本家に遭遇？

３月の初旬、出張で日本に一週間ほど行き滞在中に野暮用で神戸に行ってきました。
と来れば「川崎ワールド」でしょ、誰だって、特にこれを見る人だったらそう思うでしょう。自分もそのつもりだったけど、日帰りで時間が無くて涙をのんで後ろ髪を引かれる思いで帰ってきました。
以下川崎ワールド抜きの関西探訪記。

神戸での行き先は高槻市。ディープ関西は慣れていないので感動しました。回り中、老いも若きも、男も女も関西弁。神戸空港からの電車の中で一人テレビの中に入っているみたいな気持ちでした。で、高槻市、西神中央駅で降りるとこれでもかというような広い駅前、お台場も広いけど山の中にあの空間にはビックリ、駅前が一通の実家とは雲泥の差。神戸市は金持ちだねぇ。
約束の時間まで一時間以上あったうえ、小春日和のいい天気。徒歩３０分とあったので探検気分で駅前から歩き出した。道は広いし、歩道は車道以上に広い。公園は多いし、戸建ばかりだしなどと感心して歩いていたら道に迷った。
土曜の住宅街に人影はなく、道を聞こうにも聞けない。
交差点で信号機の下に町名が入ってない。
交差点近くにある地図は範囲が狭すぎて道に迷った身にはそこからどっち？？？が判らない。
幸いバスの営業所があったのでそこに入って行って聞く。
自分：「すみません、○○はどっちですか？」
職員Ａ：「んーどっちだったんかいなー、おい、○○ってどっちから行った方がええんやったっんけ」（関西弁は適当です）
「んなー、バスの営業所でしょ、ここは。」（これは心の声）
職員Ｂ：「そこ右行って、その先、右、右、左や」（この関西弁も適当）
いやー、もう会話が漫才のようでした。面白いけどよく判らなかった。礼を言って営業所を出る。
タクシー？走ってません。
携帯？借りて持って行ったけど相手先の電話番号入れてませんでした。
あせって早足で歩いている途中にありました、ＫＡＷＡＳＡＫＩの文字が。なぜか元気が出て、歩く足に力が入りました。そのわりに写真なんか撮ってるけど。
そしてようやく約束の時間ぎりぎりに目的地に到着しましたが、体は汗びっしょり。

幸い用事も無事に終わりその日のうちに東京へ戻りました。後で調べると川崎は川崎でもジェットエンジンの工場でした。
道に迷っただけの話なんですが、、、。


＊彷徨の果てに見た神殿と神戸空港の出発ロビーの広告