歪曲される情報を見る。

日本を馬鹿(馬鹿文系)が叩く、だが、それはどの程度正しいのか?非常に疑問である。

教育問題で石平さんの「注目の意見」それは「科挙:試験採用官僚制」の害悪。

2019年01月21日 21時00分04秒 | 虫獄滅亡記

これは「何故糞舐め汚い嘲賤・虫獄は日本のようになれなかったのか?」と言う本が「角川」である。(題名はちょっと違う)
どうも、この番組では、石平さんは私や、タモリさんやエレカシの宮本と同じ趣味を持っている事が分かった。
「江戸古地図巡り」である。
私も大好きで、Gooの古地図でアチコチを見捲くるのである。
まぁ私はNHKの演出を変えさせるほど、時代劇にキツイ「ダメ出し」をしている。
最近「銭払い」で幾らを払ったか?を見せるようになった。
これは私が長年グチグチグチグチ文句をつけたからもあるだろう。
伝七捕物帳では、捕り方の得物の中に「縄」「鎖」が入っていた。
あと「八角棒」や「兜割り」が入れば、もっと良いだろう。
さて石平さんの江戸話は「やっぱり江戸の八百八町を12名の同心で、治安を維持するのは凄い」
とお言葉があったが、これはNGです。
実は定街周り同心は12名だが、隠密周りも12名、加えて古参も12名の36名が基本となっている。
だが数が3倍になるだけで、何が?と思われるだろうが、基本的に定街周り同心は、捕縛などの事は行わない。
定街周り同心は「街を回る」のが本来の仕事である。
個々が1番の時代劇の嘘だが、江戸は五里四方となっている。
つまり20km四方となる。
これを36人で見張るのである。
到底回れるものではない。
鬼平犯科帳はアチコチへ走るようだが、実際は一往復するのが精一杯で、到底回れないほどの広さである。
だから基本的に番所毎に自治組織があり、そこに詰める、大名家・大工・鳶などがいて、何か事があれば、これを捕まえて退治するのは彼らで、その顛末を知らされて届けるのが「定街周り同心」の仕事である。
事程左様に時代劇は嘘ばっかりである。
時間経過を考えれば、本当に訳が分からない。
さて石平さんは、著書の中で虫獄のダメな所を挙げたのだが、その中には「宦官」や「民主制の無さ」があったのだが、その中でも「科挙:試験採用官僚制」の害悪だった。
本来的に広く人材を募集する為の制度だが、基本的に監視が効かないと、賄賂政治に陥りやすく暴政も官僚と宦官が手に手を取ってやっている有り様で、人物本位で役職が決まると言うのも必要であるとの結論である。
実際日本は江戸時代、改革派が経済的に失策を起こしても、儒教を中心に政府の立て直しを行った。
今の時代は、儒教から離れ、国家の倫理や安寧を天皇陛下が担っておられる。
こんな国家は「日本」か「タイ」ぐらいなもので、ほかは結構凄い事になっている。
実際ローマ帝国のネロを始めとして、ヒッタイトやアッシリアとかの王族の過ごし方は凄いものである。
実は、Wikiにある古代文明の王族の行動ってのは相当に凄惨で、陰謀の塊である。
虫獄も西太后や則天武后などのひどい話も有るが、西洋の古代は、それはそれは凄いものだった。
そんな人の形をした野獣の世界とかけ離れたのが日本である。
本当に、我々は良い国に生まれたと思う。


