かわいい花とおかわり君

ありふれた日常の中にある小さなタカラを拾い集めて

ぼくたちに、もうモノは必要ない。を読んで

2015-11-20 | オススメ♪の[本]と[絵本]
図書館で1ヶ月待ちして借りた本。

「ミニマリスト佐々木典士著」

皆さんミニマリストってご存知ですか?

マキシムの反対で、ミニマム(最小限)な人々。
究極のシンプルライフってところかなあ。

この著者の方は
お引っ越しする際にかかる荷物まとめ時間は
20分もかからないほど、それくらい
自分に必要なものとだけの生活を送っています。

独身で一人暮らし。だから成せるところもあるかと
思いますが、現代の私たちは確かに
モノを持ちすぎているように私も感じます。

これを読んだら

●久しぶりにまた断捨離しよう
●もう一度家の中を見直してみよう
●本当に必要なものとだけ暮らそう
●買うときはその判断が安易じゃないか見直そう
●仮に買ったとしてその品への思いを
 熱く語れるか考えてみよう

シンプルで暮らす大切さを改めて考えさせられました。

ホコリや汚れは自分自身。
ミニマリストにデブはいないと断言されていました。

なんか分かるような気がするなあ。

こだわりを持って自分の癒しになるコレクションを
楽しむのはステキですが、
それが「熱く語れる」ことであること。

うんうん 確かに。

これは重要ポイントだと勉強になりました。
語れないものだとしたら、それは単なる
自分の価値を「こんないいもの持ってるぜ」みたいな
モノで肯定して満足している深さ10cmの魅力もない
見え透いた薄っぺらな思いに執着しているかもしれませんね。

さてこの本。
著者がミニマリストになったことで得た幸福感や充足感について
ずっっっっと綴られているので、
ちょっと飽きが私の場合あったのですが、
最後の方に大逆転が待っています。

それこそが、著者が本当に 読者の皆さんに伝えたかったこと。

「モノが少ないからこそ出来た感謝の心」です。

ということで最終章の盛り返しで
私の評価は★★★★☆(★3.8)です。
(購入したい本とまでは行きませんが、
年末に向けての片づけのやる気を加速してくれました。)

最後に深いお気に入りのスティーブジョブスの言葉

「何をしているかと同じくらい、
何をしていないかを誇りに思っている」






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