おせっちゃんの今日2

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半分眉毛と父の思い出

2024-03-25 13:31:03 | わが家の話

今朝、朝仕事を終えて遅い化粧をしていて気がつきました。先日のリフォームで洗面台を取り換えましたので家じゅうで一番きれいな場所です。ピカピカの鏡に映ったのは、リフォーム不可能のしわシミ婆さんですが。
つくづく見ていて気がつきました。
私独特の半分眉毛です。姉・妹と3人姉妹、(兄が5人いますが)揃って母から貰った半分眉毛です。それぞれが独特の形をしていますが、とにかく化粧の私は黛で書き加えるのですが、左右うまく描けた例がありません。

ああ、今日は眉毛の形を書くつもりではありませんでした。不揃いの眉毛の中に、左右一本づつ、それもデザインしたように右は白髪、左は黒い毛がピロンと長く生えて(育って)るのを見つけたのです。

オヤオヤ、お父ちゃんの長生きの印の眉毛だよ~。もうかなり長生きしていると思うけど・・・
鏡に向かって無言の減らず口をたたいたことでした。

父は、明治25年生まれでした。8人兄弟姉妹の下から2番目の私が知っている父は、もうかなりの年でした。健康第一が口癖で、元気に生きることが大事、と病気を恐れる人でした。
その父が、いったいどこからこの知識を得たのか知りませんが、「人間はのう、気をつければ128歳までは生きることのできる動物だというんじゃ。これは本当でよ」というのでした。幼い私にも、まさか…と思わせる長生き伝説です。つづいて言います。「この眉毛の長い毛がその印なんじゃ、これは大事にせんとな」と真面目に言っておりました。

姉は私とは干支一回り違っていました。今の若い人にはお分かりにならないと思いますが、当時は、親の言うことに反対を唱えることは許されていませんでした。姉は、こうした時、反対するのではないが、一寸反対意見を含めて、シレットいうことができる人でした。

「128歳ね、まだ当分生きておられるね。ところで、親より早く死ぬ子供ほど、親不孝なことは無いというよね。お父ちゃんが128歳まで生きてということは、私は何歳まで生きんといけんかいね。こりゃあ、頑張らんといけんねえ」

この時の父のなんとも言えない困った顔、今でもはっきり思い浮かべることができます。
自分の128歳は想像できても、娘のその時は、・・・想像もできなかったのでしょう。

お父ちゃん、おせっちゃんも長い眉毛が2本もあるけれど、128歳は勘弁よ。


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2 コメント

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128歳 (souu)
2024-03-26 03:29:25
長生きは大変ですね。
眉毛といえば元総理村山富市さんを思い出します
今年100歳になられたそうですね。
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souu様 (osettyann2)
2024-03-26 11:21:01
そうでしたね。100歳になられたのですって!?長い眉毛は、矢張り長生きの印かしらん??
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