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おせっちゃんの今日2

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空腹が一番の調理人

2022-06-25 14:33:52 | いろいろ

毎日食べるご飯がおいしすぎるのは、身体にも気持にも、毒だという気がします
おなかをすかしてから食べるのが何でも一番おいしい

高山なおみという料理家が外で働く母親から教わったとのこと。

タイトルの言葉で、子どもの食わず嫌いを断固シャットアウトしたのは実家の母だったか。戦後食わず嫌いをするほど豊富な食べ物はなかったような気がしますが、まだ幼くて、食い盛りにも達していない私とらい太は自家製の大根が毎日毎日、毎食毎食でて来るのに文句でも言ったのか。後にテレビ朝ドラでおしんの大根めしが有名になりましたが。自家製に、畑でできる作物は贅沢なほど新鮮でしたが、同じ時期に同じものが実るのです。毎日が大根になるわけです。
今思うと空腹が・・・で子供の不満を受け付けなかった母が一番つらかったかとも思うのですが。

比べれば私の調理は主婦の力不足でした。料理嫌いでした。おまけに子供たち、食が細く、作っても食べない人たちでした。美味しい家庭料理がよりおいしく成長する動機に欠けた家庭でした。いやいやする料理はおいしいはずはありませんね。

空腹が・・・の言葉が真実だとつくづく思った時があります。娘Maが4年生後半になった頃だったでしょうか、育ち盛り、食べ盛りの年代になってきたのでしょう。ただいま~。次の言葉が腹減った、何かない?!に変わったのでした。

Maは短大食物科に進学しました。数学?高校一年の2時間までで、あきらめた。わからん。
国文?古典など何のことやら。
じゃあ後の母親業に役に立つように家政科は?う~ん、ガキは嫌い。服飾?デザイン画は書けないし、着るものセンスあると思えない。じゃあ食物は?まあ、消去法でとっていくとそれかな。と食物科で栄養士の免許をとったようです。

餓鬼嫌いのはずなのに、3人の子供、上手く育てました。針仕事どこで好きになったのか、今アルバイトに紳士服量販店の寸法直しで働いています。肝腎の調理。やってるよ~。三人の子供、しっかり食べて成長したよ。

「空腹が一番の調理人」「どんなご馳走でも毎日はあきる」とのこと。