夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

思い出の作品 釉裏紅菊唐草文鉢 平野庫太郎作

2020-12-12 00:01:00 | 陶磁器
長芋を火で下処理・・。このようなことをすすんでやるというのはいいことなのでしょう



前秋田県立美術館館長であり、秋田市の保戸野窯を営んでいた友人の平野庫太郎氏から預かった平野庫太郎氏の作品です。



*額の作品は秋田出身の画家福田豊四郎の「炭小屋」という作品です。平野家といえば藤田嗣治ですが、当方には小品しかありません。
炭焼小屋 福田豊四郎筆
絹本水墨淡彩額装 誂タトウ+黄袋
全体サイズ:縦720*横810 画サイズ:縦485*横575 F12号程度
2019年(令和元年)に額装改装

平野庫太郎氏の作品は下記の作品です。

釉裏紅菊唐草文鉢 平野庫太郎作



本作品は展覧会への出品作です。



病気になられて数年後の闘病時期、まだそれでも元気だったころに「君に預かっていて欲しい。」と言われて突然宅急便で送られてきて預かった作品です。頂いてから半年も経ずして亡くなったように思います。その間で生前に最後に会ったのが秋田市内での作品頒布会かな。



この他にも幾つかの作品を預かっていますが、おそらく小生は平野庫太郎氏にちなんだ作品を数多く所持しているひとりなのかもしれません。本作品は30年近い付き合いの中でも思い出深い作品です。





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