早速トルコ方面のアメリカ人に渡航勧告が出された。
一応NATO加盟国だけど「イスラム=悪の根源」と採られる発言をした結果、政教分離が建前ではあるが、一応国民の殆どがイスラム教のトルコが、このまま、一応西側の一翼を担っている筈なのだが、事の落とし様に依っては、益々アメリカの威信が下がってしまう。
こんな事は、わかっていたのだが、取り敢えず、一応余裕の表情だが、無視するのも続かないだろう。
特に問題なのは、アメリカが経済的報復策を打っている、ロシアのプレゼンスが、IS関係を含めて、強くなっている。
となれば、トルコの問題を含めて、アサド政権の力が復活してくる。
となればシリア反政府勢力とアメリカの関係は破綻する。
益々、ドツボにはまる。
トルコはIS対策では親トルコ・クルド人と反トルコ・クルド人を始めとして、対応の主役の一人である。
このままでは、IS封滅は夢のまた夢となるだろう。
世銀を介して、南アメリカへの投資を呼びかけているが、これが、トランプ大統領の意向も持つようになると、日本にも、あまり強くは出れない。
取り敢えず、日本の資金力は、ユダヤのドケチ強欲集団よりも当てになるとトランプさんは思っているだろう。
米軍の日本からの撤退は、毛頭ないだろう。
取り敢えず、虫獄は既定路線の不良債権爆発、内情暴露、ついでにチョングソも崩壊。
BISのバーゼル3も、肝心のEUが、あの状態で、確実に履行できるのか?
疑問である。
そしてトランプ当選により、EUにくすぶっていた民族主義がイタリア・フランスでも出てきて、今後拡散するのは間違いない。
そうなると今の論客の発言に光が無くなる。
まぁ勝谷氏ぐらいしか、言わないだろうが、嘗ての左翼テロが全盛だった時代の民族派のテロリストが、また出てくるのだ。
つまり、トランプ当選は、その口火を切った事となる。
そして、アメリカは国内への引き籠もり政策=旧モンロー主義となるだろう。
自民党の青山氏が「トランプ当選以降、アメリカの支配が終わる」とは、我々にとってはそんなに良いものでもない。
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