アドレスは以下の通り
https://www.youtube.com/watch?v=xwwVf7QrTxA
「ちうごく」で軒並み自動車火災?電動アシスト自転車火災?いやリチウムイオン・バッテリー火災が起こっている事を解説する動画です。私も以下のコメントをしました。
『私は昔自動車メーカーに居りまして。1995年ぐらいにアメリカで試験していた鉛蓄電池のEVが正月休み中に事故を起こしたと言う事件がありました。妙佛さんは、もう解るでしょうが、自動車メーカーで「バッテリー充電所」は赤いランプで照らされる「危険場所」で、安全と言われる鉛蓄電池ですら、この警戒レベルです。基本的に電池のトラブルは接点にあり、お主に電極周辺で発生する事が多く、電解質の電荷が上手く回らないのが原因です。
電池の調子を流せる電圧・電流で調べるのは間違いで、電池の内部抵抗を調べるのが基本ですが、動作中は難しくなります。今回の動画では燃えた後の写真ばかりですが、プリウス発売以来、交通事故の死亡統計に「感電死」が注目されるようになりました。感電死はバッテリー取り替え等で、昔からありましたが、最近は事故車両から脱出しようとして車のボディーに接触しての事例が激増しているそうです。
また水に依る消火は、感電死を促している様なものです。事程左様に、EVは危険な車です。』
私の得意分野に「電池の挙動」があり、糞馬鹿文科系大学出よりマシな解説を少々。
一連の発火現象は、恐らく電極で発生した発熱現象が暴走したものでしょう。電池はプラスとマイナスの電極の間に電解質が存在し、電解質の電荷を電極で集め、電気を流します。宿命的に、電極近くの電解質は最初に電荷を出すので、電極から離れている電解質より電荷の出入りの頻度も多く、其れ故劣化も早いのです。簡単に言うと、一回放電したら、電解質を混ぜ返して、劣化の度合いを一緒に出来れば、こんな問題はダイブ減るでしょうが事実上無理です。
まぁ私だけが言うのですが、電池に同じ性能は絶対に無く、電池が複数あれば最良と最悪が順位付けられ、悪い=弱い電池に皺寄せが必ずやって来て、その最悪の電池が電池切れの速さや、発熱現象の理由となる場合が多いのです。
また、バッテリーは冬場、寒くなると充電容量が下がってしまう問題があり、寒くて環境意識が肥大化してしまったスウェーデンなんかで、バッテリー切れでの凍死や、暖房まで電力でやり、只でさえ下がっている充電量を無駄に吸い取り、動けなくなる連中の悲鳴にも似た救助依頼が、沢山聞こえるかと思うと、まぁ楽しいですね!
今後、この「弱い電池」や「発熱・発火」、「充電容量減少」「暖房による急激な電力消費」などによる「路上停止」や「凍死」が増えて行くと、流石に環境馬鹿ゴキブリも何が悪いか気づくでしょう。
ハッキリ言いましょうか?私が務めていた自動車会社で、こういった話は30年も前にプリウスが発売された頃に、結論としてEVは、社会インフラとして、落第であり、使い物にならない。それが結論です。
そして、その結論を北欧の環境馬鹿が、犠牲となって体現する事を祈っております。まぁ自らが望んだ未来、どうぞしっかり味わって下さい。
ばぁ〜か!