったのでしたか??



白釉が掛けられたお茶碗でお薄を一服・・・。



このお茶碗もまた氏素性がよくわかりません。唐津風ですが???

たしかに高台は三日月型とも思えそうです。どなたかお分かりの方がおられればご一報ください。



目跡は七つ・・、北斗七星?? 愉しい見込みです。形も堂々としています。



家内には三島手のお茶碗。近世のコピーと思われますがいつ、どこで作られた作品やら・・。 



こちらの見込みはお月様の変化。



こういう見込みの二つのお茶碗の取り合わせも粋なものでしょう。お茶席では愉しめないことですが二人では楽しめるという取り合わせもあるものですね。

お皿も刻花の釉薬を愉しめます。写真では表面が汚れがひどいように見えますが、そんなにはではなく使うのに支障はありません。



九谷の外はアサガオですね。家内は「いい朝顔の絵だね~」と眺めていました。



氏素性の解らぬ作品達よ、無教養の者のそばにありきも君らに幸多かれ


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