教育論的な闘い「奥山真司のアメリカ・シリコンバレーの受売り」と「上念司、センター試験で感じた疑問」。私は上念司派です。

2019年01月21日 17時56分26秒 | 糞馬鹿文化系大学出が分からない世界

奥山真司の『地政学「アメリカ通信」』は、たまに見ていますが、トホホな結論や論法が楽しい番組です。
ここでアメリカ・シリコンバレーの「せれぶ:人の形した豚だよ」が、テメェの豚餓鬼に何を教えるのか?で、まぁお先棒か次の妙な教育法が目まぐるしく替わるアメリカで、また豚の好みを誰かホザイたようだ。
「ガジェット(おもちゃ・道具)無し」の豚ガキの調教である。
この妙な教育、最初の頃(20年ぐらい前)は「天動説こそ正しい」ってカソリックのお目出度い連中がホザイたり「子供の脳にはピアノが良いのよ!いいえ!バイオリンよ!」って事で、ある世代のアメリカ人はピアノが美味い奴が多い一方他の世代ではバイオリンが上手い奴が多いとか言うバカ世界。
全く、毎度、高い教室が大流行りするのだが、その結論は20年後ぐらいに出て来るもんで、その後の流れを見ると「然程効果は見られない」ってのが正しい所でしょう。
さて、奥山真司さんの「シリコンバレー馬鹿教育通信」今年の1/5に公開された。
そして上念司さんの「おはよう寺ちゃん活動中」は今日(1/21)にありまして「センター試験の不正行為をした人間を失格にした」と言う話でした。
その中でもアホ臭いのは定規を持って、国語の問題を解いていたら、それがNGって事だそうです。
数学の問題ならともかく国語で?
一応定規は持って来れない決まりが書かれているそうですから、しょうがないが、まぁこの程度…と思います。
その中で上念氏は「昔のツレから、この問題解けるか?と渡された奴をスマホ片手に解いたんですけど、まぁちょっと難しいけど面白かったですよ。でねぇ〜、今の時代、スマホの検索使えば情報なんて幾らも入るのに、それを一々脳の中にスマホのデータベースのようなものを作る今の教育ってどうなんでしょう?」との事で、見当外れも多い一方、これは納得の行くものだった。
実は、私も例に漏れず、人工知能を勉強している。
今日の自民党のCafeStaの中で平将明議員が、マイナンバーカードの説明をしていたが、彼はインターネットや新型の決済システムに関わる、ハイテク決済のエキスパートである。
彼が、再三言うのは「RESAS 地域経済分析システム」の活用を訴えている。
これは20年ほど昔か?マクドナルドが何処で店を出すと儲かるか?と言う予測を入れた店舗開発ソフトを使っていたが、この基礎データは実は「政府の官庁」のデータだったと記憶している。
これが今無料で使えるのである。
これは奥山・上念両氏も知らないだろう。
私が支持するのは、コンピューターを脳の代わりに働かせる方であり、それは統計解析や人工知能を駆使した、ビジネスの開発である。
しかし、これを理解するには、決定をするトップも「数学」や「統計」を知らないといけない。
アメリカ・シリコンバレーの「せれぶ:人の形した豚」の豚餓鬼も、その意味では同じ様な立ち位置だろう。
私が人工知能を使っていて思うのは「慣行」である。
つまり歌舞伎は、代々引き継がれるのは、所作とか常識とか考え方を知らず知らず身に付ける経験である。
グラフの形状とか、収束性とか、そういうものは子供の頃にさせるのは上手くないが、トポロジーの延長線上で変な形の積み木とか、面白い動きをする機械とかは、取り敢えず刺激である。
例えばアメリカ・シリコンバレーの「せれぶ:人の形した豚」の豚餓鬼は、御清潔な環境だから虫を触るなんてとんでもないだろう。
アメリカでは、殺人アリが一杯いるし、殺人蜂も一杯いる。
だが、此処は日本である。
セアカゴケグモやファイアーアントがちょこっと居るぐらいである。
勉強は勉強で結構、でも色々なインスピレーションは、すべての生活のなかにあり、それを閉じ込めてしまうアメリカ・シリコンバレーの「せれぶ:人の形した豚」の選択肢は、全くもって愚劣極まる。
ガジェットか?玩具か?ゲームパソコンか?昆虫か?何でも良いが、見ない奴より見た奴が強いし触らないより触った奴が強い、加えて作り上げるとなれば、最強だろう。
ソフトウェアの上でボロ儲けしたアメリカ・シリコンバレーの「せれぶ:人の形した豚」の常識は過去の連綿たる「変な教育ブーム」の1つの馬鹿くさい姿にしか見えない。